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第二十三話 不安を克服する戦い

「さあ! 続いての対戦はレナード選手対トッド選手です!!」


 両者、ステージへ上り剣を構えた。


「大丈夫かな?」

「心配か?」


 レイラは静かにうなずいた。長い間一緒に冒険者をしている仲間として不安が起こるには理由があるという。


「では! 試合開始です!!」


 司会者と共に観客の熱狂はより巻き起こり戦いが始まった。


 両者、剣を抜き試合の合図とともに走り出した。しかし、レナードは相手からくる攻撃を受け流しては自分から反撃をしたりとはしない様子だった。


「やっぱり……どうしてもうまく戦いに集中できないんだ」


 レナードは知識はあるもののそれがうまく戦いに応戦できなく不安が出てしまい怪我をしないで帰ってくるということが珍しいほどだという。


「……それでも、あいつはできるやつだと知っている。だって、あいつは……」


 押され続けステージの端まで追い詰められており誰もが終わりだと思った。だが、レナードはトッドが剣を振り下ろす瞬間、一瞬の隙をついて背後を取りそのまま蹴り飛ばし相手をステージ外へと落とした。


「おぉぉ!! 最後の最後で逆転だぁ!!」


 会場が熱気へと巻き上がった。誰もがトッドが勝ったと確信していたが最後にレナードが逆転をしたことによって盛り上がりがさらに上がった。



「お疲れ様です、レナード。見直しました。はい、たこ焼きです」

「ありがとう、それじゃあいただきます。……大きなタコだな。何のタコ?」

「……」


 観客席に戻ってきたレナードに食べ物をプレゼントということでたこ焼きをプレゼントし食べてもらうとレナードは喜んいたがタコの大きさに違和感を覚えたのかタコについて聞いてきたのだがシンは下を向き黙りこんだ。そんな状況に目を大きく開きオドオドしてしまった。

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