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目が覚めて辺りを見渡しても見えるものは白ばっかだった。


「は?ここどこだよ」


俺は確かに死んだ筈。


ってことは天国ってヤツ?



俺がキョロキョロしてると声がした。



「やぁやぁ」


「誰だ、お前」


だって以下にも天使ですって服装だし、金髪だし、イケメンだし…



「言葉使い悪いなぁ…。

あ、僕はサク。一応神やってるよぉ」


天使だと思ったら神様でしたか。


「で、ここどこだよ?」


「ここ?ここは天国かなぁ?」


地味に語尾が伸びててウザい

よしウザ神って呼んでやる。


ってかまぁ、当然か。

トラックに当たったんだもんな。



「さて、どうしようかねぇ…」


「何が?」


「いやぁ。実はさぁ…

俺の管理してる世界の一つ、リガールっていう世界がさ、勝手に勇者召喚しちゃってさぁ。


どうも魔王を倒したいらしいんだよ。

だけど僕は魔王を倒して欲しくないんだよねぇ。

でも僕が手を出したらいけないしぃ…


そこで誰かを転成させればいいと思ったんだけど…


あ、この場合リガールに転成させようと思ってるの君だからねぇ?星野ナツくん?


で、まぁそこで予想外な事が起きちゃった訳なんだよぉ…」


「はぁ?」


よく分からない。


まず別の世界?勇者召喚?

魔王?転成?ってか何で俺の名前知ってんだ?


RPGみたいなことが実際にあんのか?



「ん?予想外?何が予想外だったんだ?」


「うん。実は君がトラックに引かれてからぁ10分もたたないうちに狩野憂一くんが自殺しちゃってぇ」



最後に てへぺろ☆ がつくんじゃないかと思うくらい軽く言われた。



「は?ゆーちが⁈まじ⁈」


「まじまじぃー」


「で⁈ゆーちは今どこにいんの⁈」


「ちょっ…肩はずれる!!!今呼ぶよ!!!」



そう言うといきなりポンッという音とともに愛しい人が目の前に現れた。


「ナツっ!!!!」


「ゆーち!!」


ゆーちは呼ぶと同時に抱きついてきた。



「心配掛けやがって!」


「うん。ごめん」


「無事か?怪我ないか?」


「大丈夫だよ。ってか死んだんだし。」


「まあ、そうだな」


再会を喜んでたらまたアイツが…


「ちょっとごめんねぇ〜。感動の再会のところ悪いんだけどぉ…

話聞いてもらっていいかなぁ?」


あのウザ神(ナツ命名)が話かけてきた。



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