それぞれの動き
あれから数年経った。
俺は一通りの戦い方を学んだ。あと技能も。ジャベリンは、うん。戦闘特化の槍使いになった。俺は俺で氷魔法を極めた。本来は火の方に適性があるのだが。
俺たちは今、とある店に向っている。王様非公認の店だが、そこの店長が色々破天荒らしい。
「あ〜らいらっしゃ〜い」
店長さんが出て来た。そしてとんでもなく別嬪さんだ。
俺達が向かったのはとあるアトリエ。決して絵を描くところではない。
「お〜いラフィー。例のお客さ〜ん」
そして本題は、ラフィーという子をパーティーに取り入れる事。
ラフィーか。ウサミミの白髪ツインテ少女を浮かべけてしまうのは病気だからだろうか。そんな事考えてたらバタバタと音がしてきた。
「ん、性能良好。いこ」
何かラフィーの決まり文句を聞いた気がする。
改めて、白髪赤目の着崩した容姿だ。そしていつの間にか取得していた賢者にかけて見たが、ソロモンの戦神とかいう、ますます色んな意味で危ないスキルを持っていた。あとメインは鎌らしい。
あのあと、改めて賢者にかけてみると、本名の上にルビが振ってあった。そこには綾波柚子と表記されていた。転生者だった訳だ。いよいよ各方面で危ない気がする。アズ○ンとか○これとか。さらに気が付いた事がある。それは、うちのクラスには艦の名前が多用されている事だ。主に女子に。そういや、ジャベリンっていうイギリスにそういう駆逐艦がいたな。そして何処ぞのオシャレ大好き艦は槍がメイン武器だったし。何となく次はZ23枠で入って来そうな予感がする。マジで各方面で怒られそうだが知らない。アビス○ホライズンとか蒼○の誓いとか辺りから何と言われようと黙秘を行使しよう。うん知らない。
何だかんだで今12歳。義務教育の3分の2が終わった頃だが、ラフィーは姉ちゃんズから貰った手書きのノートを度々読み、ジャベリンは槍術を極め、俺は、色んな戦い方を学んでいた。
この旅はラフィーのおかげで成り立ってると言っても過言ではない。
そもそも引き篭もっていた理由を父が汲み取り、フットワークの軽い事に定評のあるラフィーの母が一緒に頭を痛め、この旅を立案したのだ。何の旅かは、とある蟷螂を探す為だ。だがこういう旅にトラブルが起こるのは必然。
個人的に最も逢いたくない奴と出会った。
最近、自分の推しが大体人外な事に気が付いた。アラクネだったり艦船だったりその他色々。




