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AAM★なごやかなる見栄の商人欲


 アンコ星。


 ここは和やかとは異なり賑やかに驕り高ぶる【なごやか】なる者達の星。


 見栄っ張りでサービス精神旺盛な性格から、商いにおいても利益度返しなサービスを売りに客の心を掴む事に重きを置いている。


 殊更それが表立つのが、この星の慣わしでもある目覚めの朝に身体を満たすジェルドレンにセットを注文する風習。


 市販のジェルドレン一杯の値段は六十NO(マネー単位)だが、店で飲めば凡そ百から二百NO程が主流。



 アンコ星人は朝食に喫茶へ向かうと、三百NO程の【覚醒(かくせい)セット】を注文するのが一般的だ。


 セットに出されるメニューは個々の店の個性と共に、サービス精神旺盛な盛り沢山の料理が積まれる。


 共通して必ず出されるのが【なごやかパネム】

 小麦種から作られる地球のパンと等しいパネムなる物に、ファーバという豆類を煮込み甘い調味料と練った物を添えた物。


 そこに何かの卵や野菜やから始まりサービス精神がエスカレートした結果に、とても朝食とは思えぬ程の量を有するセットが出される店も在る事から、他星でも有名になっている。


 アンコ星の食文化は独自性が強く他にも有名な物が幾つもあり【なごやかグルメ】と称される。


 代表的な物に、ファーバという豆類の加工食品。

・塩気に練って発酵させ茶色なのに赤や白の種類があって解かしてスープにしたり何かに塗って食べたりと利用方も様々な酵母食品

・先にも述べた煮込んで甘い調味料と練った黒くて甘いおやつにしたり何かに塗って食べる糖練物

 その二種類を、このアンコ星の名産品【なごやか】という。


 動物の肉をパネムで包み揚げた【(かつ)】なる物に、酵母食品なごやかを他のスパイスと混ぜたソースをかけた【なごやか渇】

 更にその【なごやか渇】をパネムで挟んだ【なごやか渇サンド】等々。



 殊更この星の見栄っ張りな派手さ加減を現すようなド派手建築の【なごやかキャストゥルム】という城の上層五階分の水槽では【双頭の海獣・ホコハタ】が飼われている。


 二つの頭は獅子舞のようで胴部は竜のようなそれは、遠くからでも暴れ泳いでいるのが良く観える。


 なごやかキャストゥルムの守護神ではあるが、その生態は実のところ誰一人としてよく解ってはいない。




 こんな星にも産業革命が訪れれば、派手さを何に求めたのか兎にも角にも一番を目指して突き進む……


 いや、素直に突き進めば良いものを、見栄っ張りが何故に邪魔をするのか、謙遜しながら見栄を張るからややこしい。


 したたかなのか臆病なのか、勝ち気なようで怖じ気付き、目立ちたがりの派手な格好なのに表立っては出て来ない。



 そんな性格を見透かされたか、アンコ星の衛星★ウールー星に工場が乱立し始めていた頃の事。


 別惑星からの出稼ぎに紛れた侵略や逃避の異星人の中に、あの(エム)ウル賭場(とば)からも自星で湧き出たプロ市民のファシズムに堪えきれず、逃避にひそひそとウールー星に移民する者達が居た。


 そうした者達は、フル稼働状態だった工場の募集に労働者として紛れ生活し、知らず知らずの異星人との共生により異性との性の目覚めにMウル星人ならではの擬態により子を授かる。


 街では二輪の蹴玉動機(ケッタマシン)に跨り慌ただしくも豊かな心と生活に、少し田舎の郊外においてもロボット開発に様々な博士や軍使が研究に余念なく試作と実験とを繰り広げていた。



