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異世界無双禁止規定(ステージ オブ グラウンド)『緩』 ~歌姫神と称された少年のあれこれ~  作者: 浅葱
第8章 I WANNA THE WORLD ELEVEN
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第13話 ~これもアイワナの影響なのか?~

マロン「じゃあ私はピーツ姫で」

剛「俺は定番のリング」

ハーマン「我は修行オタクのリョウでいくぞ」

秘書「私はロゼットで」


作者「いや何でアンタ等もスマ○ラやってんだ!?」


「あ、伸二君だ」

「お? 戻って来よったな」

 うっかり佐夜にツッコみを入れてしまい、HPを0にしてデスってしまった伸二は多勢に無勢に無茶はせず、あっさりリスタートで6面の入り口に戻って来た。


「あれ、あいつはどうした? リスタートしてないのか?」

「あいつ?」

「ほらあいつだよ女にしか見えないあいつ」

「あー、佐夜の事かぁ」

「そういやいないね?」

 丁度近くにアルフィーニ時代からの仲間である友里恵と芹佳に声を掛け、確認を取るがどうやらまだリスタートしていない様子。


 リスタート。


「あ、佐夜さん。おかえりなさ………い?」

「全く、1人生き残ったからって無茶し過ぎ………d?」

「え、えっと………?」

 するとようやく佐夜が復活してきてティーナ達が声を掛けたが、ふと佐夜の身体のとある一部(・・・・・)が隆起(・・・)している事に気付き、全員固まる。ちなみに伸二以外は皆女性であるが故にすぐに気付いた。

 ちなみに言っておくが隆起しているのは股間ではなく……胸だ。


「ごめんね。あの子、殴られた(ツッコミの)衝撃で気絶してるのよ」

「殴ったってアンタ。女の子を殴ったんか!?」

「最低です」

「いやいやいや、ルビにちゃんとツッコミって書いてるだろ!? それにそこまで強くツッコんでねぇよ!」

 もう一回言うがこの場には伸二以外女性しか(・・・・)いない(・・・)ので男である伸二には超居心地悪い。

 だって今の佐夜は佐夜本人ではなく、佐夜の右腕の腕輪に憑依している【喜屋武美里】なのだから。

 故に美里憑依時は佐夜の肉体も女の子と化し、バストサイズもティーナやリオ(?)達貧乳組が羨む『E』がそこにはある。


「というか何で男がいねえんだ? 凄っげぇ居心地悪いぞ」

「えっとそれはね………」

 先に1人で先行していた伸二に今の5面が阿部地獄絵図と化している事を話す。どうやら伸二が5面を通過した時は阿部さんではなかったらしい。


「阿部ってアレか。『やらないか?』の奴だろ?」

「はい。お陰で男子達は全員役に立たなくなってしまいました」

「ガタガタ言ってたね」

「………一体どんな目に逢ってるんだ?」

 実際アレに逢っていない伸二にはその恐怖が伝わらない。


「で、だ。次の面はどう攻略しようか?」

「えぇ、確か『ス○ブラ』でしたっけ?」

「灯○の星は名曲だ!」

「歌うなよ。絶~対、歌うなよ?」

「振ってる振ってる」

 そして伸二以外の男がいない中、女子達のみの会議。だけど楽観的なのもいるため全然会議が進まない。


「か、姦しい」

 というか、きゃいきゃい騒ぐ為少々伸二には耳障りの様だ。


「あの……その事でちょっと相談があるんだけどいいかな?」

「ん? ああ、何か良い手があるなら言ってくれ」

 本来なら教師であるティーナが仕切ればよいのだが、リーダー気質で騎士であるルルセナが指揮を取り友里恵の案を聞く。

 その案とは伸二のスキルを佐夜のストック魔法で増量し、皆の残機を増やそう、という作戦だ。これなら1撃死する心配はない。


「残機を増やす? 一体あいつのスキルは何なんだ?」

「えっとそれは────」

2回(・・)まで即死を防ぐスキルだ。つまり3回当たれば死ぬ」

「伸二、聞いてたんか」

「そりゃあアレだけ女子が集まって話し合えば嫌でも聞こえるっつの。で、俺のスキルを増やすって話だろ?」

「ああ、それは佐夜……いや今は美里か。美里が魔法で増やしてそれを皆で持てば1度だけお前と同じ様になるって事だ。美里、いけるか?」

「無理」

「「「「「え゛?」」」」」

 すんなりいけそうだと思ったら拒否されて皆思わずズッコケそうになる。


「厳密に言えばあの魔法は佐夜あのこにしか使えないから新たなストック玉は錬成術が使えない私には生成は無理よ。一応空のストック玉はいくつかあるみたいだからそれは渡せるけどね。はい」

