第29話 ~さらば、愛しき人(世界)よ~
この話で佐夜プロローグは終わりです(長過ぎるわ!)
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「うおっ!?」
「「あ、サヤが起きた!」」
佐夜が目を覚ますと目の前にどアップの双子の顔があった。これにはさすがにビックリして変な声が出る。
「起きたか。どうだ、拒絶反応の影響はあったか?」
「あ、いや。そこは大丈夫。問題ない」
「そうか………」
錬成術で一番怖いのが『拒絶反応』だという事が分かっているヴァンが佐夜に問いただした。
「さやや!」
「サヤ……!」
「サヤさん!」
続いてリオ、マナ、エミリアが佐夜に抱き着いて来た。
イングが即死して、佐夜が変な事をし始めた直後に倒れた為、何人かは「後追い自殺か!?」とかなり心配していて、その後死んだはずのイングが生き返り、佐夜も目を覚ました事で感極まりすぎた3人が勢い余って佐夜に抱き着いている。その横には双子とヴァン、アイスナー。そして後方からはタックに肩を貸してもらいながら佐夜の元に来るイングの姿があった。
イングが生きている(生き返った)事に喜ぶ佐夜は皆に特大の笑顔を見せた。
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「「じゃあ、またね~~」」
今日、本当に色々あった。
地下遺跡で死闘をし、リオと出会い、ニケがこの世界から投げ出され(次元迷子)、王都が侵略されていると言う事でそのまま王都へ『GO(転送)』し、謁見の間で人質を救ったと思ったらイングが殺されるし、その悲劇を変える為に錬成術で生き返らせらりと、本当に色々あり過ぎた。
「また明日な!」
「養生しなよ~」
「明日お見舞いに行く……」
先に双子が別れ、その次にタック、アイスナー、マナが己の家路に着く。
現在、イングはヴァンにおんぶされ、疲れと怪我の所為で眠っている。頭の死傷は佐夜の錬成術で治ったのだが、肩の方はダメージが残ったままだ(傷自体はその後駆け付けた治癒師によって治している)。
イングの付き添いとしてエミリアが同行し、今は5人でイングの家に向かっている。
「………」
謁見の間での出来事の後から時々、変な様子でリオが佐夜の方をチラチラ見ている。
「何だ?」
「さやや、何か雰囲気変わった?」
「いや、自分じゃ分からない」
「むぅ……」
膨れっ面で佐夜を睨むリオに佐夜は苦笑する。
確かにヴァンが見ても、佐夜の雰囲気は謁見の間に突入する前と後では驚くほど別人に見える。一体佐夜の身に何があったのだろうか?
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イングの家、セルニア魔法・騎士学園分校【アルケシス】に着き、アイナの案内の元イングの部屋に着き、イングをベットに寝かせる。
「姫様、リオ、ヴァンさん。ちょっと部屋の外に出ててもらっていいか?」
「分かりましたわ」
佐夜のエミリアに対する言葉にやけにそっけない態度で部屋を出るエミリア。
「え? あ、うん……」
「おう」
佐夜の更なる違和感を感じたリオだったが、佐夜が退出を願ったので渋々退出した。
「イング、俺はもう(この世界ら出て)行くよ。お前が起きてたら別れが辛気臭くなる所だったけど寝てて良かった」
と、言って佐夜はこの世界に落ちて来てからずっと首に掛けていたシルバーネックレス(ネックレスの先に翻訳魔法が施された指輪付き)を外し、寝ているイングの手に右らせた。
「……もう会う事は無いと思うけど、もしまたお前と出会う事が出来たら……いや、タラレバは止めとくか」
そして佐夜は何か吹っ切れた様子でイングの元から離れ、
「じゃあイング……元気でな」
ドアを開けて去る佐夜の目元には、うっすらと涙の跡があった。
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「2人とも、おまたせ」
「ん」
「おかえり~」
今まで居候していた家を後にして、片手を上げてヴァンとリオの元に来た佐夜。ちなみにエミリアは今も家の中でアイナと談笑している。
「ねえさやや。話していかないでいいの?」
「ああ、大丈夫。……うん、大丈夫」
「………そうか」
佐夜の後ろ(イングの家)を指しながら言うリオに、何とか「大丈夫」と答える佐夜だが、目元に涙の後があった事にヴァンが気付いたが、それ以上何も言わなかった。
「ねえ、さやや。さっきからずっと気になってた事なんだけど、雰囲気変わってない? というかぶっちゃけ地下に居た時と別人みたいだよ?」
「あああ……それな──────」
誰もいない場所(エルシオンに転移出来る場所)を探して歩いていると、リオが佐夜の違和感について聞いて来たので、佐夜はリオの疑問に答えようとした時、
「フォッフォッフォ!」
「ぬをぉっ!?」
木の陰からアルガド爺さんがひょっこり出て来たので、突然現れた爺さんにヴァンがビックリする。意外とビビりなのだろうか?
