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第4話 初日の教室で

 新学期の授業日初日。

 担任の声が教室に響く。

「今日から二学期の授業が始まる。その前に転校生を紹介するぞ。坂東、入れ」


 え?転校生?!


「徳島から来ました、坂東洋祐です。これからよろしくお願いします!」


 夢の中の神様の言う通りだ……。

 私は驚きが隠せなかった。


「それでは、坂東には金堂の隣に座ってもらう。金堂、隣の席なんだから色々と教えてやってくれ」

「……はい、分かりました」

 私は努めて冷静に返事をした。


 たまたまかな?

 でもこの時期に、しかも同じクラスに転校生なんて……。

 もしも本当だったら、タイムリープ、試してみなきゃ……。


 私はボーっと坂東を見つめる。

 顔は、まあ、タイプかも。


 でも、神様。

 どうして私の本当の願いは叶えてくれなかったの?

 女の子なら誰でも考える、当たり前の願いなのに……――

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