 暫くしてウールー星の工場産業も廃れ出すと、アンコ星に【タヨット】なる四輪動機の大量生産を行なう巨大企業が置かれ、アンコ星の街はタヨットだらけになって行く。


 仕事が減っていたウールー星の工場の働き手もタヨットに仕事を求めアンコ星に顔を出し始めると、奇っ怪な噂が立ち始めた。


 同じくして、アンコ星人とMウル星人のハーフや二世三世が多く住むウールー星でも奇っ怪な話に、滅茶苦茶な力を要する者が表沙汰になって来ていた。




「無無、嵐の予兆が出ておる!」



 ATUTAという人の生死に関する情念を取り払い所謂冠婚葬祭を行う宗教社殿の僧【甘えん坊】通称ベビーが空を眺め何かを察し建物の裏手へと向かった。


 ベビーが消えてスグに、血相を変えたオバさんが駆けて来ると息を切らして辺りを見回す、反対からも同じ様に血相を変えたお婆さんが駆けて来た。



「あの泥坊主、またウチの遺影に捧げたお供え物を、お婆ちゃんも?」

「ベビーの奴、ワテの楽しみにしていた【なごやかモッチリ】(甘味)を!」



 裏手でその会話を聞きながら、手に付き残るなごやかモッチリを卑しくペロペロと舐めながらそそくさと消え去るベビー。



ーーPIKIPIKIPIKIDOKAAAAAANN!!ーー


 突然の(イカズチ)に、怒っていたオバさんもお婆さんも曲がった腰を伸ばす程に驚き背筋を正していた。



「ベビー! 何処に隠れた!」



 ウールーに住むMウル三世・ラムーは雷神様として扱われる若い娘だが、その指先から放たれる電光石火の雷は他の侵略者の侵攻を後退させるに十分な恐れを齎していた事から、その行いを(いまし)める者は居ない。



「ら、雷神様!」



 いつからそこに居たのかラムーが石台かと片足を乗せたそれは、白衣姿のモジャモジャ頭の中年手前の男で、ひれ伏す背中を踏まれながらも顔を斜めに目だけは上を向き、ラムーの足元から短いパンツスタイルの恥部を必死に覗いていた。