「爺さんか。今更何の用だ?」
「まだ拗ねてるのかお主は」
「拗ねてはいないけど若干恨みはあるな」
「どっちも一緒じゃわい!」
SANZUの川での出来事でアルガドに若干の恨みがある佐夜は不貞腐れたように言う。ちなみにホントどうでもいいが、何で三途が英語標識になってるのだろうか?
「佐夜、この爺さんは?」
「俺にも分からん。「また『俺』って言ったぁ!?」……分かってるのは俺に錬成術を教えてくれたのがこの爺さんだって事と、イングを生き返らせようと三途の川(?)に行った時何故かこの爺さんもそこにいたって事だけだ」
リオの叫びを無視してヴァンに答える佐夜。
「『三途の川に自由に出入り出来る』上に『佐夜から感じる違和感』………って事は、だ。あんたがこの世界の管理人って事でいいのか?」
「フォッフォ! それだけの判断材料で良く分かったのぅ」
「まあな。死後の世界に自由に出入りできる奴がただの人間に出来るはずないしな。それにイングとかいう奴を蘇生する前後で佐夜の性格が別人になっている様に感じた。つまり、佐夜はイングを蘇生した事で禁忌を犯した訳だ。合ってるか?」
「ほう? それで?」
ヴァンの言葉に目を細めて続きを促す。
「そもそも『死者蘇生』自体、どこの世界でも禁忌とされていてそれを行って(実行して)いいのが『神』か蘇生術の許可を取っている『聖人』。又はそれ相応の『魔王』、そしてそれに準ずる『呪術師』のみだ。資格の無い者が勝手に蘇生術を行使すれば通常『拒絶反応』を起こすのが通例なんだが─────」
一旦言葉を区切ったヴァンは佐夜を一度見て、
「蘇生術を使った(行使した)後の佐夜を見て聞いた所、拒絶反応の兆候は見られなかった。だがあれだけの事をしておいて何の御咎め無しというのも都合が良すぎるんでな。そしたら佐夜から感じる違和感、そして周りの佐夜に対する反応を見て理解した」
「え? 隊長、さややの事、分かったの!?」
同じ男の娘(?)である佐夜の事を超心配していたリオがやけに食いつく。
「禁忌を犯した佐夜にあんた『天罰』喰らわせたろ? それも2つ」
「………」
ヴァンの的確で完璧な回答に佐夜は呆然とする。まさか当てられるとは思わなかっただろう。リオもヴァンの説明に目をパチクリさせ、
「え、何それ……ヒドイすぎるよ!」
「落ち着けリオ。つかお前が怒ってどうする?」
「あたっ!」
アルガドの佐夜に対する仕打ちに激高するリオの頭にチョップをかますヴァン。
「大丈夫だリオ。もう終わった事だ。気にしてない」
「嘘だ!」
「ネタに走るな」
「あたっ!」
どこかの鉈を持ったひぐらし少女の様な表情で言うリオにまたチョップをかますヴァン。
「んん。漫才はもういいかの?」
「あ、ああ、すまん。それでだ。天罰を与えられる時点であんたはこの世界の管理人、つまり『神』だ」
「そう、ワシが神で、この世界の管理人をしておる者じゃ」
そしてヴァンがアルガドの正体を暴く。それを納得顔で頷くアルガド神。
「え? 管理人って『神様』の事なのか!?」
「何じゃ、お主分かってなかったのかえ?」
『管理人=神』という結びつきに佐夜が驚く。
「え、だって死後の世界では『管理人』としか言ってなかったじゃんか」
「まあ基本、自分から言うものではないからのぅ~」
「神様だとバレたら色々厄介だと聞くからね~」
アルガドが自慢の白髭を撫でながらあさっての方を見る。昔何かあったのだろうか?
