第28話 ~スマホアップデート~
テスト終了時の報酬について、書いていたのですがかなり長くなってしまいましたので分けます。
それでも長いけどねぇ……。
先日、多世界知識テストを終え、今日はそのテストが返ってきた日。
「はぁ………」
「どったのさやや、黄昏ちゃって?」
テストの点を見て落ち込む佐夜の下からリオが覗き込む。
「え、テストの点が微妙? いや、普通に平均点は取れてるよ?」
「そりゃそうだけどさー。アレだけ暗記したのに60点しか取れなかったし」
ちなみに平均点は半分の50点。つまり50点以下で追試となる。
「60点も取れれば十分だよ。リオは最初20点くらいしか取れなかったし」
「え、それって赤点だろ?」
「だね。だから7~8回くらい追試したよ~」
「し過ぎだろ……」
普通は1~2回くらいじゃね?
「───と言いますかそもそもあのテスト、一回で通る様に出来ていないんですよ佐夜さん」
「あ、ティーナ。どゆこと?」
リオと話していると先ほどまでテストを返却していたティーナが全てを返却し終え、誰かが質問しにくるか待っていたが誰も来なかったので自ら教室内を回り、たまたま佐夜とリオの話が聞こえたので会話に参加する。
「そもそも覚える事が多いので、最初から追試を想定してのテストなんですよ」
「……それだったらテスト、小分けしてやった方がいいんじゃね」
まるで大学生が答える様なテストにみんなが四苦八苦したのだ。一気に覚えてテストするより小分けした方が良い点が取れると思う。
「私もそう思うんですが、なんでも小分けしてテストすると最初に覚えた物が忘れてしまう恐れがあるそうなので、一気に覚えてからテストするそうです。私も3回くらい追試しましたから。正直面倒くさいですよねぇ」
「だねぇ……。そのおかげで全部覚えちゃったし」
「ええ……結果的に言えば追試した方が免許も取れやすいですし」
「え……? じゃあ寧ろ追試した方が得じゃね?」
「そだよ?」「そうですね」
「えー、何そのトラップ……」
満足ではないが60点を取って追試を免れた筈なのに、何か損した気分だ。
「ですが赤点でなくとも追試自体は受ける事可能ですので、全部覚えて満点(に近い点数)を取りたいという方は追試を受けてもいいんですよ。テストの点が高ければ高い程、その後受け取れる特典が豊富なので」
「マジか。じゃあ俺も追試受けようかな──って、うぇ!?」
「あや?」
ティーナが聞捨てならない事を言ったので、佐夜も満点(とまでは言わないがそこそこ良い点)を取ろうかなーと追試の申告をする為席を立つと、何時の間にか佐夜達の周りにみんなが近付いていて聞き耳を立てていた。
「なるほど、拙者もギリギリ赤点を免れたのは良かったでござるが、今後の事を考えると追試をした方が得。ならば拙者も受けるでござる」
「……俺はどの道14点で追試だが、佐夜も追試受けるなら気合入るぜっ」
「点数酷過ぎるだろ覚助……」
御剣は佐夜同様ギリギリで追試を回避したらしいが、今後の事を考えて追試を受ける事にしたらしい。覚助は酷い点数だが。
「佐夜、俺と愛沙も赤点じゃないが追試するぞ」
「正義と愛沙も? じゃあ、真桜も?」
「ううん、真桜はテスト受けてないわよ? だから追試自体無いわ。ね、真桜?」
「うん!」
「え、何それズルいな!?」
そういやテストの時、真桜の姿が無かったような?
