第四話 再会
すみません、途中で力尽きました。
まだ竜防衛始まってないです涙
ノアは、リアムと談笑しながら、教室へ向かった…
リアムとの会話が、思った以上に弾み、自分がリアムより後輩だという事は、完全に頭から抜けていた。
─ガラッ─
「でさぁ!『俺コーラ一気飲み習得すれば片手で竜殺せるようになるって聞いたことある』とか言い出してさ!」
「あはは!レオらしいなww」
「しかもニリットル一気飲みして、鼻から盛大に吹出したんだよ!」
「ぶっ……ははははは!」
そんな他愛のない話をしながら教室へ入った…
僕らが入る前までは、賑やかだった教室が、水を打ったように静まり返った。
全員の視線が、僕へ向く。
(やばっ……)
鼓動の音が、嫌にはっきり聞こえる。
(完全に忘れてた…僕、途中入学だからリアム達の後輩なんだった…)
焦っている僕とは対照的に、リアムは大笑いしてた。
「ぶっふ………くくっ……………あははははは!そういやノアくんはいちねんちぇいでちたね〜♪」
「……おい!リアム!?」
「悪い悪い、ノアと、久しぶりに話せて楽しくて、ついな。はは!」
「それに、お前に会いたいやつも、結構いるんだz」
「「「ノアァァァ!!?」」」
リアムの声を遮るように、三人の男女がこちらに駆け寄ってきた。
(……え?)
見覚えのある顔だった。
「エリオ!リリア!アイリス!」
皆、昔から仲良くしてくれる友人達だ、中でもリリアは、幼馴染の一人でもある。
はじめに喋りだしたのはエリオだった。
「ノア!お前生きてたんだな!音沙汰無いから死んだのかと思ってたぜ!」
そんなエリオにアイリスがツッコミを入れていた。
「はぁ?ちょっとエリオ!再開してすぐはそれはないでしょ!?バカなの!?」
二人とも、相変わらず仲がいい。
「はは、ごめん連絡取る時間なくてさ」
「気にすんなよ!お前が家族のために頑張ってんの知ってんだ」
「ヘヘ、ありがとう」
「ノア…無理しちゃダメ…」
リリアが声を絞り出して、心配してくれた。
「うん、心配してくれてありがとう」
「……お前らぁ…付き合っちゃえよ〜」
リアムが野次を飛ばしてきた。
昔からコイツは人の恋路にちょっかいをかける癖がある。
「そう言うの、余計なお世話っていうんだぜ」
それに、僕らは知っている、リリアが昔から思いを寄せている相手を。
リリアは結構アピールしてるはずなのだが、当の本人は全く気がつく気配がない…
「鈍感だなぁ…」
アイリスがボソッと呟いた。
「…ヘ?なんか言ったか?」
(はは、こりゃダメだな…)
僕は、ふと強い視線を感じた…
教室の一番奥。窓際の席に座る銀髪の男。驚いた顔でこちらを見ている。
「あっ、ルーク──」
「………おい。」
後ろから聞き覚えのある声がした。目の前にいる三人は、顔を恐怖の色で染め上げている。きっと横にいるリアムも、同じような顔をしているだろう。
そして僕も…
リアムは恐る恐る振り向きながらその人物に挨拶をする。
「げっ…レ、レイン先生!?早いっすね!おはようございます!!!」
「…おはよう。」
「おお、返してくれんだ…」
「ノア。お前の教室はここではないだろ。」
「はい…」
「教室が分からないなら、職員室に行け。新入生だといえば案内してくれるだろ。」
「レイン隊長…先生だったんですね。」
「…兼任だ………早く行け!」
「は、はい!失礼しました!」
僕は、リアムたちの教室をあとにした。
◇
(うーん…職員室どこだ…?)
職員室が学年ごとにあるのは知っている、だが…
この学園は広すぎる…
「職員室どこだ…」
いっそ誰かに聞いてしまおう。
そう思い、一人でスマホをいじっていた生徒に話しかける。制服の色的に三年生だろう。
「あの、すみません!」
─ビー!ビー!ビー!─
話しかけようとしたその時警報が鳴り響いた。
同時に、空に黒い点がいくつも現れ、鼓膜が破れるかと思うほどの大きく濁ったような咆哮が空を駆ける。
『竜、接近中!一般生徒は、直ちにシェルターへ!』
竜が、来た…
思わず足がすくんでしまう。
(覚悟は決めたはずなんだけどな…)
そんな僕とは違い、周りの生徒たちは落ち着いていた。
「避難開始!」
「防衛隊以外はシェルターへ!」
教員たちの指示に従い、校舎内のシェルターへ向かっていった。
(慣れてるんだな、みんな…)
この学園には、竜が襲撃してきたときのための、防衛機構が備わっている。
学園全体を守る防護結界、そして、竜を撃破するための─天晴光砲─近くで見るのは初めてだ。
いつも遠くから見ていた、緑色の光の線。空に穴を空けてしまうのではないか、と思うほどに眩い一閃。まさに奥義。
その光が竜を滅するまでの時間稼ぎ、それが僕ら防衛隊の仕事だ。
文章を書くのがとても苦手…世の中の作家たち、すごい…