「……話が随分飛んだが戻していいか?」
「「「あ、はい」」」
話が飛び飛びになっている状態にヴァンが真顔で言い、3人が黙る。
「佐夜に与えら(罰せら)れた天罰の内容がおそらく『イングへの想い(好意)の消去』。そして『佐夜に対するこの世界の住民の記憶の消去』だろ?」
ヴァンはイングの家に向かう最中に同行していたエミリアの佐夜に対する接し方が、段々他人と接する様な感じに思い、イングの家に着き、佐夜が居候していたとされる家の住人も佐夜に対し『ただのお客さん』に対する接し方をしていた事から、既にヴァンは「他人から佐夜の記憶が無くなっているな」と気付いていた。
「ああ! さややから感じた違和感の正体がやっと分かったよ隊長!」
「リオもそこに気付いたか」
万歳して佐夜の違和感に気付いたリオの頭にナデナデするヴァン。
そう、佐夜の『僕っ子』発言の元々の発症は選抜戦決勝でイングに『キス』をした事が原因だ。勿論ヴァンもリオもその場面に居なかったし、誰からも聞いてはいなかったが、謁見の間での事件前後で佐夜のイングに対する接し方が『愛情』から『友情』にランクダウンしていた事、そして女の子っぽい性格の『僕』から、男の『俺』という言葉使いに変わっていた事を踏まえてこの予測が成り立つ。
「ふむ、そこまで分かっておるなら話は早い。ワシはこの者、佐夜に蘇生術に対する正しい知識を教え損なった。その結果がこれじゃよ。その事を踏まえて天罰のランクを下げ、佐夜をこの世界から(自主的に)追放する事にしたのじゃよ」
「なるほど、俺達が佐夜を保護する事を前提にした罰だったという訳か」
「は? どういうことだ?」
一人だけ分かってない顔で2人(ヴァンとアルガド)に食いつく佐夜。
「え~っと、つまり、さややが受けた罰は軽い方だって事だよ。だってどの道さややはリオ達に保護されるわけだから、この世界の人達の記憶を消しても消さなくても結果は同じって事」
「むしろ相手が佐夜への記憶を残してた方がある意味厄介だったんだぞ?」
「へ? 何で?」
「何でお前……」
ヴァンは頭を抱えた。わざわざ一から十まで説明しなければならんのか!?
「いや隊長隊長。さややもイングへの好意が消されちゃってるから……」
「あ、ああ。そうだったな。説明すんのメンドクサイ………」
佐夜も一部の記憶が消えているのでヴァンはこめかみを押さえながら一から順に説明していった。
つまり、禁忌を犯した佐夜が受ける罰の候補は他にも色々あった。『イングの代わりに死ぬ』とか『錬成術の封印(消去)』とか、最悪『自己消滅』なんていうのもあり得たのだ。それなのに『記憶と好意の消去』で済ませたのは単にアルガドが裏で色々と手を回したからで、『佐夜はどの道この世界から去る存在』と言う事を前提でこの罰にした。
もし他の罰の方法を取り、イング達の佐夜への記憶を残したまま、佐夜がこの世界を去った場合、佐夜に猛烈な好意を抱いているイングや他の者達が、居なくなった佐夜の手がかりを求めて『次元転移』してくる恐れがあったからだ。
ゼリア軍が通って来た次元の穴は封鎖され、ヴァン達がこの世界を去った後、次元封鎖を掛けるので外からの侵入は出来なくなるが、世界の中からの脱出は可能だ。現に地下遺跡にあった『次元転移装置』を修復して使えばそれも可能だろう。
なのでしつこいようだが大事な事なので何回でも言うが、イングと佐夜の縁を断ち切り、イング達を危ない目に合わせない様にするためにアルガドはこの罰を与えたのだ。
「はー。つまり全部俺の為にやってくれたって事か」
「お主の為にやった訳ではないが……まぁ、ええじゃろ」
色々端折った佐夜にジト目で言うアルガドだったが諦めて話を進める。
「そうそう。ついでにもう終わった事なのじゃが、この世界を侵略に来た輩(ゼリア軍)が2つの都市に侵入させた内通者がお主らが謁見の間で救出し、その後イングの小僧を撃った『セウレン帝国の第二皇子』じゃ」
「あいつか……」
イングを撃った奴を思い出し、眉間にしわが寄る佐夜。美人なだけに怖さが増している。
「奴は権力も実力も人望も無いが、運と野望だけはあったらしくての、侵略に来た奴等と偶然会い、味方に付け、自国とセルニア王国に内通し、地下遺跡に『大量の竜(恐竜の事)』を転移させて両国の戦力を削ぎ、その間に侵略者達を一気に両国に攻めさせた。というのが今回の騒動の原因じゃ」
「はー。そんなことになってたのか……」
「……ったくよ。マジで他の世界の人間が関わると碌な事がねえな!」
「だね!」
毎回毎回違うシチュエーションに巻き込まれているというヴァンとリオのテンションがちょっとおかしい。
「ワシから報告する事はこれで以上じゃな。それでお主らはもう行くのか?」
「ああ、本艦に待従している奴(透)の残処理作業が終わり次第帰還する」
「そうか。………佐夜よ。お主にとってこの世界はどうだったかの?」
「俺にとってこの世界、か───」
アルガドに言われて佐夜は目を閉じて、今までこの世界で体験した事を思い出す。
