QAF☆【疑問点】惑星自転速度の変化が齎すもの
惑星の自転速度が速ければ一日の時間は短くなります。
逆に、自転速度が遅ければ一日の時間は長くなる。
以前
QAD☆【疑問点】宇宙における時間の定義……
において説いた、地球の回転速度が今より遅くなった未来の話とは逆に、今回は地球の回転速度が今より速い過去の話から紐解き未来を考えたいと思います。
これに気付いた時頭に浮かんだ事ですが、過去の化石や生命の寿命を調べる折、当時の研究者は回転速度が速かった時代の事を考慮した計算を成されていたのか?
そう思う事に、昔は地球の自転が速かったのなら当然……
樹齢を知る為の年輪は季節の巡りに一巻き。
そこから導く生命の寿命も全ては……
白亜紀の恐竜の化石も含めて昔の人は超短命?
いえ、一年が早く回る中で同じ寿命時間なら長生きだったのでは?
むしろ、昨今の人の寿命の方が短いのでは?
回転速度を考慮したか否かで変わる過去。
それを元にして今があるそのデータに有効性はあるのでしょうか……
いえ、そもそも歴史だって時の権力者達に都合の良いものばかりが残されて来た訳で、何が本当かなんて分かったものではありません。
それは科学においても医療においても、最近で言えば言語においても同じ事が言えます。
そう、まるでマナーの様にルールをも時の権力者や研究者が変えてしまうのですから……
確実なのは数学だと言う人もいますが、難しい所まで行けば数学もまた研究者の地位ある人が変えてしまうのを知る事になります。
この世に変化しないものは無い……
では、他に惑星の自転速度が変化して起きる事を考えます。
惑星内における影響は時間だけにあらず、重力値による内核への圧力からマグマの流れや噴出に及び、それは外殻にあたる地表のマントルの動きにも影響を及ぼす事は間違いありません。
勿論その逆にマグマや地表の海流や大気やに自転速度に影響を及ぼされる事も然り。
今現在判明している事実として、地球の自転速度は過去よりも遅くなって来ています。
ただ、時折微量に速まったりする年もありますが、長い時間との比較で見れば遅くなっているのは明らかです。
そこに疑問を持たれた方は数学をより学び、宇宙における自転速度の変化率を算出して地球の最後を割り出して下さい。
惑星の自転において先ず思い出して頂きたいのが、昨今の科学的知見を用いた雑誌やテレビ等で散見した方も多いと思われる、宇宙に行った方が国際ステーション内で実験をしていたアレ!
【宇宙ではコマは回り続けるのか?】
という問いに、小さなコマを手で回し、はい正解! とやって見せたアレです。
宇宙には重力が無く面が接地する事も無いので摩擦係数も関係なく回転を阻害する事由が無い為、ジャイロ効果により安定して回り続けるとした訳です。
細かい事を言えば空気抵抗は微量ながらにある筈ですけど。
では、何故地球の自転速度は下がっているのか……
そこに内核やマグマやの磁性を持つ金属物資を含む粘性物質の動きに、月や太陽やの引力の問題が絡んできます。
コマは回転が遅くなると安定しなくなり、暴れたり何処かに吹っ飛んで行ったりします。
当然それは地球においても同じです。
あまりに地球の自転が遅くなればコマと同じくジャイロ効果も無くなり、そこに留まっている事が出来なくなる可能性があります。
惹かれ合う二人。
そう、嘗て夏目漱石がI Love Youの解釈として書いた「月が綺麗ですね」そのものに、月と引かれ合う地球との引力により地球の自転速度は遅くなって来たのです。
尚もラブロマンス的に言えば、惹かれ合う二人の仲を母として見守る太陽の引力もまた、地球の自転速度を遅めて行ったのです。
恋人である月と母である太陽との関係に振り回される地球。
それは当時の地球があまりに早合点が多く物事をじっくりと育てる事が出来なかった頃に、月と出逢うもその距離感に悩み翻弄され良い関係性を構築するのに、太陽という母の手綱が必要だったのかもしれません。
そうして今が一番関係上良い時で、地球の子供である生命が生まれ地球と共に育って来た所。
つまりは、地球も今が一番の生命を産み育てるのに適した環境を保つ、謂わば適齢期なのです。
しかし、惑星に適齢期があれば寿命もある。
恐らく現代の名声欲しさや政治や企業の利権に絡む学者は、一時的に速まったりもする地球の自転を大々的に扱い地球は大丈夫的な話を持ち出す事もあるでしょう。
学者の戯言に一喜一憂し、時の金や名声や権力に流されて大事な事まで流されていてはいけません。
