「またいつもの日常へ」その1
結晶の洞窟
「あれ〜もう来たの?」
私は来るやいなやで驚かされてばかりだ。亡くなった筈のハルカさんがワンピース姿で何かを埋めていた。
「く、クローンだから再生も早いんですか?」
私の言葉に軽く頷くと私はちょっとクローンについて浅い見解だったと確信した。そんなあっさり復活なんてするもんなんだ。
「あっ、ユカリちゃんの武器鉄の剣と獣特化の武器を組み合わせて作った最新的武器を渡そうとしたけど本人がいるならそっちの方が早いよね」
そしてハルカさんは簡単に武器を作り直したと言ってきた。
「あっ、因みに赤ちゃんの遺体が見つかったからちゃんと弔ったからもう気にしないでいいよ〜♪」
そして更にさらっとあの後についてはしょった言葉で伝えられた。
「なんかいつも貴女には驚かされてばかりですね」
「そーお?お姉さん的には当然の行いかなーってカンジだからあんまり気にしてないかな〜」
ハルカさんは持参した荷物を纏めながら語りかけてきた。
「ユカリちゃんは楽しい?」
「ふぇ!?急になんですか!?」
「ノリ良く答えてよー」
そんな急に突拍子もない会話に言われても・・・
「うーん、楽しいかな?」
「そっか、ユイは?」
今度はユイさんに呼び掛けると少し困った顔をするり
「私は・・・別に」
「ユイ〜?憑依魔法中に教えたよね?曖昧な表現はめっだよ?」
「で、でも・・・そんな簡単に・・・」
「でももだけどもだ〜め!素直に聞いてるんだからそのまま答えてあげないとね!」
「うっ」
珍しくあのユイさんが負けてる、憑依魔法中ということはモンスターを倒す前から夜までにお説教でもされたのかな?
「今は楽しくない」
「よろしい、正直者は好きよ♪沢山教えたしお姉さんがユイを【正しますノート】をよく読んで皆と仲良くなれるようにね?」
「・・・うん・・・」
「ぶー」
「わ、分かった!」
あんな面倒な性格のユイさんを説き伏せた!?な、中々の手腕を目の当たりにした私は思わず絶句した。
「よしよし、後はユカリちゃんの身体と今回についてついてかな?」
ユイさんを叱った後、最後にと言わんばかりに雰囲気が変わった。にこやかな笑顔を見せ、少し寂しげな表情を浮かべる。
「うふふ♪そんなに重い話しじゃないから大丈夫よ♪」
シリアスな話でまとめてくるかと思ったらハルカさんはいつもの雰囲気を絶やさずに今回の騒動についてを軽く教えてくれた。




