人質
「梨奈!おい、大丈夫か!」
なんと召喚されたのは梨奈であった。梨奈はグッタリと横たわったまま、動かない。胸が上げ下げしているところから呼吸はしている。どうやら気絶しているようだ。しかしなぜ梨奈がこんなところに?そう思った瞬間、梨奈が光の籠のようなものに閉じ込められた。
「これはどういうことですか?」
女性は不敵に笑っていた。
「そうですねぇ。あなたがすぐに手伝うと言ってくれたらここまでのことはしませんでしたが……。いわゆるこの娘は人質ですね。」
これがこの女の本性か。俺はキッと彼女を睨みながら、
「そこまでして俺に手伝って欲しいことってなんですか。」
「とういうことは手伝ってくれるんですね?」
「そもそも俺に選択権なんてないでしょう?」
「まぁそれはいいとして、まず自己紹介から始めましょうか。私はミシュル:アンジェリア王国第一王女のミシュル:アンジェリアです。」
「俺は三田優。年齢は15歳。彼女はいません。で、助けて欲しいことってなんですか?」
とっとと終わらして帰りたい。
「彼女の話に関してはどうでもいいですが、ちょっと今ですね、隣の国といざこざがあって、イライラしているので滅ぼしてきて欲しいな〜的なことです。」
今なんて言ったこの人。国滅ぼしてこいって言ったよ。さすがに人を殺すとかしたくないんだけどなぁ。しょうがないか。人質も取られてるし。
「はぁ。わかりましたが、俺、戦闘の経験とかないですよ?」
「そうだろうとは思っていました。なので、二ヶ月の間うちの騎士達と特訓を受けてもらいたいと思います。」
お読みいただきありがとうございます。
初心者ですので小説力は低いので、感想でアドバイスをもらえると嬉しいです。




