弾幕薄いぞ!何やってんの!?
俺達は急いで村の方に戻る。入り口まで近づいた時に野田が合図を出す。
一斉に放たれた矢に袋が着けられていた。中身はもちろん、小麦粉だ。
直後、一陣の風が俺達を通り過ぎて放物線を描いていた矢に向かっていった。
全部ではないが袋はズタズタに破れ、中身が出る。魔物たちは特に気にする事なくこちらに来ていた。
「今じゃ!皆の者ぉ〜。」
おじいはプルプル震えながら声をかけ、村の中から何発もの火の玉が飛び出した。
轟音と爆風が後ろから来た!何とか上手いこといけたがどうなんや?
俺は恐る恐る振り返る。魔物たちは全滅とまではいかないがある程度は爆発に巻き込まれていた。
「おじい!さっさとお尻キレイキレイすんで!」
村の中に入り、俺とおじいは他のメンバーと別れ、排泄介助をおじいにした。
「気合入ってもうたんか?おじい(笑)」
少し茶化すように言うと、おじいも照れながら
「昔の血が騒いでしもたわ。」
とプルプルしながらあっけらかんに笑った。
おじいを身綺麗にしている間、喧騒が続く。主に魔物たちの悲痛の叫びだろうか?断末魔が響いていた。
戦況も落ち着いてきたかと思ったら
「問題行動!」
と怒声と共に辺りに響き、残存していた魔物たちの行動がいきなり変わった。
問題行動 最近はチャレンジングビヘビアというらしい。(ルビは10文字以内のためングを除いた。)
その問題を起こす行動に目が行きがちだがどんな時に起こってどういった結果になったか行動の前後を考える事が必要。注目(関わって欲しい)、要求、回避(嫌なことをやりたくない)、感覚的(好きな感覚が得られない)、反射(反射的にしてしまう)等の機能に分けられる。注意する事が多いがすぐに止めることはない。こだわりやルーティンになってしまうと代替も中々難しい。




