QAE☆【疑問点】現実を直視しろ?
昨今の地球は、大気汚染や光害と共に、地球を周回する軌道衛星の多さに宇宙が埋め尽くされています。
また、近い話ではスペースX社が上げたスターリンク衛星に反射防止コーティングをしなかったが為に、天体観測にも影響をきたす程の問題を引き起こしています。
それは星景写真等の撮影やタイムラプス等に最も影響を及ぼし、地球の回転に沿った北極星を中心とした円周を引く星々の描く軌跡とは全く違う軌道を軸として、スターリンク衛星が群れを成して線を成して行く光害。
その昔、天才レオナルド・ダ・ビンチが観ていた天体と、現代日本の都市部の住宅街で観る天体に、どれ程の差があるのかは計り知れませんが、今から数十年前の20世紀と21世紀の見上げる宇宙にもかなりの差がある事を危惧しようともしないのは何故なのか。
今後スペースX社はスターリンク衛星を更に打ち上げる予定に、私達の見上げる夜空に知る星々も見えなくなる可能性があり、更にはスターリンク衛星が地球を覆い尽くし宇宙に出る事も難しくなる可能性もあると知りつつ……
今や必需品となったスマホの通信やGPSやの便利に甘え、地球に閉じ込められていく事をよしとするかの如くにそれを許している事に、後悔する日が来るかもしれないと今は知ったあなたが何を思うのかです。
社会についてを解く者が、まるで全てを理解しているかの如くに吐く台詞に
「お前は全然解っていない、現実を直視しろ!」
等と言い、可能性が低い事に向かう者の視線を可能性の高い事の方へと向かせる為に使われるその言葉に出て来た現実とは……
当然それは先人の知恵や救いの手としての親心や優しさやの相手を慮っての台詞が殆どです。
中には相手の夢や希望を潰して馬鹿にする事で自身を持ち上げ、相手を利用し言う通りにさせ易くするのを目的とする性質の悪い連中もいますが……
現実とは何を以って現実とするのかに、現代の地球上の人々は情報を集め可能性を確認する事で自身の考える何かが現実かどうかを認識し現実とする。
それは本当に起こり得ないのかに疑問を残しつつ……
例えば龍。歴史上に絵や伝承が残っているにもかかわらず、それが空想の産物であり恰も学者がコウモリやムクドリ等に見る鳥の集団飛行の編隊により龍のように見えるそれを擬えた。だのと言う訳です。
では、その当時の人々の中に龍の正体を調べる者は居なかったのでしょうか?
いえ、そもそも鳥の編隊飛行を、絵等の高価な物を持たぬ民がどうして龍と云う生き物に見間違えるのでしょうか?
その疑問に加え、龍を最初に空想した者は一体何をどうして伝えその存在を信用させたのか?
其処には麒麟や獅子やペガサスやクラーケンやメドューサやと共に描かれてきた神話に登場する神や曼荼羅に描かれる仏も同様の扱いになる話。
しかし、恰も学者は其処を上手い事知らぬ存ぜぬで宗教論争をかわして空想の生き物を信じる者だけを馬鹿にする訳です。
事に、科学者が弾圧された時代には本気の宗教があった訳ですが、今や科学者が宗教を利用し自身の手柄を立てる時代へと向かっている不思議な地球の現実こそに直視する学者は居るのでしょうか?
アジアによく出る龍と同様に、北欧ではドラゴンが出て来る訳ですが、宙を舞う性質上似た物が出て来るのは正しい結果のようにも思えてしまう訳ですが、実は話の経路も違っていて、一つ不思議に北半球に居るそれ等は南半球にはあまり出ず。
神話にヒントを求め調べればアダムとイブの物語を始めとして、エルサレムやメキシコやイースター島等々の赤道辺りにやたらと出て来る知恵の象徴的な扱いに、神とも邪神ともされる蛇の話の数々。
メキシコのテオティワカンにも見る大蛇のそれ等は宇宙との交信に遣われた神の化身で、エジプトのスフィンクスやイースター島のモアイ像にも通ずる地上に置かれ豊作や自然災害に鎮魂を願った宇宙と地球の潮目を読み解くのに必要な祀り物等々。
メキシコのテオティワカンとエジプトのピラミッドは似て非なりにも季節の節目を示し、それと同じように時の指導者の墓として特定の形に盛った中に出来るだけ密閉して腐らぬように埋葬した物が、日本の古墳にもあるように
何故か指導者は時を越えて地上に戻る事を想定し、空から見られる事を想像して作っているかの様な建造物を好むのは何故なのか……
ナスカの地上絵は確実ですけど、飛行する為の何かも無い時代に空からの見た目を意識する辺りにその指導者は空に何を見ていたのかも……
不思議と互いの情報のやりとりも無い別の時代の別の場所にある人々の行動の同一性は、人の性という一言で済ませてよいものかにも疑問を持ちませんか?
そんな子供の頃の疑いは私を疑心暗鬼に誘い込み、終には宇宙の事にまで至った訳です。
そう、宇宙における現実とは?
あなたは宇宙の現実を直視出来ていますか?
あなたが知る宇宙が宇宙の現実と言えますか?
例えば……
QAC☆【疑問点】宇宙空間には気体が無い事に触れ水は……
↑この中で触れたのは地球の周辺帯域の宇宙に関してですが、では!
宇宙に空気は無いのでしょうか?
本当にそれが正しいと科学を語る者は、あなたの知る世界こそが全ての世界と思う傲慢な思考の探究心など持ち合わせてもいない自身を科学者と言いたいだけのクズです。
宇宙には数多の銀河がある訳で、その中に大気の元となる元素が多い銀河なら銀河そのものに大気が有る可能性も捨てきれません。
つまり、私達が知る宇宙等とは如何に小さく、その中で知り得た情報の少なさに現実を謳う時点で片腹痛い話なのです。
余談ですがもし、あなたが挑戦する事に真剣に考え調べ、そのリスクを負えるだけの責任と覚悟を持てた時、親心でも心配でも無い誰かが上から目線に諭して来たのなら、ハッキリと言ってもいいかもしれません。
「現実を直視しろ? あなたの言う現実とは随分とチッポケな現実ですね」
と……
勿論、相手は怒り殴りかかって来るかもしれませんが、それこそ私は知りません(笑)
それを言うのも危険を負うのもあなたの責任と覚悟によるものですから。
社会を解く者が言う「現実を直視しろ」に対し、直視しろと言うのなら、見上げる夜空の向こうに見える宇宙が見えなくなるかもしれない現実も直視しろ!
直視するべき現実が見えなくなるんですよ!?
地球の科学者の言う宇宙の現実が、井の中の蛙大海を知らずにならぬよう……