「ふふん。皆さんが受けるというのなら私も追試しても宜しくてよ?」
「いやアンタ、最初から追試じゃない」←詩紗
「赤点の人が何言ってんの?」←いずみ
「うぐ……み、皆さんの前でそれ、バラさないで下さいます!?」
「委員長が赤点とか……」
貴族のお嬢様が赤点とか恥ずかしすぎるだろ。
「だ、だって私、暗記物苦手なんですもの。仕方ありませんわ!」
「……それは大体みんな一緒でしょ。あ、佐夜っち、ボク達も追試受けるよー」
花蓮の言葉に優李が溜息をしつつ仲間の4人を連れて佐夜の下にやって来て言う。
「……ちなみに4人共、テストの点数は?」
「「「「………」」」」
「あかてーん」
佐夜がテストの点を聞くと、優李達は黙って明後日の方を向いた。態度からしてどう見ても赤点なのでリオが代わりに言った。
「……で、そこで死んでる2人はどうなんだマック?」
「A? ああ、みんなが考えるまでもなく赤点だぞ、この2人。しかも最低点」
「最低点て……どんだけ低いんだよ?」
「「………」」
赤点パーティの優李達から視線を外した佐夜は、明らかに机に顔を突っ伏している清良と、どこかのボクサーみたいに真っ白になっている健太を見てその近くで本を読んでいたマックに聞いた。
補足として聞くと、健太も清良も徹夜で勉強はしていたみたいだが、清良は解答欄ズレ、健太は名前書き忘れにて『0点』らしい。アホだ。
「月と椿姫さん達は追試受ける?」
「いんや、アタシ等はその必要も無い」
「そうなん? でもティーナが受けた方が得って言ってるよ?」
「それはてすとに出るもの全部を覚えないといけないからであろう?」
「だから私達はその必要が無い」
「必要が無い───ってまさか!?」
佐夜が驚愕するのと同時に月、椿姫、詩織の3人はピラッと回答用紙を広げた。
「ひゃ──103点……だと?」
「こっちは105点!?」
「こっちに至っては109点あるぞ!?」
すると佐夜以外にもその解答用紙を見てしまった他の生徒達も驚きの嵐。
「いやいや、何で100点満点のテストで100点越えてんの!?」
と、ようやく我に返った佐夜がツッコんだ。
「何故って皆の者、問題をちゃんと読んでおらんかったのか?」
「「「「「「へ?」」」」」」
椿姫の言葉に皆、目を丸くする。
「ほら、第1問と第2問。他の問題は配点が1点だけどこの2問だけは配点が書いてなかっただろ?」
「「「「「あ……確かに………」」」」」
椿姫に引き続き、詩織が問題用紙を広げて説明。その言葉に第1問、第2問を正解していた者達はもう一度自分の回答用紙を見て納得した。
テストは80分間で全100問あり、その内第3問目以降はほぼ暗記問題で配点も1点なのだが割と普通に鬼畜で割に合わないテストになっている。何故なら全ての問題が記号や選択、マークシートではなく、普通に書かないといけないようなものだからだ。なので80分では圧倒的に時間が足りなく、答えが分かっていても時間が足りなくて点が伸びないのだ。
その上、第1問、第2問の超ムズ問題(配点1~)でかなりの時間をロスした生徒も多いので皆の点数が伸びなかったのもその所為でもある。
「というか、時間が足りなくてみんなが困っている中、お前等よく満点以上出したなー」
261期生の3組の93人中、この3人だけが満点以上を出し、80点台が6人しかいない。何とか赤点を免れる51点以上が54人、残りの30人が見事に赤点を取ってしまっている。まぁ、解答欄ズレや名前書き忘れた奴はともかく、もう少し時間があればもうちょっと赤点者は少なかったはずだ。
で、皆が「時間が無い!」嘆いている中、当の満点以上を出した3人は
「なに、筆よりはこのしゃーぺんとやらの方が文字が書きやすいであろう? すらすら書けたわ」
「同じく。元の世界にいた時から書類整理は筆だったのでな。誤字やミスをしてもすぐに消せるこの道具は実に便利だ」
と、椿姫(義輝)と詩織(信長)は『筆よりはマシだろ』と言う。だが、
「ん? アタシか? アタシも元いた世界で色々やっていたからな。文字を書くのは自信あるぜ」
「だからってあの短い時間の中こんな上手く字が書けるわけないでしょ普通」
「だから色々やっていたんだって。何をやっていたのかは言わないけど」
ヤンキーなのに字が上手くて速い。その上テストの点も満点以上を出しているとか。一体、月は何者なのだろうか?
