ピンチと呼べるピンチ 繭起動
目の前にヤベーイ奴が居ます。
防振り魔王はただ単に防御にひたすら振って持久戦。勇者は心の隙間に漬け込んで鬱憤晴らしで一部の界隈が騒ぎ出しそうな展開にしてやったけど、今回はベクトルが違う。なんたってあの竜のOriginals Mother(疑)が居ますから。
鑑定したけども、よっ。流石龍。何処ぞの魔王や勇者より強い。スキルの品揃えも断然違う。年の功かな?地龍ガイアと言うらしい。誰だこんな名前つけた奴。こっちにもカードが無い訳ではない。だが試作段階。やっぱり惜しいので一通り観察兼実験でクロックアップ。おや?大人しい。てかマジで過剰に反応してしまった。コッチが恥ずかしい。
小竜(娘)が出て来た。ガイアがブチ切れた。小竜が叩き飛ばされた。そこへ容赦なくブレス。更に無慈悲にもドラゴンテール。切れていっすか。娘の報復がてら切れていっすか。実験台にしちゃうよ?君の事は解析済みだし。
繭に乗り込み、親の怒りタックルをかます。大きさはガイアと同じぐらい。材料はそこいらの土を火耐性の金属が大半。それに鋭等身も付けてある。あの金ピカクモキリとは違うのだよ。おまけに操り人形のおかげでだいぶ楽だ。だが作りが甘い。だが効いてはいる。しかしブレスを喰らえば一発だ。あと範囲攻撃。
ブレスはまだ避けようがある。ただし範囲攻撃。オメーはダメだ。この図体でどうやって避けろ言うねん。何なら空中に逃げればいい。俺だって元は人間。そこいらの食欲と性欲の塊とは思考回路が違う。コイツの弱点は理解してる。軽量化と攻撃力上昇、防御力上昇を取得し、付与してある。要はジャンプも出来るし、ジャンプによる負荷もいくらか軽減することが出来る。癪に触るが神様様々だ。
『とか言う割には使いこなしているじゃないか』
黙れ神!ハッ。
龍鱗は魔法を通さない。ならば物理だ。
だいぶ興奮して解説しているようだが時を戻そう。現在切れている。ブチギレている。焔の氷を纏わせるぐらいに。だから糸撒き散らして逝く金ピカクモキリとは違う。
ガイアの弱点は尻尾と頭。というか角。あと氷。物理で攻撃しつつアイシクルショットで角と尻尾を狙い撃ち。龍鱗があるから魔法は効かない?思い出してほしい。何だかんだ一回しか表示していないあの画面を。
よし尻尾切断。しかも根元。これは痛い。ガイアの体力は半分を切っている。そして出血のデバフが。後は角。貴方の角に狙い撃ち。だが、対象はサイズはあれど動き回る。そしてそろそろか。ガイアのステータスに毒状態のデバフが載っかる。




