第五話 初陣
最初と最後は、脚色しました。
古びた日記─この世界は竜に支配された。突然、空を割り現れた、黒い竜の大群は、人を嘲笑うかのように、街を人を焼き尽くしていった。
そんな中、一人の賢者が現れた。
彼女は、小柄ながら不思議な力で、竜を圧倒していった。これで人は救われる…
目録より抜粋─賢者■ベ■■・■■オ
5/■日 ■女■、■■■■世■■■■ため、■校■■■■■【以下、黒塗りにより解読不能】
◇◇◇
警報音が鳴り響く。
「お前ら! 持ち場につけ!」
三年生が指揮をとっている。
その人は、こちらに気づくと声を掛けてくれた。
「ん? お前見ない顔だな、新入りか?」
「あ、はい! 今日から第三部隊に所属するノア・ベルクです!」
「おお! レイン隊長のとこか! 説明はあらかた受けてるだろ? 第三部隊の管轄は三階だ。急いで向かえ!」
「はい!」
急いで来た道を戻る。三階へ行く階段に差し掛かると、踊り場の窓に竜がベッタリと張り付いているのをみつけた。
目が合った
今にも窓ガラスを割り、壊しそうな勢いで、のどをならし、火を吐こうとしていた。
(あ、やばっ……防護魔法!)
咄嗟に、防護魔法陣を描こうとした
「チッ……どけ!!!」
誰かが、ノアの肩を掴み、横へ突き飛ばした。
「ここは私の管轄だ! 邪魔するな!」
彼女は、振り返ることすらなく、縁筆を振るう。
素早く描かれた簡略魔法陣が、窓一面へ展開された。
その時、竜が炎を吐き出した
轟音とともに、炎が窓へと叩きつけられる。
辺りが熱気に包まれ、肌が焼けるように熱い。窓ガラスは、ギィギィと悲鳴を上げるように軋み、今にも砕け散りそうだった。
魔法陣を描くのが一歩でも遅かったら、ここは火の海だっただろう。
「新入りだろお前! 早く自分の仕事をしにいけ!」
「は、はい!」
そう言われ、ノアが走り出した時、下の階から悲鳴と、窓が割れる音がした。
「チッ……やられた…」
ノアは振り向きそうになる
「振り向くな! お前は早く持ち場につけ!」
そう言われノアは、唇を噛み走り出す。
(そうだ、僕は僕のやるべきことを…)
三階へ駆け上がる。
そこにはすでに、第三部隊の隊員たちが、戦闘態勢を整えていた。
「おお! ノア!やっと来たな!」
一人の隊員が声をかけてきた。エリオだった。
「エリオ!? お前、防衛隊だったのか!?」
その言葉にエリオは、少し困ったような笑みを見せた。
「いやぁ、ほら俺の親父、連合防竜部隊に入ってんだろ?だから『逃げんな』って半ば強引に、入隊させられたんだよ」
そうだ、エリオのお父さんは、連合部隊に入ってて街の方を守ってる。
「はぁ…本当、困ったもんだぜ、ノアは、家族のために覚悟決めてるってのによ…俺は、お前みたく覚悟決めて来たわけじゃねぇ…」
「……どんな理由であれエリオは今ここに立ってる。それだけで十分すごいよ。誇っていいと思うけど」
エリオは少し照れくさそうに笑った
「ヘヘ、ありがとな!」
その時、内臓がフワリと浮かぶような感覚に襲われた。視界がブレる。
遠くから、誰かの切羽詰まった声が聞こえた。
「おい! いつもより数が多いぞ!」
「耐えられるのか…これ?」
「まだか!? 天晴光砲の準備は!!!」
空が黒に染まっている…
(いつもより数が多い…僕は、初陣で…大丈夫かな……)
無意識のうちに、身体が震える。恐怖を誤魔化すように乾いた笑みが溢れた。
「おい! エリオ!早く持ち場につけ!」
いつの間にか、近くにいたレイン隊長の声で、我に返ることができた。
「おわっ! レイン隊長!了解です! じゃあ、ノアも頑張れよ!」
エリオは、慣れたように走り去っていく。
ノアは、一言返そうと思ったのに、なんの言葉も出てこなかった。
「……ノア」
「は、はい!」
「お前は、今回が初陣だ、それにまだちゃんとした訓練も受けてない。今回は、他の隊員のサポートをしてもらう。」
「はい!」
「こっちだ。」
「はい!」
レイン隊長に連れられ、ある一人の少女の後ろに着いた。
「今回、お前はコイツのサポート役として動いてもらう。」
「は、はい!」
レイン隊長の前に立っている少女を見て呆気にとられる。
その子は朝すれ違った、あの縦ロールの少女だった。
うわあああああ!文章むずいよ大変だよ!脚色もしちゃったし最後まで書かなきゃいけないよ
自分の首を自分で絞めてくスタイルやめてほしいな!