地球も月も太陽も、いずれは適齢期を過ぎ役目を終えます。
その周期を少しでも延ばし人類滅亡を避けたければ宇宙に飛び出す他にありません。
一財産を稼ぎ人生を謳歌する為、欲に溺れ人を騙し貶め地球を汚して築いた地位や名声も、地球が失くなれば何も残りません。
輪廻転生等と言って徳を集めるそれも、転生先は何処? そもそも何を徳とするのかも人の業の様な話ですけど……
だからこそ人は、人を残す為の努力をしなければならない筈なのです。
しかし、残念ながら地球の上では今尚も自身の欲に駆られて、兵器で人を平気で他人を平気で嘘を平気で自分にまで……
人が人たらんとするのに本能のままになるのが人の性、と言っては知識と技術を無駄にするただの野生動物と化すカスも多く、本当に人類存亡をかけるのなら……
人は、人を貶め平気で嘘を吐き人を痛めつける事を良しとするような人の敵となる者達を、一人残らず殺さねばなりません。
当然それでは矛盾に陥ります。
けれど今起きている地球の共生社会とは、これを逆手に取った、人を貶め平気で嘘を吐き人を痛めつける事を良しとするような人達が行っている社会なのだと自覚し、それを正す必要があるのです。
だからこそ人を殺さずに正す方法を考える訳ですが、時にそれが【人が人である為に戦う事】を放棄させてしまう矛盾に繋がってしまう、もしくは仕組まれてしまうのです。
【戦争は何も生まない悪い事】
そう教えられ今日も何処かで、戦争全てが悪として戦う事も悪とする教えが説かれています。
しかし、私達の今があるのは自由を求めて戦った先人達のお陰でもあるのです。
戦争全てが悪なのでは無く、近代の世界戦争における戦いの目的が悪ばかりなのです。
昨今はウクライナを擁護する話ばかりが並びロシアを悪として、戦争は悪としロシアを叩く話だらけです。
では、農民ならずとも一揆やデモやと民衆が自由を求める反乱を起こす戦いも悪でしょうか?
国が他国からの締め付けに国民の自由を守る為の戦いは?
そう、それが悪か否かはその戦う目的で判断すべき事なのです。
それが見えない様にする為の情報戦にメディアやネットが加担し、そこに民衆が参加する事で更に判断とすべき真実が見えなくなるのです。
一説には、その為に米国が軍事兵器の一つであったインターネットを民衆に明け渡したとも言われています。
戦いに他者を巻き込み罪の無い人々を殺す様な事が悪であり、勝手な罪を他者に付け私刑をする者達こそが悪なのです。
そして、罪もなく倫理も反していないのにも関わらず他者から攻撃されたのなら、自分を守る為に戦う事は悪ではないのだと!
それを理解していれば、他者が無慈悲な鉄槌を浴びせられているのを見た時に、他人事にせず共に戦う事を忘れてはならないのです。
【人が人である権利を脅かされたなら戦う事を忘れてはいけません。】
何故なら、人権を尊重し合わないと地球を飛び出し宇宙へ等まず行けません。
宇宙に旅立つ為には、今の地球の共生システムでは崩壊するからであり、宇宙に出る為の共生には少ない生命維持管理装置に食料品や物資やと協力関係が必要です。
宇宙を漂う中では互いに知識と技術を出し合わなければ数週間も持たずに奪い合いの争いの末に滅びへと……
けれど、未来に共生環境が整い宇宙に旅立つ事が出来たなら……
その時始めて地球の自転から解かれ、人は自分達の生命意思によって自転を始め、どの回転速度が人に平穏を齎すのかを知る事になるのです。
国際ステーション内の生活は半年程ですが、人に影響を及ぼし重力の無い事から筋力が落ち、良くも悪くも地球に戻ると暫らく自立出来ません。
つまり、無回転の国際ステーションのそれはあまり人に適した回転速度ではないと理解ります。
それは、この地球においても同じなのでは?
時に、地球の自転を知る方法にフーコーの振り子がありますが、あれ博物館とかではなく私はディ○ニー・シーで見た気がします。
意外な所ですけど、子供への学習を考えてるんですよねディ○ニーって。
まあ、時に米国の洗脳教育的な物もありますけど……(汗)
けれど、そんなフーコーの振り子も親が子供に説明出来なければただの振り子で無駄なインテリアにしか見られず記憶にも残らない可能性に、説明文が何処かにある筈なので読んで理解出来るくらいにはと願います。
SF好きなら尚の事……
誰です?
私はフーコーよりフー子の方が好きとかって、それはドラさんの台風の話ですよね?
そう、その台風も地球の自転の影響を受けて回転方向が北半球と南半球で違うので繋がる話。
なのですが、今回はここまでに……