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残酷な解決

 諭吉帝君がほしい。(純粋な欲望)

 「始めるのかい?」

 後ろから声がした。邪神Sこと、スキュラだ。


 「何でここにいる」

 「これは俗に言うホログラムというヤツだ」

 「…」

 「興味なさそうだね」

 「興味が無いんじゃない。呆れてるんだ」

 「ふ〜ん」

 今更何の用だろうか。呑気にネトゲでもしてれば良いものを。


 「どういう解決法を導き出したのか…」

 「お前はそれを見てるのが好きなんだろ?」

 「ハハッ。その通りだよ。ボクの好みを憶えていてくれて嬉しいよ」

 「そうかい。それでギャラリーを希望か?」

 「そうとも」

 「ま、いいけどさ」

 本当に自由なヤツだ。どこぞの邪神と会わせてやりたい。存在してれば。 


 「君はいろんな所に行ってたね」

 「世界は広い。言うて沢山ではない」

 「そういう話じゃないのだよ。キミが行なった行動は…。いや、いい。ボクらしくない」

 聞きたい事があったのだろうが、呑み込んだようだ。コイツはそういう奴だ。誰がどのような結果を残したのか、過程諸共楽しむタイプだ。そして、そこから誰が何をどう思ってこうしたという推察をする変態だ。


 神柱の前に来て、ふと確認したいことができた。

 「最後に聞きたい」

 「なんだい?」

 「俺がどんな手法を使って崩壊を防いでも、今は崩壊が防がれたっていう結果があればいいんだよな」

 「ああ。()()()()()()()崩壊が防げれば何だっていい」

 「その言葉を聞いてホッとした」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 別所にて。


 「!どうなってるんだ!」

 「ラフィーちゃんの様子もおかしいし、って何?アレ」

 「クッ、絶対安全圏!」

 地獄絵図だった。町の人達が人ならざる者に変わっていき、どこからか現れた機械兵が建物もろとも踏み潰し、町が即座に瓦礫と死体の山と化す。

 「何が、起こってるんだ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 はたまた別所。


 「この世界の主導権が、奪われていく」

 この世界の主導権が奪われていく中、神が目にしたものは、文明が、世界が崩壊していく様子だった。

 やっと終わった。

 というかもう8月やん。夏休みがもっとほしい。

 あ?宿題?クーリングオフ出来ないかな。

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