26.露独の短い日々①
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あと新しい作品書き始めました。
作品名は「絳亡のライズ」です、ぜひ見にきてください。
https://ncode.syosetu.com/n5327il/←絳亡のライズのURLだよ。
「ん、リーハ。」
「なに?」
甲板で訓練中のリーハに声をかける。
「遠くに島が見えた。」
「ほ」
「本当ですか!」
リーハが答える前にイロナが話に入ってくる。
「本当だ、ほらあっちの方。」
見てた方向に指を指す。
「本当だ、見えました!」
イロナがものすごくはしゃいでいた。
それもそうだ、なにせ初の航海であんな化け物と出会ったしまったんだ。
そりゃ、はやく航海を終わらせたくなる。
まあ実際俺もそうだからな。
「少しスピードを上げるぞ。」
俺も早く着いてほしい欲しさに船のスピードを上げてしまった。
「んー、着いたー!」
島に着いて、船から降りたイロナの第一声がこれだった。
「やっぱり久しぶりの地面はいいわね。」
続いてリーハ。
「ああ、落ち着きますー。」
今度はクルセリアが、砂浜に倒れながらそう言った。
俺もなにか言いたかったが、3人の後にいうのは少々恥ずかしくなってしまい、結局なにも言わなかった。
「・・・浮かれるのもいいが、いい加減中に入るぞ。ここが露独かも分からんしな。」
「は、はい。すいません。」
「ご、ごめんなさい。」
浮かれていた2人が俺に謝り出した、別にそういう意味では言ったんじゃないんだが。
まあいいか。
「じゃあ行くぞー。」
「ええ。」
「はい!」
「うん。」
3人が元気よく返事をした、
「・・・リーハ。」
「分かってるわ。」
俺とリーハが戦闘態勢に入る。
「え、あの、どうしたんですか。」
「ちょっと、どうしたの。」
2人が困惑している、だがそんなことにいちいち答えてられない。
いきなり森の方から矢が飛んでくる。
それをリーハは剣で、俺は魔法で受け止める。
「何者だ!」
俺は大きな声で問う。
すると、森から俺が今まで見たことのない衣服を纏っている人たちが4、5人出てきた。
「---------!」
こちらに弓を向けながら何かを言っている、俺はその言葉に聞き覚えがあった。
露独の言語本で見たことがあった。
俺はすぐに本に書いてあった言葉を言おうとする。
だが、いざ話すとなると言葉が出ず怪しまれてまた矢を受ける。
「ここが露独だと分かった、だが露独の人は俺たちを不審者だと思っている。一旦逃げるぞ。」
3人にそのことを言い、露独の人たちが出てきた森とは別方向の森に入った。
「はあ。」
森の中で大きなため息を吐きながら進んでいる。
「しくじった、まさか近くに他の仲間がいたとは。」
現在、俺は1人だ。
露独の人たちがいた森とは別方向の森に入り、難を逃れようとしたのだがその森の中にも仲間がい、逃げるためにリーハたちと一旦別れた。
一応明日にまた船で会おうと約束したが、それまでどうしてようか。
「・・・とりあえず露独の地形が知りたいから、高い山にでも登るか。」
俺はそう決めると、風魔法で森より少し高く浮きあたりを見回す。
「んーどれどれ、あの山が良さそうだな。」
高い山を見つけ、目標が決まった。
「風魔法で近くまで飛んで行ってもいいが、時間もあるし歩きで行くか。」
そう言い、俺は山に向かい歩き出した。
しばらく俺が歩いていると森の中に道を見つけた。
そしてちょうどその道に馬車が通っていたので身を隠した。
馬車が見えなくなると、俺は道に出た。
「あっちに向かっているということはあっちに都があるのか。」
馬車が向かって行った方を見ながらそう言う。
そろそろ出発するか。
そう思いまた山に向けて歩き出した。
2時間後、山に着いた。
俺はなんかもう面倒くさくなって、風魔法で頂上まで飛んでいく。
「おお、絶景だな。」
頂上に着いた途端、そんな言葉が漏れてしまった。
それもそのはず、現在の時間は夕暮れ。
オレンジ色の太陽の光が海に反射し、露独で見られる形の雲と合わさって幻想的な光景が俺の前に現れていた。
「おっと、いかんいかん。俺がここに来た目的を忘れるところだった。」
本来の目的を達成するために下を見る。
「・・・なるほど、あの都に港があったのか。だから変なところから上陸した俺たちを見て攻撃してきたのか。」
露独の都と思われるところの海方面に大きな港があることに気づく。
「今度はちゃんとあそこを利用するとしよう。」
そして、それからはこの山の頂上で過ごした。
太陽が出かかった時、船に戻ると放置されている船とリーハたちがいた。
「あ、レグルス。これ入れないんだけど。」
出会って早々リーハが文句を言ってきた。
「当然だ、中を漁られないように魔法をかけたからな。」
「早く解いてよ。」
「そうだな。」
魔法が消えていく。
「あ、それとリーハ。」
「なに。」
「露独には港があってな、だから俺らは攻撃されたのだろう。今度来る時はちゃんとそこを利用しよう。」
「・・・そうね。」
浮かない顔をして答えていた。
内容薄くてすみません
次話で深掘りします