「さ、皆さん。追試は明後日ですので頑張ってくださいね♪」
「じゃあリオ達は皆を応援するね~♪」
「お~♪」
テストの無いティーナとリオ、真桜が呑気そうに言うので追試を受ける者達は溜息しか付けない。
そしてその後、3組全員が90点以上を取るまで4~5回(大体10日間)追試をする羽目になった(他のクラスでも3~4回はしている)。
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「さて、3組のみんなの追試が終わった所でようやく待ちに待った特典の配布ですよ~」
「「「「「「「おお~~♪」」」」」」」
間延びしたティーナの声に3組の皆が大いに盛り上がる。
「えっとまずは皆さんの持っているスマホのロックが掛かっている拡張機能の解除ですね。えい!」
ピッ!
「「「「「「「お? おおー!」」」」」」」
説明をしながらティーナはデバイスを出現させて操作し、皆のスマホをリモートで操作し、今までロックが掛かっていた拡張機能の解除を行った。
この【イニシエ】に来た当初、この世界を訪れた者達は皆、この世界で作られた特殊なスマホを貰うことが出来る。勿論メリ校と関係の無い世界破壊者の剛やマックの仲間達や父親にも持たせている。勿論これはお主に連絡用とGPS的な役割を果たす物だけに過ぎない。
スマホと言えば色々と遊ぶためのアプリや拡張機能などがあるが、これは学園に入学し、このテストを通過しないと使えないのだ。
「あ、これって『ステータス表示』?」
「あ、こら。勝手にスマホを弄らないで下さーい!」
スマホの操作に慣れている現代っ子の優李が早速勝手にスマホを弄り、今までになかった項目を見つけた。
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ステータス表示アプリ─────
RPG系のゲームなんかでよく見かけるキャラクターの『レベル』や『攻撃力』、『防御力』、『耐性』、『魔力(異能)値』、『IQ』、その他色々な情報が載っているアプリ。スマホの持ち主本人の情報は勿論、登録されているアドレスの情報も一部載っている(許可を貰えば全部の情報も一覧可)。
と、いう事はこういう事も出来る。
「わはー。みてみて、ボクのレベル135だって。凄くない!?」
「うを!? 何だこれ、何で俺の弱点が『佐夜』になってんだ!?」
「ふむ。筋力と俊敏差に大分誤差がある……。これは要修行でござるな」
「ちょっと! 何故私のIQが80なんですの!?」
「だから勝手にスマホを弄らないで下さーい!」
まるでゲーム感覚で自分や友人達の情報を見比べて騒いでいる。ティーナが「止めてー!」と叫ぶが全く騒ぎが収まる気配が無い。結局皆が落ち着くまで20分は掛かった。
「じゃ、じゃあ次のロックを解除しますけど騒がないで下さいね……(半泣)」
目をウルウルさせながら訴える担任に皆は心なしか罪悪感が芽生えた。
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地図限定解除─────
これは単純に今まで大雑把だったスマホの地図アプリが細かく表示される事を意味する。一見、あまり実用性の無い様に思えるが、これが結構多用する事になる。
その証拠に、
「お、こんな所に鍛冶屋があったのか。今度アタイの斧のメンテを頼むか」
「じゃな。妾達も最近刀を使っておらんかった故、見て貰おうかの。の、詩織?」
「ああ。……お、椿姫よ、その近くに和菓子屋もあるぞ?」
「何、真か!?」
刃物系武器を使用している者達が今まで表示されなくて行けなかった鍛冶屋に興味を持ち、
「おい、こんな所にアダルトショップがあるぜ!」
