クリスマス特別編!
どうも皆さんこんにちは!底辺ゆっくり系Youtuber兼小説家を目指しているきいろいたけと申します!
この度は「クリスマス特別編」の閲覧、ありがとうございます!
...え?何故この時期にクリスマスって?...それにはとある訳がありまして...。
この小説、この特別編含め第八章までが私が某精神病院に入院していた際(令和7年9月~令和8年1月)に書いたものなんですよ...。なのでやむを得ずこの時期にクリスマス特別編を投稿させていただきました。
本作は分かりずらい点があるかもしれませんがご了承ください!もし気になった点は感想などで書き込んでいただけると幸いです!
「そういえば今日はクリスマスですね!」
最初に口を開いたのは僧侶のサナさん。この世界にもクリスマスという文化が存在していることが分かり、俺はちょっとホッとした。この前、テングタケという謎のキノコに『この世界がオマエの脳内から具現化して創られた』と言われ、それを信じるとすれば...俺はリアルが充実していなかったため脳内から抹消していたと思っていたのだ。
先ほどのサナさんの言葉で、<炎の格闘家>のダンは思い出したかのように
「懐かしいな...サンタさんによくグローブをもらってたな」
と珍しく顔をゆるめてそう言った。え、ダンがサンタさんを信じてる...!?いやこの世界だから本当にいるのか...!?と思いつつ四人でヒルクの町を散策しているとダンは続けてこう言った。
「そういえばもうプレゼントもらってねぇな...。親父がいなくなってから」
「え?親父?」
と俺が思わず口にする
「なんでもねぇよ...」
ダンはどこかぶっきらぼうに言い、俺から目をそらした。
次に口を開いたのは<流水の弓師>、マサで、
「サンタさんはいますからね、親がサンタさんだと抜かしている友達もいましたけど」
と誠を言ったかのような口ぶりで言った。あれ?マサって案外天然?というかどう対応すればいいんだよこれ...?と俺は悩んでいた。するとサナさんが
「そういえば、ヒルクの町ではクリスマスツリーを飾る風習があって、旅人も欲しいものを付箋に書いてツリーに飾ってもいいらしいですよ!」
と話題を変えてくれた。
「おお、いいね!せっかくだし皆で飾りに行こうよ!」
と俺が提案すると、三人は承諾し、クリスマスツリーが飾られている広場へと足を運んだ。
「結構人がいますね」
と言ったのはマサだった。緊張しているのだろうか?
「まあまあ、これぐらいは大丈夫でしょ」
と俺はマサをなだめ、クリスマスツリーの方へ移動した。
(...何書こうかな)
と俺が悩んでいるとダンは既に欲しいものを書き終わっていた。ダンは
『炎の威力を強化できる手袋風の魔道具』
と書かれた付箋をツリーに飾りつつ、腕組みをし、言った。
「これがあれば勝てるぞ...!ライトにも、マサにも...!」
丸聞こえなんだが...と思いマサの方を見ると、
『内陸地域に海を』
と書いてある付箋をツリーに飾っていた。
「マサさんはなんでそう書いたんですか?」
気になったためマサに聞いてみた。するとマサは
「私はビディプドゥルという内陸地域の出身で、そして釣りが好きなのですが故郷では川釣りしかできなくてですね...。だからこう書きました」
...俺の仲間ってまともな人いないの?あ、サナさんがいた。そういえばサナさんはなんて書いたのだろうか?
