小話 天鬼の語り
こちらは天鬼視点の話です
我は天鬼!
比良坂嗣臣の重鎮なる下僕である!
そんな我が主から主の新しい奥方しゃまの菊理しゃまを守る、という任務を仰せ使ったのでじゅ!
主の命とあらばこの天鬼、命に代えてでも菊理しゃまをお守りいたしましゅ!
奥方しゃまの菊理しゃまはとてもお優しいお方なのでしゅ
天鬼を見つけると、天鬼の名を呼びモフモフスリスリスンスンちてくるのでしゅ
菊理しゃまがぎゅーちてくれると温かくて、天鬼はほかほかした気持ちになりましゅ
そして、そんな菊理しゃまを主が優ちい眼差しで見ているのがとても嬉ちいのでしゅ
寿美しゃまを失って、心が死んでしまっていた主が、いつの間にか心を取り戻したのは、きっと菊理しゃまのおかげなのでしゅ!
菊理しゃまは素晴らちいお方でしゅ!
でもどうやら主、菊理しゃまに思いを告げてない様子
あんなにしゅきなら言って差し上げれば良いのに、素直じゃないんでしゅから!
菊理しゃまを不安にさせるなんて許せないでしゅ!
だから天鬼は、主と菊理しゃまの為にひと肌脱ぐ事にちまちた!
主達の寝室に籠城して、主の思いを菊理しゃまに伝えてあげる作戦でしゅ!
作戦は大成功!…………だったのでしゅが
主の照れ隠しで天鬼は『影』に戻されてちまいまちた
むぅ。天鬼も菊理しゃまと寝たかったのに!
主めー!覚えてろー!
菊理しゃまのお膝は天鬼のものなんでしゅからね!