 雷神様の登場に起立していたオバさんとお婆さんも、冷たい視線をその男の愚行に向ける。



ーーBOKKO!!ーー


「Drベイセン! またお前か!」



 頭を踏みつけられて尚も目だけで恥部を追う男は、ここウールー星で医者をしている独身男で、ラムーに好意を寄せ暇さえあればストーカーのように付き纏っている。


 懲りずに現れるストーカー男ベイセンに対し、ベビーが見つからない苛つきを八つ当たりに足蹴るが、ベイセンは何か気味の悪い笑顔を浮かべ快楽に満ちていく。



「この,ヘンタイが!」



 その一言にハっとするベイセンが我に返り、何かを口にしようとしたその折


ーーDERADERADERADERAーー


 ラムーの胸にある通信機が応答を促し、仕方無しに応えようと通信機にタッチする。



『今何処おるんよ? 大変だがね! |ちゃっと戻ってちょーせんか《早く戻ってくれませんか》』



 ここウールーを拠点にするメディア、(かい)CH(チャン)のチャン・コニー社長の声。



「ベビーがアラォドの好物を盗み食いしたっちゃきに」



 アラォド (ALAOD)とは、なごやかバリユス (賭場)周辺に住むドジな希少動物で、メディア各局が競い奪いあっている。


 ラムーもアラォドの捜索に向かう予定だったが、ベビーに餌となる好物を奪われ、取り返そうと未だATUTAに居た。



『コニー様! (めぇ)CH(チャン)のロボ攻撃だがね!』



 コニーの家来的な副社長が叫ぶ。

 名CHはアンコ星を拠点にするメディアで、同じくアラォドを奪おうと対抗手段に巨大ロボを制作していた。



『つ、遂に来るがや? ラムー|ちゃっと戻りんちょーよ《早く戻ってよ》! こっちもDrベイセンに作らせたメカを始動だがね!』


「……え?」



 思わず足下を見るラムー。

 自慢気にキリッとした顔を見せるベイセンだが、腹の辺りでいつの間にか撮像機を構えラムーの恥部を狙っていた。


ーーBOKKO!!ーー



「で、そのメカは出来たの?」


「イエス・プリンセス! それを伝えようとわざわざここATUTAまで貴女を追って来たのです!」



 まだその場に居たオバさんとお婆さんが、冷たい視線をベイセンに向ける。

 ラムーの足蹴で撮像機を破壊され嘆きの顔を隠しキリッとした顔を向けるベイセンだが、手は撮像機の記憶装置へと……


ーーGUTTYA!!ーー


「あああああああああああああっ!!!」



 ラムーに踏み潰された撮像機の記憶装置を見て叫ぶベイセン。

 その大声に目を瞑り顔を背けるラムーだが、睨み直して問いただす。



「で、何処に在るん?」

「へ? メカなら、そこに……」



 ベイセンが指差す先に、ラムーも視線を向けるが何もない。

 眼鏡をかけた女の子が居るだけ。



「ちゅわっ!」



 手を挙げ挨拶をする子をよそに、メカを探し周囲を見回すラムーだが、ロボらしい物は何処にもない。



「ねえ、お嬢ちゃん。この辺りで大きな機械か何か見なかった?」



 首を傾げる女の子に諦めを感じ、ベイセンに怒りを込めて振り返るラムー。


 ベイセンは怒るラムーに指を向け、誇らしげに笑顔を見せる。


 まるで罰を待っているかのようなベイセンのそれは、別の趣向への誘いにも見えて、怒りをぶつけるのも喜ばせそうで悩ましい。


 怒りが滲み寄る眉に、引くつく目元が盛り上がり、握る拳が震え出す。


 と、雷神ゆえの雷光が身体のそこかしこをバチバチ音をたてて纏い尽くしていく。


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー


 電気ウナギのような生態を持っているのか杞憂な変異を遂げたMウル三世のラムーだが、その特異性を活かした雷を撃たんとベイセンに対し、左の人差し指と中指の二本の指を向ける。



