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人に頼るのってなかなか難しいよね
「アカン、もうヘトヘトやぁ。」
俺は息を切らしながらその場を離れ、フラフラと座り込む。体中、ヒリヒリするし。
ん?ふとさっきの事を思い出す。もちぷよに消化液をーー!!
「ケビーン!!急いで水魔法使える人呼んでぇっ!!」
俺は村人に水魔法で体についた消化液を洗い流してもらい、ユキさんにポーションで治療してもらった。
「そういや、回復魔法ってのはないのん?」
「あまり使える人がいないので基本はポーションや薬草を患部に貼ったり、ハーブの粉末を鼻から吸ったりですね。」
「まぢで!?」
ゲームとはちゃうねんなぁ。ゲームはその辺省略されてるししゃ〜ないか。ってかハーブの粉末鼻から吸うって大丈夫なんか?ってこっちの価値観で考えたらアカンな。
他の所もある程度損害は出たが終わった。死人が出なかっただけましか。
後で阿倍野に聞いてみたが阿倍野は緊急処置や簡易的な回復処置を知っていたからか軽度の傷を癒せる治癒を使えるようで念のためアセスメントで診断してもらいチルってもらった。
ドルガーはというと、観念したようで大人しくなっていた。
「おっちゃん、1人になっても独りになったらアカン。力は魅力的に見えるかもせ〜へんけど、無理して抱え込むくらいなら頼れる人や環境を作らなアカンわ。」
ドルガーは黙ったまま俯いていた。




