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第十八話 ダンジョン攻略成功への報告

「帰ってくるのは遅かったのにダンジョン攻略はそんな時間はかかっていないんだな」


 ダンジョンを攻略し出てからはダンジョンの近くにある温泉で有名な村に滞在していたのでドラゴン討伐ではすぐに帰ってきたのに対しダンジョンはさすがにすぐには帰ってこないと思っていたようで突っ込みが入ってしまった。ちなみにシンは温泉に入るのに一仕事したのは別のお話。


 シンとパーティー「デリカウス」のメンバーたちはギルドマスター室にいるのである。シンがいるのは当たり前なのだがデリカウスのメンバーがいるの理由があるのだ。


「で、シンよ。もう一度聞くぞ? いいな? このサイクロプスはどうやって倒した?」

「目を槍で貫いた。ただそれだけだ」


 本当のことを言っているのだがそれはあまりにもおかしいとシェリアは疑いの目を向けるのである。サイクロプスでも鎧を着ておりそれでもなお早いということでそんな状況で倒すとなるとどうやって倒したのかを聞かれておりそのままのことを言っているのだがシンは単刀直入に結果だけを伝えており話にならないため、シンがダンジョン内で出会い行動を共にしたデリカウスのメンバーたちもその話をしているのだ。


「あの時は見ているだけで精一杯だったんですけど、あれは身体強化以上の力を出していることしかわかりませんし、彼は自分たちが思っている以上の人としかいいようが……」


 シェリアは何かを考えこんでいるがそれは今ではなとぼそりとつぶやきダンジョン攻略の報酬を渡すことにした。


「それじゃあこれがダンジョン攻略の報酬である金貨と……ランクの昇進だ」


 そういいシンの前に山積みの金貨とギルドランクの欄にCランクからBランクと書き換えられているギルドプレートを渡した。そのあとシンはダンジョン攻略の依頼を手伝ってもらったお礼ということで自身の報酬金の半分をデリカウスに渡した。そんな量はもらえないと断っていたが金貨を収納から取り出した袋に詰めレナードに押し付けては返してはのやり取りをし結局はレナードは根を上げしぶしぶの受け取りそのやり取りを見ていた他の人たちは苦笑いをしていた。

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