「あるみたい………って多いな!?」

 てっきり十数個くらいだと思っていたが、空間収納から出された空のストック玉は軽く見積もっても百個以上はある。


 10~20個くらいなら協力しようかなと思っていた伸二だったが、女子達に「全部やって!」的な事を言われ、(´・ω・`)←こんな顔をしながら黙々とストック玉に自身のスキル『スリッガー』を充填していく。


「………それで、残機が1から3になったとはいえ、攻略自体が分からない以上、どうしようもない。他に案がある奴はいるか?」

「「「「「「ん~~~~~~~~」」」」」」

 ルルセナが皆に聞くが、この面が『スマ○ラ』だというのは分かるがそもそもゲーム系女子ではないのでス○ブラ自体をやった事が無い女子達はどうしたらいいのか分からない。こういう時男子がいないのが仇となった。


「なぁ伸二。アンタ、ス○ブラはやった事あるか?」

「んあ? まぁ最初の64版なら小さい頃に兄貴とプレイした記憶はあるが、ここのスマ○ラはどうやら最新の奴っぽいから俺の意見はあまり参考にならんぞ」

 スイッチ版と64版では操作自体が全然違うのに加え、コントローラーではなく実際に任○堂のキャラと戦うとなればその仕組み自体を知らなければ攻略は難しいのだ。だって64版は12人しかいないのにスイッチだと軽く50人は超えるからだ。


「で、でも伸二君。私達が来る前からここに居るのなら多少はこの面の事分かるよね?」

「あ? 多少は分かるがそもそもここはレボリューションだろ。俺しかいなかった以上、毎回毎回スマ○ラ面じゃなかったぞ?」

「あー、そっか。なら仕方ないわ」

 忘れていたがここはアイワナの難易度『レボリューション』のステージ。その面にいる者達が全滅した時点でマップやギミックが変わる為、伸二もス○ブラ面をやるのはこれで9回目らしい。

 それ以外は同じ任天○のマリヲやカーヴィを模した面をやっていたらしく、一見そっちの方が簡単そうに思えるが伸二曰く「スマ○ラ以外の面はマップがかなり長めに作られているから攻略するのに時間が掛かる」らしい。

 それに比べ、スマ○ラは一度倒したキャラはこちらが死んでリセットされるまで復活はしないらしい。


「って事は、50人近くのキャラを倒せばOK?」

「多分な。今までは俺しかいなかったから精々逃げ回って10人くらい勝手に死んでいったけど。これだけ人数がいるんだ。人海戦術でやれば50人くらい余裕だろ」

「そう簡単に行けばいいがな」

 9回戦った伸二の経験を聞き、女子達は伸二からストック玉を受けとって再びスマ○ラのフィールドに入る。


 がーはっはっはっはぁー!


「「「「「「っ!?」」」」」」

「え、おい。ちょっと待て。このセリフはまさか────!?」

 フィールドに入るとそこには他のキャラはいなく、突然の嗤い声に反応した伸二が超警戒する。


 だってフィールドにNPCキャラがいないこの状況はまさに────


「手?」

「左手ですね」

「白い手袋の左手だー」

「あれも1つのキャラクターなんでしょうか?」

 うねうねと指を動かしてウォーミングアップする左手に伸二以外の女子達はそれほど警戒していない。


「………さ、散開っ、急いで散開しろ! アレは────」

 そして我に返った伸二が急いで固まって行動している女子達に散開する様に言うが時すでに遅し。


 バンバンバン!!(叩き潰し)


 ビタンビタンビタン!!(往復ビンタ)


 ひょこひょこひょこビシビシビシッ!!!(ムーンウォークからの指弾き)


 ドゥルルルルルルルルルルル!!(指ドリル)


 ビィ────────ンム!!!(乱数ビーム)


「「「「「「「きゃあああああああああああ!?」」」」」」」

 最初は雑魚(?)がくると思っていたのか女子達は全員、接触&場外にて即死した。あ、前にも言ったけど伸二のスキル『スリッガー』は場外落下には適用出来ないので落ちたら意味無いのである。


「くそっ。まさかいきなりボス戦が来るなんて思わなかっ───ぐはぁ!?」

 そして左手のボス『サウスハンド(元ネタは使えない)』の攻撃を避け続けていた伸二も遂に避けきれずに3度の接触にてデスった。これで全滅デス。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 リスタート!