「へ? 今、何か気に障る事しましたっけ?」



 ラムーが怒る理由は、ベイセンには何が何だか判らない。


ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


 感電に焼ける肌と髪の毛がパーマの如くにベイセンのモジャモジャ頭を更に巻き上げた。


 ベイセンもまたMウル三世の科学者だけに、感電にも耐性を持つ特異体質。



「へ、じゃないわ! メカは何処おるっちゃきに?」


「へ?」



 ラムーの問にまたもすっとぼけた顔を見せるベイセンに、ラムーの目元がまた引くつく。


 耐性があるとはいえ痛みや痺れはある。何度も喰らいたいものではないが、それはそれで好きモノにもなりそうな……


 と、思考に惑事が浮かぶのを振り払い、ラムーが理解していない事を理解したベイセンが説明を



「そこに! そこの眼鏡をかけた娘っ子がメカにございます!」



 振り返るラムーと共にオバさんとお婆さんも見るが、そこに居る眼鏡の娘は十代そこそこの女の子。



「ちゅわっ!」


「はい、こんにちは。元気な挨拶だに、ここに居ると変な病気が伝染るきに|ちゃっとおうちにお帰りん《早く家に帰りなさい》」

「あ、ワテ等もベビー追っとたんじゃん!」



 挨拶をする眼鏡っ娘にオバさんとお婆さんが帰宅を促す。と、自分達もベビーを追っていたのを思い出したか、慌てて雷神様に頭を垂れて帰って行った。


 妙な静寂に残るベイセンとラムー、そして眼鏡っ娘。


ーーBARIーー


 ラムーの肩に雷電が走る。


 理解が進んでいない事に気付き、慌てるベイセン。



「ほれ、レアラ! 雷神様に挨拶せんか!」


「ちゅわっ!」



 固まるラムーだが、眼鏡っ娘の挨拶の意味を考え応えてみせる。



「・・・こんにちは。お嬢ちゃんのお名前はレアラちゃんっていうの?」



 首を傾げて何かを考える眼鏡っ娘に、ラムーも首を傾げて応えを待つ。



「んとねえ、私チャン・レアラ! そこのポンコツの生みの娘だよ!」


「ポンコツはお前だバカモン!」



 怒るベイセンは無視してレアラの言葉を考えるラムーは二人を見やるも、レアラの言う方が正しいようにも見えてくる。


 が、それ以前の事に気付きハッとする。



「いや、ベイセンに娘が居たとか、そんなんどうでもいいわっ!! メカは何処!」


「そんな、どうでも良いだなんて、チョットは気にして下さいよ!」


「この、離れっろ! 気色悪いっ!」


ーーBOKKO!!ーー



 足蹴にされ転がるベイセン。


 それを見てレアラが指をさして笑いだす。




「キャハハハハハハ! 怒られた怒られた! ポンコツポンコツ!」


「だあ! ポンコツはお前だバカモン! お前のせいで怒られちゃったじゃないか!」



 ベイセンは転がり戻ると、レアラに向かって説教を垂れる。が、そこに疑問を持つラムー。



「いや、怒られたのはお前がポンコツだから……」


「へ? わたくしが? ポンコツ?」


「キャハハハハハハ! ポンコツポンコツ! ポンコツ!」



 ラムーに向けて顔をキリッとさせたベイセンが語りだす。



「雷神様、このレアラはそこらの娘っ子とは訳が違います。わたくしも元を辿ればMウルでも指折りの科学者の息子。ここウールー星に着いて三代目の……」


「そんなの、どうでもいいからメカの話だっての!」


「ど、・・・いえ、メカの話。あの、だからそのレアラが」


「キャハハハハハハ! ポンコツポンコツ!」



 話が互いに通じない状態に、レアラは笑うばかり。


 そんな中、またもベビーがここに戻って来たが、ラムーの姿を見てまだ居たのかと……



「無無、まずいのぉ」



 ベビーの後方からは、オバさんとお婆さんがベビーを視線に捕らえ鬼の形相で追い駆けて来るのが、ラムーやベイセンにも見えている。



「さあベビー、大人しく観念するっちゃきに! って、ベビー、アラォドの好物は何処よ?」


「ふん! んなもん、とっくに平らげたわい!」


「はあああっ?」



 居直るベビーの態度に、無駄骨に怒りが込み上げるラムーの全身を、雷光がバチバチ音をたてて纏い尽くしていく。


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー



「無無、こ・れ・は・まずい嵐よのぉ。お、良い所に居った。ベイセン、ほれ!」



 ラムーが二本の指をベビーに向ける。


 危険を感じそっと逃げようとしていたベイセンだが、ベビーが放った何かに飛びついていた。


ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


「んぎゃああああああああああああああっ!!」



 落雷したのはベビーではなくベイセンだった。



「な、なんで・・・」



 不思議がるラムーはともかく、雷撃を喰らったベイセンには何が何やら。


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー


「キャハハハハハハ! 丸焦げえええ! ポンコツポンコツ!」


「何だか分からないけど、今度は外さないっちゃきに!」



 ラムーが二本の指をベビーに向ける。


 と、ベビーがまたも何かを放る。


 そしてベイセンがそれに飛びつく。


ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


「んぎゃああああああああああああああっ!!」



 落雷したのはまたもベビーではなくベイセン。



「なんで・・・って、ベイセン? 何を……」



 ベイセンを見たラムーは言葉を失った。


 妙な笑みを浮かべたベイセンが、見つめ手にする金属の棒に刺さった何かの写真のような物。


 そこに写っているのは、シャワー中のラムーの後ろ姿……


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー



「避雷針じゃ!」


 反省も無く落ち着き払って戯れ言を抜かすベビーに、ラムーが二本の指に怒りを込め向ける。



「何が避雷針だ! このエロ坊主!」



 と、ベビーがすかさず懐から盗撮写真を刺した金属棒を放り、ベイセンが飛びつく。


ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


「んぎゃああああああああああああああっ!!」


「キャハハハハハハ! 丸焦げえええ! ポンコツポンコツ!」





ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー

「ほれ!」

ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


「んぎゃああああああああああああああっ!!」



ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー

「ほれ!」

ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー


「んぎゃああああああああああああああっ!!」


「キャハハハハハハ! 丸焦げえええ! ポンコツポンコツ!」



ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー

「ほれ!」

ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー

「んぎゃああああああああああああああっ!!」


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー

「ほれ!」

ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー

「んぎゃああああああああああああああっ!!」


ーーBARIBARIBARIBARIBARIーー

「ほ・・・」

ーーDOOOOOOONN!!BIRIBIRIBIRIBIRIーー

「無常おおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


「んぎゃ・・・あれ?」



 避雷針ならぬ盗撮写真が切れ、ようやく雷撃を喰らったベビーがベイセンの目前で果てていた。


 そこへ鬼の形相で駆けて来たオバさんとお婆さん、ベビーを捕らえ袋叩きにし始めた。


ーーBOKKO!BAKKONN!BOKKO!BAKKONN!ーー


「無無無無っ! これ! やめんか! この罰当たりめが!」

「おみゃーが言うな! この泥坊主!」

「食い物の恨みだに!」


ーーBOKKO!BAKKONN!BOKKO!BAKKONN!ーー



「ふぅ、ばんげ夕飯作らんとみんな帰って来る頃だら」

「お、ワテも歌謡塾に行こみゃあ!」



 転がるベビーの屍を捨て置き、帰って行くオバさんとお婆さん。


 屍を金属の棒でツンツンと突付くレアラに気付き、ラムーがよせとばかりに一言入れる。



「レアラちゃん、それ、ばっちいからポイしよか」


「ぽいっ!」



 返事にラムーへ向け敬礼するレアラだが、次の瞬間。



「ぽおおおおおいっ!」


ーーDOKKOOOOOOONN!!ーー


「無常おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ……」



 レアラの足蹴で空の彼方へ吹っ飛んで行くベビー。



 この瞬間、ラムーもレアラがメカだと納得し、ベビーが成仏するようにと拳を合わせていた。


 

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