元いた世界から(謎のミミズによって)叩き出され、亜空間(ってリオが言うらしい)を彷徨ってこの世界に落ち、イングに拾われ(保護され)、他の5と仲良くなり、この世界の学園に通う様になって錬成術を習い、佐夜を変に意識していたイングとも仲良くなり、模擬戦・選抜戦を通じて対人戦を経験し、選抜戦決勝では魔力枯渇を起こしたイングに魔力を与える為に緊急処置とはいえキスをした事。
そのから佐夜はイングを意識するようになり、一人称が『僕』となって言葉使いも柔らかくなるどころか性格も女の子っぽくなり、イングによくくっついていた様な気がする。ニケやガルとの食バトルや、マナ・タックの魔法実験に付き合ったり。
王様の前や学園祭で歌わされた結果余計に女の子扱いされたり、双子の家庭教師(子守り)をやったり、イングと2人きりで留守番中色々(省略)あったり、式典パーティで女物のドレスを着せられて佐夜を知らない男達からしつこくナンパされ、謎だった腕時計の使い道を発見したりと、本当に色々あった。
そして今日、地下遺跡での戦いにてリオと出会い、そのまま王城に転移してヴァンとも出会い、謁見の間で人質を救出したと思ったらイングが撃たれて殺されたりと怒涛の展開だった。結果的にイングを生き返らせる事に成功したがその代償として自分の一部の感情や、この世界に住む他人から佐夜への記憶を消された事で今に至る。
「─────本当に色々あったなぁ~~」
目を閉じて思い出す佐夜の瞳から涙が止まらない。
「グスッ………ごめん、涙が止まらなくて……」
「いや、気持ちは分かるから気の済むまで泣けばいいさ」
「……ああ、じゃあちょっと待って」
そう言って佐夜は歯を食いしばりながら声を押し殺して泣いた。今は性格が男寄りになっているので大泣きする姿は見せられない。
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「ごめん。待たせた」
「さやや、もう大丈夫?」
「無問題。いつでも行ける」
「そっか……」
リオの心配する声に短く答える佐夜の目はまだ少し赤かった。
「本艦(透)から連絡があった。先ほどゼリア軍を全員、元いた世界に転送済みらしく、俺達にも帰還の指示が来てるからそろそろ帰るぞ」
「いよいよ、か……」
いよいよこの世界から去る時間が来た佐夜はアルガドの方を向き、
「爺さん最後に一つお願いがあるんだけどいいか?」
「何じゃ? 記憶やお主に関わる事に関しては駄目じゃぞ?」
「そんなんじゃないさ。ただ、俺が錬成術で発芽させた『桜の樹』の管理をお願いしたいんだ。俺がこの世界にいた唯一の証明として」
「……分かった。それくらいの事はしてやろう」
「ありがとう、アルガド爺さん世話になった」
「ああ、行ってこい佐夜よ。そして色々な世界を見て体験して強くなれ」
アルガドの最後の言葉に佐夜は静かに礼をし、次にイングの家の方、王都の順に礼をしてヴァン達に向かう。
「じゃあ行こう!」
「うん!」
「……転送!」
ヴァンの言葉に反応して魔法陣が現れ、佐夜を含む3人はこの世界から去って行った。
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「さて、後処理を始めるとするかのぅ」
空を見つめるアルガドの爺さんは(佐夜という弟子を失って)何となく寂しそうだった。
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「2人ともお帰りなさい」
「ああ、ただいま」
「ただいま~~」
エルシオンの転送装置からブリッジに移動した3人は片手でパネルを操作している透に出迎えられる。
「そちらが『美里 佐夜』さん……で宜しいですか?」
「あ、ああ。よろしく……」
初対面&しっかりした女性ということあってか緊張する佐夜。レニアナに居た時はほんわか系、不思議系、姉御系、ツンデレ系と個性的な女性が多かった為、こういう所謂出来る大人の女性というジャンルに弱かった佐夜だった。
「あ~~、流石に連ちゃんでの仕事はきついわー」
「ふん。鍛錬が足らんぞ義信よ」
「いや、むしろあんたの方が鍛錬のし過ぎだ!」
「ふっ、褒めても何も出んぞ」
「褒めてない!」
ヴァン達と時間差で帰還してきた義信が言い争いながらブリッジに入って来た。
「お、義信たちも帰って来たな」
「おかえり~」
「お、おかえり?」
リオに釣られて佐夜も2人を出迎えるがこちらも初対面なので語尾に『?』が付いた。
「お? おお! 隊長、リオ、その子が今回の『次元迷子』か!?」
「ほう。女子にしてはしっかりした筋肉がついとるな」
佐夜の事は何一つ聞いてない2人は第一印象で佐夜を『女子』だと断定した(笑)。
それゆえこの後、佐夜にボコボコにされるのだがその光景は割愛させて頂く。
次話の第30話の外伝の後に第二章が始まります。
第30話の話の内容は、『佐夜が居なくなった後のレニアナの話』です。




