13魔法騎士団にてピンチ
ここが魔法騎士団んだ。ハロルド様に案内されて、王城の裏手に案内だれた。どうやら、魔法を使っての訓練は、万が一のこともあるので、人気のない森の側が最適なのだとか。
見渡すと森の中に拓かれた場所があり、5名ほどのチームで対戦式に訓練している模様。
「レティシア、彼らに近づいてはいけない。ここは、魔法障壁があるから安全だが、ここからはなれば、
魔法攻撃をまともにくらうこともありうる。わかったか?」
「はい。ぜっったいここを離れません。」
私の目は、きらきらしているであろう。きょろきょろしながら、魔法騎士をみた。本当に色々みたい。
ザ魔法使いみたいなローブのような軽装の人もいるし、冒険者みたいな胸当てなどの防具をつけているひともいるし。そうこうしていると、向こうから立派なローブを来た人が駆け寄ってきた。
「アルスレッド様、ご無沙汰しております。」
「うむ。久方ぶりだな。息災だったか。魔法騎士団もうまくまとまっているようで、何よりだ。」
「いえ、まだ未熟です。ですが、ここまで作り上げられた。魔法騎士団を衰えさせないよう精進してまいります。」
「それをきいて安堵した。励めよ。」
「今回は、どのような用向きでいらいしたのですか?」
「いや、なに、世話になったこの子が魔法が好きみたいでな。見せてやりたいとおもったのだ。魔法騎士団には、魔法の得意なものが集まるであろう。この子は、ロンハルト子爵家のレティーシアだ」
「そうでございましたか。」
そうしたら、急におえらいさんが、腰をかがめて視線をあわして挨拶してくれた。
「こんにちは。お嬢様。私は魔法騎士団長 ガロンという。よろしくたのむ。魔法が好きなら、この訓練が終わったら、魔法が得意な者に楽しい魔法をみせてさしあげますが、いかがかな?」
「ぜひ、ぜひにお願いします。」
攻撃魔法以外にも見せてもらえるの?心の中では、うさぎのぴょんぴょんっダンスぐらいうきうきする。
「アルスレッド様、せっかくですが、騎士たちに訓練をつけてもらえませんか?皆、伝説の騎士団長に憧れて入った者たちばかりです。」
「だが、私は、この子の引率せねばならん。」
「アルスレット様。私は平気です。ここにじっとしていますから、ぜひお仕事優先でお願いします。」
「代わりに私が、レティーシア嬢に付き添います。」
「了解した。次の対戦チームの一つに入ろう。」
といって、魔法騎士団本部の方へと歩いて行った。
「あの団長様。アルスレット様はお強いのですか?」
「ああ、氷魔法が得意でな。そもそも魔法騎士団をここまで名をはせるようになったのは、アルスレット様のおかげなのだ。」
「魔法騎士団は有名ではなかったのですか?」
「ああ、それまでは、魔法というと後方支援が多く、攻撃も遠距離魔法ばかりだった。だから、前衛で体を使う騎士団の方が、尊いとされてきた。今、魔法騎士団にいるものは、冷遇されていた。そこへ、アルスレット様が入団されてきた。」
どうやら、ここには武力で剣を使う騎士団と魔法を主とする騎士団の二つがあるらしい。
「アルスレット様は、そこで騎士団と魔法団の中の中途半端でくさっているものを集めて魔法騎士団を作り上げた。」
「中途半端?」
「ああ、武力もってする騎士団は、肉体的な才能を求められる。俊敏さ、力の強さとかな。鍛えても才能の無いものには、限界がある。反対に魔法団には、魔力の豊富でないもの、魔法の質が悪いものは、上にはいけない。」
「アルスレット様はそれをどう解決されたのですか?」
「この魔法騎士団を作った。前衛で戦いながら、魔法攻撃を繰り出す。両方をこなせる騎士として、これにより戦術に革命がおきた。今までは、高度な魔法の詠唱中は、武の騎士が脇を守るのが魔法の使い道であった。だが、今は、魔法を使いながら剣をにぎる。一時的に我が国は優位にたった。」
さ、さすがアルスレット様。賢くあらせられる。知能指数はかったら、200とか行くんじゃないかな?
あ、あれがアルスレッド様ね。
剣を打ち合う音が聞こえる。剣先に氷魔法がかけられているみたい。相手の剣先にまで温度が伝わっているのね。相手が震えながら打ち合っているわ。
あ、あれ、皆が剣を打ち合いながら、押されてる?密集してきたわ。。。。
「あっ」
一瞬にして、吹雪が集団を襲った。
「す、すごい。あの場所だけブリザードが吹き上げている。何にも見えないわ。」
「アルスレット様は氷結魔法が、得意でな。どうやら、相手の陣形を誘導して、一か所に集めて、一気に魔法でつぶしたようだな。」
「ほぇえ。」
吹雪がおさまったとき、相手の小隊は、囲まれていた。勝負あり!
勝負はついたのに、急に辺りが騒がしくなった。どうやら、もう一つの対戦してた隊で、小競り合いになったようだ。私が、顔を向けた途端、火の玉が飛んできた。直撃だ。怖くなって、思わず顔を腕でクロスした。アルスレット様が私の名を呼ぶ声がする。騎士団長が私の前にでてきた。
何だろう。体が光ってる?私と騎士団長の前に氷の盾が出来ていて炎はあっという間に消火した。




