入学卒業シーズンIN異世界
だんだんタイトル考えるのがしんどくなりつつ
あるので事前にタイトルは決めておかないと
駄目だな、と言うのをめっちゃ実感しました。
洒落たタイトルをもっと考えたいものです。
2023年01月、一部書き間違えがあったので
修正しました。
アメジストの月が過ぎてアクアマリンの月に入ると、もうすぐ新入生が入学する。その前に5年生が卒業の時を迎える。フィーリルトン学園では入学と卒業の時期などは日本と同じでティシュヴァンフォーレで言う所の3月に卒業し、4月に入学を迎えるようになっているみたいだね。そして、疑問に思ったかもしれないので言っておくとフィーリルトン学園では8歳で入学して初等部には5年間通い、その後は大体日本の中等学校や高等学校と同じ年数分通う事になっている。なので初等部は5年生が日本で言う所の6年生にあたる訳だ。私はもう今年のディアモンドの月になれば3年生になるので初等部では折り返しになるんじゃないかな。折り返しだからじゃないけど、今年は何か良い事がありそうな気が先月からしているので秋辺りを楽しみにしていよう。
そして、来るアクアマリンの月初旬、今年も5年生の卒業式の日がやって来た。初等部と中等部は学舎も違うし距離もあるので先輩達とは暫く会えなくなるだろうから、仲良くしていた人達にとっては結構寂しくなる事だろう。一つ上の学年である今年新たに4年生になるお姉様方と、新5年生のお姉様方は卒業する先輩に好きな人でもいたのか、泣いている人も見受けられた。まあ、そう言う人もいるのは仕方がないだろうな、確か卒業生にはあのスーパー天才美少年のテオドール先輩がいるのだしファンだと言うお姉様方はたくさんいるだろう事は想像に難くない。
卒業式が始まって在校生代表からの挨拶やコンラード理事長からのありがたいお言葉なんかもあり、その後に控えていたのがテオドール先輩による卒業生代表の挨拶がトリを務める事になっているようだ。何と言うか、やはり卒業生代表だし、一番目立つだろうし皆楽しみにしていただろうから、順番が最後で良かったのかもしれない。私?残念ながら在校生代表の挨拶は4年生の成績トップである人がする事になっているから出番はない。入学式で新入生代表の挨拶をした時、かなり緊張したので出来ればやりたくなかったから安堵はしたけど、今の2年生の学年成績トップって私なんだよね…。来月から3年生だからまだ判らないけど、普通に学業を頑張っているだけで学年成績トップになるなんて思わないからね、普通は。テオドール先輩の卒業生代表としての挨拶はかなり聞き取りやすく、内容も判りやすいし笑顔であんなに堂々とたくさん人がいる前で噛まずに話せるだなんて、やはりテオドール先輩は凄い人だ。あれはお姉様方が騒ぐうんぬん以前にリスペクトすべき人であるのは確かなので、私も見習って頑張りたいものである。かくして卒業式は大きなハプニングなども特に起こる事なく無事に終了したのだった。ハプニングが起こって欲しい訳ではないし、フリでもないから本当に何事もなく終わって良かった。
アクアマリンの月はまだ春に入り始めたばかりで、来月のディアモンドの月に入れば春は本番と言う感覚だ。まあ、日本とかでも3月だとまだ寒い時も割とあるから判らなくはないけどね。今年のアクアマリンの月は卒業式を除いて思いの外早く過ぎて行った気もする。ディアモンドの月は入学式とキルシュブリューテの花を愛でる月でもあるのだが、今年はいよいよ私も3年生になるので先輩として頼られたりするかもしれないし、よりしっかりしないといけないな…と思いながら今年のお花見もメンバーは去年と同じだった事にちょっと考え方を改めるべきかとも同時に思った。カトリーナ様とオルテンシア様の二人と一緒にお茶とお茶菓子を楽しめるのは良いのだが、少しはメンバーが増えても良いかと思った訳だ。ジュスティーノやルシウスを呼んだり…は難しいだろうか?…そう思ってヘラルダとソーニャに聞いてみたら、どうにもお茶会と言うのは一部淑女の嗜みみたいなものなので殿方は身内ならば…と言う話だった。ジュスティーノならば従兄弟なので身内と言えなくもないが、ルシウスだけ呼ばないのも悪いので結果的には来年も多分同じメンバーになりそうだ。やはりもう少し同性の友人を増やすべきなんだろうけど、仲良しグループとかが既に出来ている場所に誰か入ると言うのは敷居が高いので友人が増えるのはまだ先になりそうだ、と私は少し肩を落とし、春先の暖かい時期にそろそろ満開が終わりそうなよく晴れた日の何でもない日の話。その何でもない日が続く事が一番嬉しいのだが、思い出に残る出来事なんかはあると、それはそれで良いかもとは思う。キルシュブリューテの花が満開の時季が終わり、散り始めたらアメジストの月はもう直ぐそこだ。
テオドール先輩は
主人公が入学式を迎えた時と、昨年の
先輩が後輩に魔法について
教えてくれると言う話で
名前が挙がった人です。
いずれ直接主人公と絡ませて
あげたいですが、まだまだ先に
なりそうです。




