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「実はさぁ。ぶっちゃけ転成させるのは一人だけでいい訳で僕はナツくんがいればいい訳なんだけどぉ…」


「「それはヤダ」」


二人同時に断る。

俺とゆーちは一緒じゃないと。

離れるなんてありえない。


「ゆーちと一緒じゃなきゃ転成しない」


「だよねぇ〜。そーゆーと思って代わりに何かに転成できないか探したんだけどぉ〜。

憂一くん、君ぃ〜




狼になってみない?」





「「…は?」」



「狼になりませんかぁ?」



「いや、聞こえなかった訳じゃなくて…」


「なんで狼なんだ?」


俺が思ってた事をゆーちが代わりに言ってくれた。


「いやぁ…。転成できるの探したんだけど、ウサギとか猫とか可愛らしいのしかいなくてさぁ〜。

正直、君に可愛い動物に転成は無理でしょ〜」



さらっとひどい事、言わなかったか?こいつ。


ゆーち侮辱しなかったか?


「…人間がいいんだが」


「あ!人間は無理!人間の転成は今回出来ないみたいだからぁ」



意味が分からん。


「でぇ。俺なりにかっこいいの決めたんだけど…どう〜?今ならオプション付けるよぉ〜」



オプションってなんだ?気になる。


ゆーちはすっごく嫌そうな顔してる。


「ゆーち!いーじゃん!狼!きっとかっこいいよ」


しかし、俺は動物が結構好きでな。しかも狼ときた。一回でもモフモフしたい。


「…ナツがそういうなら…」


「じゃあ、ナツ君には僕と同じような力を。

憂一君にも同じ力をあげる。


じゃあ、はい。

おでこ出してぇ〜二人とも!」


何が何だか分からないままおでこを出した。


「そりゃ!!!」



べしっ



デコピンされた。

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