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犯罪者でも支援とケアは必要。

 ドルガーは両手両足をベッドの柵にロープで拘束されたまま、迎えが来るまで村長の家の1室にいた。

 本来なら牢屋で過ごすはずなのだが牢屋がなかったため、急遽このような処置が取られた。あぁ、前世でも見たことある光景やわ。

 暴れる様子は見られなかったがお互いの安全・安心の為の処置である事を説明もした。

 無論、1人で介助をせず、2人体制で行う。避難民達の暴動をさせない為にも説明と家の周りの警備も行なっている。


「明日、生活ギルドの人と冒険者ギルドの人がお迎えに来るわ。」

 俺は手際良く排泄介助を行い、清拭をしながら話す。介助中、返事がなくても一方的に話をしていた。

「これは俺の個人的な考えやから間違ってても知らんけど。」

 俺は少しトーンを抑え、話をした。

「おっちゃん、勝手に人の期待を背負い過ぎてたんちゃう?プライドもあってか何でもかんでも独りで抱えてもうて両方の重さで疲れてもうたんやろ。背負うんは自分の経験と知識、抱えるんは温もりだけでええやん。まぁ、これから背負うんは罪やけど。自分の行いは引き摺らんとちゃんと背負いや。」

 ドルガーは毎回こちらを観察するかのように見ていたが

「……ここは良い村だな。介福士に理解がある。」

「そうなん?ってかようやく喋ってくれたな。……まぁ、介護福祉以外にも村の改善の手伝いとか色々やってるからやな。」

「そうか。……1つだけ聞きたい。小僧、転生者か?」

「せやで。転生者やったら何かあんの?」

 隠しててもしゃ〜ないし正直に答えた。

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