「大結晶の洞窟へ」 その2
「・・・どう、これで本人だと分かった?」
「本当にごめんなさい・・・その・・・いつまでおっぱいを揉ませれば気が済むの?」
散々ユイさんを知ってる風に言ってたのに本人を偽物扱いしたせいで完全にユイさんは拗ねてしまいおっぱいを揉ませられる。
私は巨乳好きではないけどユイさんは巨乳好きだと思ってるのか罰として分かるまで揉めと怒られた。
「分かった?」
「はい・・・大変大きくてパンよりも弾力のある極上の胸だと気付きました」
「後は?」
「本当にごめん!!お願いだから許してください〜!!」
うわぁ〜んとハルカさんに泣きつこうとしたけどユイさんは揉む腕を掴み顔面を胸に押し当てられた。
「次間違えたら・・・」
「・・・・・・間違えたら?」
「殺す」
素敵な殺意に満ちた脅迫メッセージに私は場所も相まって命の危機を感じた。この表情は次は許されないかも。
「早く服着せて」
「うん」
また謝ってばかりだ・・・ユイさんの関係が進行しないのもこういう事が起きてその分擦り減って元に戻ることが日常になってる。
私はボロボロ服じゃない秘密のバッグの中からユイさんの私服を取り出す、いつもの服はエミちゃんに任せよう。
「話は終わった?」
ハルカさんは頃合いを見て声を掛けてくれた。何だか私達を懐かしんでいたのか羨ましそうな表情をしていた。
「ユイさんも助けられたし魔物とか来る前に帰ろうか」
私は不安が無くなりさっさと退散しようとしたその時、ユイさんは何かに気付いたのか辺りを見回した。
「・・・ユカリちゃん・・・逃げられないかも」
ユイさんの真剣な眼差しに私は尋常じゃないものを感じ取り武器を構える。
「・・・何か・・・・・・・・・・・くる!?」
何処から這いずる音が聴こえる!?でもその音は天井か―――― っ!?
「ユカリちゃん!!危ない!」
ハルカさんの大声に反応しようとしたが足が縺れて一歩遅れた。
「ふぎゅ!?」
だが頼れるユイさんは私の手を引き回避に成功した。
一体何が降ってきたのかと思いきやそれは私が想像していたモノよりも遥か上を超える。
それは血肉であり天井には全身皮膚が剥がれた艶艶しい赤い肉塊が天井から降って来た。
グチャグチャと音を立てながらもぞもぞ動くそこから瘴気が漂い、吐き気を催す。
ユイさんは私が投げようとした光源石を奪い取ってそれに当てるとそこには・・・幼児の無数の手が乱雑に生え、顔らしきものは腫れ物が重なって変形している。
赤ちゃんのような這いずりで下半身はスライムのようにドロドロに溶けて不気味そのものだ。
だが問題はその大きさだ、一番奥の巨大な結晶を有に超える大きい肉塊。
それが生きていることすら戦慄するのに普通の人が見たら最高にグロッキーで不気味の見た目となっている。
「な、なんなのこいつ?」
私はその巨大な赤い肉塊を見てどう表現すればいいのか分からずそのまま立ち尽くしてしまった。