 シュン────────────


「痛てて………。あの馬鹿、思いっきりツッコミやがって」

 やっと意識を取り戻して戻って来た佐夜はリスタートし、フィールド前にいるティーナ達の所に行く。


「おーい。何でみんなそこで固まってる………んだ?」

「え?」

「え?」

「「「「「「えええぇっ!?」」」」」」

 一度に皆して行く必要は無いので今度は人海戦術で死んだら補充するという作戦をしていたティーナ達に声を掛けた佐夜だったが、そこに何故か自分と同じ姿をした人がいた。

 言わずもがな美里なのだが、声を掛けた佐夜も、掛けられた美里やティーナ達も訳が分からず混乱した。


「な……何で俺がここにいるのに美里さんが別で存在してるんだ?」

 そう、美里は死んで幽霊となり、自身の作ったマジックアイテムに憑依して現世に残り、何の因果か性別は違うが瓜二つの佐夜にそれが渡って今に至る。

 佐夜が何らかの事情で気絶している時などの緊急時に表に出て来る事があり、今回も佐夜がツッコミの衝撃が思いのほか強かった為(単に当たり所が悪かっただけ)気絶し、美里が出て来たのだが、まさかこんな事になるなんて誰も思わなかったのだ。


「あれ、でも別々に存在出来てるのなら佐夜さんのそれ(・・)は一体どうなってるのですか?」

「それ?」

「その大きな胸です」

「え゛………?」

 リアに言われて佐夜は自身に生えた『E』カップのそれを見下ろした。今までは美里が佐夜の身体を借りて表に出て来た時、一時的に佐夜の身体が女体化していたのだが今回は少々事情が違う。だって佐夜と美里が別々に存在しているからだ。

 佐夜はそれに気付いて顔が青褪める。まさかとうとう完全な女の子になってしまったのかと思ったから。

 以前、物質界ミシバ・イクロでマロンと会った時、美里を成仏させたり佐夜から強制的に引き剥がす事も美里と相談して視野に入れていたのだが、こうも佐夜と瓜二つな存在を無理矢理引き剥がした時どうなるか分からないからマロンに「止めた方が良いわ」と言われていたのだ。


 そして今、自分や美里の意志ではないがこうして別々に存在し、互いの身体も女の子。これは佐夜が青褪めるのも無理はない。

 その佐夜に訪れた絶望を感じ取ったのか誰も声を掛けられない。


「えっと……佐夜、ちょっとゴメンね」


 ふにゅん♪


「ひゃん!?」

 だがそんな中、佐夜と瓜二つの美里が佐夜の背後に周り、佐夜にも生えている『E』を揉んだ。突然の感触に変な声が出た佐夜は絶望に浸る間もなく背後の美里による揉みしだきを受た。


「や、やめろぉ……。そんなとこ触るなっ。んにゃあああぁぁ!?」

 その後、そんな抵抗しつつも悶える可愛い顔の佐夜を見て、なだめてるのかいじめてるのか分からないが女子達による佐夜弄りによる百合百合しい空間が生まれ、言うならば5面の阿部さんや超兄貴とは真逆な雰囲気がそこにはあった。

 ※:これ以上はR-18になりそうなので自主規制(笑)。


「な、何かイケない物を見た様な気分だ……(鼻血)」

 見たのは一瞬だがその百合百合しい空間に当てられた伸二は天を仰いだ。そりゃ男には刺激は強いって。



マロン「じゃあ次回もス○ブラね」

作者「まだやるのか!?」

剛「ちなみにお前が使うキャラは誰だ?」

作者「………Mrs.ゲーム&ウォッツ」

ハーマン「………渋い」


ではまた。

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