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第15話 観覧車の中で

 私は今、観覧車の中で洋祐と向き合っている。

 私は窓の外を眺めている。


「今日はもう先に帰るって……」

 池谷の声がリフレインする。

 

 留美、頑張って告白したんだね……。


 でも、その結果は私には最初から分かっていた。

 一回目の観覧車を思い返す。

 私は池谷君と一緒に観覧車に乗っていた。


 そして、池谷君から告白された――


 留美を思うと涙が止まらない。

 怖くて前を向けない。


 ねえ、洋祐君。

 私はどうしたら良いのかな?

 答えを、教えてよ。


「……ねえ、洋祐君。私、今泣いてるよね」――


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