「マジか!?」
「じゃ、じゃあ今度行ってみ───」
「「「「「「じとー……」」」」」」
「「「あ、いや……何でもありません……」」」
青少年の夢と希望のお店も有り、即刻行こうとしていた男子生徒達が女子達にジト目で見られて自粛した。
「んー、俺の場合、リオが最初から地図アプリだけ見せてくれていたから今更特に驚く事は無いんだけどなぁ……。お、こんな所にもスーパーがあったのか。しかも結構安いな」
リオと一緒に住んでいる佐夜は前々から必要あればリオの案内で色々と街を散策していたのだが、自分で探してみると結構お得そうな場所がチラホラあった。
「今度、調味料とか買いに行って見るかな」
「相変わらず主婦力(女子力ともいう)高いわね佐夜」
「主婦言うな」
そろそろ切れそうな調味料とかを補充しようと買い物の計画を立てていたら愛沙がニヤニヤしていた。
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鑑定アプリ─────
文字通り、物や生物の鑑定を行うアプリ。スマホの動画や写真機能を使って撮影し、このアプリを使えば簡単に鑑定が出来る。
例えば敵やモンスターと遭遇した時に使えば敵情報を入手でき、その対応も簡単になる。ちなみに眼鏡をしている者がいる場合、ゴープロなどの機械を使っての応用も可。
「じゃあ早速使ってみるか」
健太がそう言ってスマホをとある人物に向ける。するとそれに合わせてみんなもその人物にスマホを向ける。
カシャッ!
「って何でみんなして俺を撮る!?」
みんなが写真に撮ったのは言わずもがな佐夜である。
「何でってそりゃあ貴女、さっきステータス表示ロックが解除された時、変な顔していたじゃない? その後佐夜のアドレスを知ってる私達が佐夜の情報を見ようとしても許可しなかったからね。多分みんな気になってるんだと思うわよ?」
「う……」
愛沙に詰め寄られ、佐夜は言葉に詰まった。
「はぁ?」
「何……だと?」
「おやおや」
「これは……」
「マジで!?」
そしてそうしている間にも佐夜に関する情報がどんどんクラス中に漏れていき、誰が最初に気付いたのかは不明だが、全員が佐夜のとある項目を見て様々な反応を示す。
「あー、やっぱりそっかぁ」
「そっかぁ、ってリオ、お前この事分かってたのか?」
「分かってたって言うか予感が的中したって感じかなー?」
「………」
最早皆に自分の個人情報を見られてorzしそうになった時、リオが分かっていた顔で言う。
「……前々から思っていたのよね。男の子にしては女の子にしか見えないし」
「多才な上にアイドルもやっているし」
「容姿端麗でクラス───と言うか学園でも大人気で」
「攻撃力はそんなに無いが錬成術が上手い」
「その上好きな奴がいるとか」
「色んな男や女を攻略した佐夜は─────」
で、今まで佐夜の事を知る面々がこれまでに起こった事を総じて得た、佐夜の称号欄を指して言った。
────美里佐夜。称号『慈愛の歌姫神』────
と。
「……今まで歌姫だなんだとかは言われた事はあるけどそれはまだ我慢できるさ。でも何だよ『慈愛』ってぇ!」
ステータスを見られなくて隠していた佐夜が叫んだ。
「しかも歌姫『神』だからねー。さすがさやや。普通の人とは違うね!」
「それ褒めてるのか!?」
「褒めてるよ~?」
「全然嬉しくねぇ!」
どこから来たのか『慈愛』と言う謎ワードにリオが茶化す。
「あ、もしかしてあの時でござるか……?」
「心当たりあるのか御剣?」
「うむ。恐らく佐夜殿の称号に『慈愛』というわーどが入ったのは覚助が原因ではないだろうか?」
「は、俺?」
「うむ。それも多分オリエンテーションの時のアレでござる」
