↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻影道R 第九巻   作者: SAKI
37/83

「商業区防衛戦・後編」その11

「ぐるるるる!!!はぁ・・・はぁ!!」


 身体暑くなり過ぎて息が苦しい、それでも噴き出る炎がどんどん大きくなっていく、ロボットをどんなに追い詰めても四肢を切断することが後一歩足りない、連携も取れたものじゃないから合わせることも出来ない。


「ぎゅおおぉぉぉぉぉぉ!!!」


 足りない脳味噌を回転しても思い浮かばない、するとロボットはエインデのお兄ちゃん目掛けて一直線、標的を変えたのかと思うと少し卑劣だけど確実に倒せる方法を思いついた。


「エインデのお兄ちゃんそのまま動かないで私の合図で距離を取ってください!!」 

 

 大声で叫ぶとこくりと頷きエインデのお兄ちゃんは腐食した腕は再生出来ず片腕のみの攻撃だけ弾いて指示を待ってくれている。


 私の大鎌なら三本ともやれる、重要なのはロボットの腕が引いた瞬間で斬ることが出来れば後はおっきい武器を持ったクラフトさんに任せて終わるはず!


 二撃目、遠い、四撃目、近すぎる、六撃目、少し遠い、八撃目、後少し!!十二連撃目・・・今だ!!!



 私は息を整えて身体から炎を排出して一気に剣を大鎌に変化させて大きく振り被り勢いを殺さないように一気に勝負に出る。


「お兄ちゃん避けて!!死屍斬(ししぎ)り!!」


 私の予想は結果的には少し遠かった、だが予想以上の斬れ味に三本とも切断することに成功した、エインデのお兄ちゃんはなんと無傷で攻撃を凌いでしまった・・・流石はユイさんのお兄ちゃんだ。


「はぁ・・・・はぁ・・・・げほ・・・・ごほ・・・・・・・・・・・・やったの?」


 出来ることは全部出し切った・・・これで・・・・


「・・・ユカリまだ倒れるな!!」


 身体から炎が消え去り倒れ込む数秒にクラフトさんがいきなり血相を変えて怒鳴り散らすが。


「もう・・・むり」


 私は倒れ込んだその瞬間ロボットの顔面から眩い光に照らされて視界が雪のように真っ白に・・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。