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三度目の宿命  作者: れんは
10/23

私、魔王と結婚します


隅にいるエナが頭が痛いのかこめかみを押さえてる


「どうして?」


「突然何を言いだすんだ」


「そうです魔族と結婚するなんて」


男になる話はきれいに無視された


「私は堂々と魔王と結婚する!

だから今すぐ連絡して?」


ギルバート、また私と結婚してくれると信じる


「そんな事を言うんじゃない!

今まで気が気じゃなかったのに今更結婚を申し込むだと」


「そうよ それにあなたは私達の子 ずっとここにいて欲しいのよ」


弟が産まれたら私の事なんて閉じ込めるだけなくせにと暗い記憶に怒りが沸く


「大丈夫よお母様はお父様とラブラブなんだから私の代わりなんていくらでも」


お母様が顔を真っ赤にした


「どっどこでそんな知識を⁈」


エナに視線が向くと首がもげるんじゃないかとぐらい否定してる


「私頑張るからだから国を護りたい!」


「ユリ…」


エナが胃が痛いのか押さえてる大丈夫かな?


「おまえも王族だ 覚悟があるのなら連絡を取ろう」


「ガイ⁈何を言ってるよ まだ五歳にもなってないのよ」


「お母様 私ねきっと魔王を好きになるわ

だってこの国を救ってくれた英雄だもの」


「あぁどうしてそれを」


「ぬっ抜け出して冒険したのよ夜に!」


危ないまたエナに視線が行く所だった


「はぁもう知ってしまったからには不問にする」


警備強化するかとお父様が呟く


ごめんなさい実際は違うけどって言いたいが我慢する


「臥せっていたのを理由に連絡しなかった事を謝り女の子が産まれている事を率直に書き留めよう」


「隠していた事 大丈夫かしら」


「お母様!私が魔王をメロメロに骨抜きにして解決してみせますわ」


お母様が驚いたあと笑ってそれを見たお父様も微笑む


「ユリ ありがとう」


「お母様…」


ギルバートが一目惚れしたと言ってくれたけれど今回駄目だったら?

これから頑張ろうと気持ちと不安な気持ちを閉じ込める


「陛下 宰相様が呼びにこられました」


「もうそんな時間か ユリ今の事は今日にでも送る覚悟しておきなさい」


「早く大人にならないでね寂しいわ」


二人から抱きしめてもらい医務室を後にした


「エナ早速だけど本を沢山読みたい!」


「えっ字が読めないのでは」


「あっえっとこっそり勉強してたのよえへへー」


「ユリ様 誤魔化すのはやめて下さい」


「言えない」


「そんなに頼りないですか?」


「違うわ 勇気が足りない言える勇気が」


「私ごとき遠慮なく仰って下さいませ」


「ふふっエナだーい好き」


「ユリ様…」


「いつか言えたら言うから、ね?」


魔界に行った記憶 今世は劇的に変化してみせたらその時に夢物語として…



城で管理する所に案内してもらったら凄い数の本 本 本

見上げる程の棚に入口からの突き当たりが見えない


「わー私の部屋何個分だろー?」


「凄いですよね私も初めて来た時感嘆しました」


狭い世界だったと痛感される


「えーとまずは」


王族の歴史よね


「あーユリ様まずは絵本からどうですか?」


エナが差してくれる所は目指す所の真逆だった


「自由にさせて この部屋から出ないから」


「ユリ様 ユカリナ様に確認してからそちらに行きましょう」


エナが色々言ってくるなか辿り着いて目に付いた本が青の血筋というタイトルだった


息を飲む 後ろのエナも同じ反応だった


「ぁあどんぴしゃりです」


エナがどうしよーとうろうろし始めた


「ユリ様入口の守備兵にちょっと話してきますので離れますね」


上の空で返事をしながら意識はその本だった


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