「「「「「「「あ……あー」」」」」」」
御剣の発言に、その時あの場にいた者達は皆納得した。
「「え? どゆこと?」」
だが当の本人達は分かっていないご様子。なので御剣が簡単に説明ry。
簡単に説明すると、オリエンテーションの時、覚助は(この頃は女の子だと思っていた)佐夜に良い所を見せようとしたが悉く失敗し、逆にカッコ悪い所ばかり見せてしまい、かなり凹んでいた。
で、凹んでいじける覚助の姿がイングと重なり、気付けば佐夜は性格が変わっていて、覚助を背後から抱きしめていた。皆が見たのはその時の光景。
実はその傷ついたり落ち込んでいる者を無償の愛で癒す、慰めるという行為が『慈愛』の称号を得るきっかけになるのだ。それもその称号は本来女性にしか現れない筈なのにその称号が佐夜に宿った事もあり、こうして皆が驚きつつも納得したのだ。
「じゃ、じゃあ俺が佐夜を女にしたって事なのか?」
「だから俺は女じゃないって! それにその言い方は止めろ!」
まるで佐夜が覚助の女みたいじゃないか。
その後、イニシエ仕様のスマホを持っている者は他の者に個人情報を抜かれない様にSDアプリのインストールを施され、『鑑定』されたとしても最低限の部分しか出ない様になった。その前に被害を喰らった佐夜は「だったら先に言えー!」とorzしていたが。
そして大分時間が経ってしまっている事に気付いたティーナはそこから流れでスマホに拡張機能された内容を色々説明する。
不破機能(加護系)───文字通り、スマホが壊れなくなる。壊れにくいではなく壊れなくなる。
SDアプリ|(拡張機能)───『セキュリティディフェンダー』。これはスマホを持つ本人以外の者が操作出来ない様にするアプリ。詳細は使ってみて確かめよ。
スマホ回収機能(加護系)───スマホを落として紛失した場合、そのスマホが消え、勝手に手元に出現して戻って来る機能。SDアプリと併用して使う。
熱エネルギー吸収機能(拡張機能)────USBをコンセントに刺して充電する必要が無くなる。太陽光やその他の熱源、もっと言えばスマホを握った手の熱でも充電が出来、ほぼ無限に使用する事が可能。電池が壊れない限りは。
水質ろ過機能(加護系)────スマホから出る光線を当てるとどんなに濁った水でも飲料水として飲む事が出来る。ただし、毒や劇薬系の場合はエラー音が鳴る。
緊急診断(拡張機能)───鑑定アプリに似たアプリ。文字通り怪我や病気になった場合、患者を撮る事でどうすればいいのかが分かるアプリ。学園生は病気にはならないので、主に他世界に行った時の召喚者や次元迷子者、現地人に使う。
「み、皆さーん。私の話ちゃんと聞いてー!」
「あ、あははー。ほぼみんな聞いてないねぇ」
その他、便利機能や娯楽アプリも多数存在し、もう後半からは皆、ティーナの声を無視してスマホを弄りまくるのでティーナ、涙目。
「こらっ|(怒)」
ピシャーン!
「「「「「あべべべべべべべb!?」」」」」
「あ、隊長?」
すると突然ヴァンが教室に入ってきて、ティーナのいう事を聞かなかった生徒達に雷が落とし、何十人かが感電した。ちなみに佐夜は無事。
「全く……全然進んでないって言うから来てみれば……」
「ご、ごめんなさい兄さん」
「いいさ。こういうのも経験だ。それに悪いのは話を聞かないこいつ等だろ? なぁ?」
「「「「「「「うひぃ!?」」」」」」」
ティーナに見せた笑顔とは裏腹にそこには夜叉がいた。
で、その後はヴァンがいる事もあってようやくスマホの加護・拡張機能の説明は終了した。
はぁ、クソ長いわぁ……
次回はテスト報酬の後半の説明と今後の予定です。
次回の更新は1/15です。
では。




