虫生は狩りゲー
俺の虫生において全く欠けていたもの。それは痛みだ。言っておくがマゾヒストではない。
何処ぞの腸狩りが、痛みは生きている感じがする的なことを言っていた。今、抱いている感情が全くそれだ。思えば、全くもって痛みらしい痛みは感じて来なかった。強いて言うなら、生まれたての生殺与奪をかけた兄弟喧嘩ぐらいだ。
これは死を覚悟する。だがそう簡単に首は渡さない。この人生ならぬ虫生は狩りゲー。命という報酬金が消えたら即アウト。
そうか。だから楽しいのか。自分以上の相手と戦い、敵の弱点を見い出し、そこを突く。自分の命をかけ、生きる為に相手の命を狩り取る。
龍の平均的な弱点を検索し、そこを狙う。
壁走り等を活用し、弱点と思しき場所を攻撃する。全て外れたイレギュラーかも知れない。正直、ダメージは入っているか分からない。だから攻撃を見切り、反撃を繰り出す。
全てとはいかないが、見切れるようになり、ウル○ァリンクローとも言うべき鉤爪を展開し、ワン・ツー。傷口と弱点(仮)めがけてワン・ツー。弱点はともかく、傷口をつんつくされたら流石に痛い。
どれが一番効くかも検証している。火炎爪・焔にしてみたり雷爪・IKAZUTIにしてみたり流爪・アクアにしてみたり凍爪・零にしてみたりと思考錯誤している。それで一番反応が見れたのが凍爪・零。あからさまに避ける動作してたし。
一応、手足が正式に生えたので複雑な物も扱えるようにな色々と想定して色々と作ってみたのだが、コイツ相手だと気が引ける。ましてや、この世界ではオーパーツ。ん?オーパーツ?
ピイイイイインとかペシィとかビリビリとかそんな擬音が頭の中で流れる。うん。できるかもしれん。
凍爪・零を雷爪・IKAZUTIに変え、帯電させる。これで鱗を貫通出来ればいいのだが。それであるものを設置する。弾だ。ならばそこから導き出される答えは簡単。レールガンだ。
弾を弾き出す。しかもゼロ距離で。電磁波による加速させたてホヤホヤの弾が龍の鱗を貫通する。
右手で凍爪・零。左手でレールガン。そして対策を立てられる前にクロックアップ。だがそこで想定外の事が起こった。なんと龍が追いついて来ていた。奴もクロックアップを習得していたのか、ただ単に舐められていたのか。増幅でさらに加速するが追いついてくる。
マガイマガトを15分で狩れとか鬼畜過ぎ。(モンハンライズ体験版第二弾プレイ談)
あの日は実にカロリーの高い一日だった。