「サナさんはなんて書いたの?」
とサナさんに聞いてみた。するとサナさんは
「新しい杖ですね...!できれば結構性能のいい...!」
と答えた。よかった、やっぱりまともだった。と感心しつつ、俺は自分の書こうとしている付箋に目を向けた。気が付くと筆が進んでおり、何かを書き、ツリーに飾った。すると町民たちはブッと吹き出し、三人は口をあんぐりと開け驚いていた。俺は自分の付箋を二度見した。そこには
『元の世界へ戻る力と彼女』
と書かれていることを確認し、赤面した。
「ちょっと...ライトさんヤバいですよ...」
「お前、先の方はわかるけど後ろの方はなんだよマジで」
「ライトさん...それはよろしくないかと」
とサナさん、ダン、マサの順で仲間から総ツッコミを喰らい、俺はその場に倒れてしまった。
「...おいライト!大丈夫カ!?」
数分ほど経っただろうか?三人の声とは違う人工音声がし、俺は起き上がる。
「メリークリスマス!テングタケサンタの参上ダケ!」
...と、まさかのキノコが参上し、俺は再度倒れそうになった。が、何とか持ちこたえた。
「なんですかこのキノコのモンスター...」
と初手ツッコミはマサで、仕方ないと思った。なぜならマサとダンはこいつに会ったことが多分ないからだ。しかしダンは
「お前、正体を隠してるだろ、本当の姿を出せ!」
となぜかテングタケの姿が仮の姿であることを見抜き、拳を振り下ろそうとした。しかしテングタケはそれを素早くよけ、こう言った。
「今日はキミたちにプレゼントを用意したダケ!」
とテングタケは箱を四つ出現させ、それぞれ四人に渡した。
「なんだこのキノコって思いましたけど、意外と気が利きますね」
とマサが言い、箱を開けると
「...何ですかこれ」
と謎の紙が入っていたようだ。テングタケが
「ビディプドゥルに海水でできた湖(?)を創ったからその請求書ダケよ!」
と言いつつニンマリ笑ったように感じた。
「...プレゼントってお金を払うものでしたっけ、というか本当に創ったんですか...?」
「うン!写真もあるヨ!」
とテングタケはマサに写真を見せる。
「嘘ですよねこんなこと!?できるはずがない!!」
と動揺するマサ。しかしテングタケは
「ま、いつかは払ってもらうか、正式にライトの仲間になれば見逃すダケよ」
と悪魔的な提案をした。すると
「あぁ!?マサはまだおためしだ!認めたわけじゃねぇ!」
と、ダンは認めないようだ。
「ダンくんには悪いけど、コレはマサくんの判断で決まるダケ」
「だったら仲間になるしかないじゃないですか...」
となぜかマサが正式(?)に仲間になった。すると
「...ケッ、勝手にしろ」
とダンは意外と早く認めた。しかしダンは
「だが、これでオレのプレゼントがしょぼかったら...お前を焼きキノコにしてやる」
と箱の梱包をぐしゃぐしゃに破り、中を見た。
「...すげぇ、マジで手袋が入ってる」
「ワレは約束は守るダケよ!」
どうやら、テングタケは焼きキノコにされることはなくなったようだ。するとダンは
「...さっきまでのご無礼をお許しください」
さっきまでの態度からはありえない言葉を使った。しかしテングタケは
「ま、それは気にしてないダケ!リベンジ頑張れダケ!」
と言い、サナさんの方へ向いた。
「え?...開けろってことですか?」
となぜか震えていた。テングタケはうなづき、ニヤニヤしているように感じた。
サナさんは恐る恐る箱を丁寧に開けると、銀の杖が入っていた。
「僧侶の力を強化できる杖ダケ!メリークリスマスダケ!」
とテングタケは言い、俺の方へ向いた。
「さあサイゴはライトへのプレゼントダケ!開けるダケ!」
「ついに...か」
(この調子だと本当に願いが叶うのかもしれない...!ありがとうテングタケ...!)
と思いつつ箱を開けると...!
「...は?」
「サスガに元の世界に帰ると物語が終わっちゃうからダメ、で彼女は...人体錬成ダルかったから『リリアちゃんにんぎょう』ダケ!」
????????と俺が固まっていると、
「ライトさん...まあどんまいです」
「ハハハハハ!おもしれぇ!!!」
「これはまあ気の毒に...」
と三人から情けの言葉をもらった。
「ふざけんなああああああああああああああああああああああああ!?」
と俺が叫んだ頃にはテングタケはどこかへ去って行っていた。
閲読ありがとうございました!本作はいかがだったでしょうか?
「ワクワクしたよ~」とか、「ここはどうなってんだ!?」という点がございましたら、感想等などで書き込んでいただけると幸いです!今後の活動にもつながりますので!ぜひお願いします!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次章をお楽しみに!




