第19話 ~若干コント感入ってます~
どうも皆さん、M-1は見たでしょうか?
自分は敗者復活から見ていましたがやはりお笑いは良いですよねぇ。自分でやるのは勘弁な?
決勝では自分が以前から押していたあのコンビが優勝したので実に良かったです。
売名行為はしたくはないのであえてそのコンビ名は言わないですが、優勝おめでとう!
あ、実はその時間の所為で文章が少ない気がしますがご了承ください(_ _)
「ふぅ……。流石、ヴァンの講習は面白いね」
クラス再編成後の最初の講習(授業)後、佐夜は気が抜けたのか机にだらーんとタレた。タレ佐夜である。
「佐夜ー♪」
「おっと、真桜~♪」
すると少し離れた場所から真桜が手を振ってこちらに来るので佐夜も手を振り返した。よく見れば愛沙と正義も一緒に来ている。君達、仲良いねぇ。
ついでに言うと、前回の最後にティーナと喧嘩していたリオはティーナと共にヴァンに連行されて行ってここにはいない。
「佐夜。どうしたの、だらーんとして? 眠い?」
「いんや? 単に気疲れしただけ~。ほら今日から他のクラスの人と一緒のクラスになるからねー」
「なるほど。お前でも緊張するって事か」
「お前でもって……正義、僕の事どんな風に思ってたのさ?」
「聖女」
「迷わず断言していったね!?」
目をくわっと見開いて断言した正義に佐夜の目もくわっと見開いた。
「違うよお兄ちゃん。佐夜は……歌姫なの!」
「真桜も凄い事言うね!?」
恐らくミシバイクロ以降の佐夜の行動を総じて言っているんだろう。
「違うわよ。何言ってるの2人共」
「そうだよ。愛沙言ってやって」
やはりここは冷静に受け答えが出来る愛沙に───
「佐夜はそうね───やっぱ『メインヒロイン』かしら?」
「そもそも僕、男ー!」
3人共、佐夜が男だという事を忘れているんじゃなかろうか!?
「何々、何の話ー?」
「貴方達うるさいです」
「静か過ぎるよりかは元気があって良いじゃないかメメット」
「貴女は逆に元気過ぎるのよ」
すると今度は佐夜の叫びを聞きつけた優李達4人がやってきた。
今更説明するのも面倒なのでここは正義が面白おかしく説明していると、
「佐夜っちが何者かって? そりゃあボクのライバルよ!」
「いや、君のライバルは同じ勇者の正義でしょうに……」
だから何で佐夜にライバル意識燃やしちゃってるの、この人?
「メメにとってもある意味ライバル……」
「いやいや、そもそも僕は魔法使いじゃないし」
「でも2回戦では闘技場の地面を掘り起こす程の機転と魔法を使っていた。私じゃあの方法は思いつかなかった……」
「それは得手不得手なものだと思うよ?」
純粋な魔法使いに唯の錬成術士が勝てる訳がないだろうに。あの時は結界の外から考える余裕があったから出来た訳だし。
「ふん。そもそもあのくらい、アタイならこの斧一振りで掘り起こせるわ!」
「だから何で対抗意識燃やすのさ!?」
「というか教室内で斧を出さないでよリベッタ!?」
やけに熱血な娘が多いな優李達は!?
「あはは……ごめんね美里さん。こんな暑苦しいメンバーで」
「いえいえ。というか僕の事は佐夜でいいよ。身近に同じ『美里』って人がいるからね」
「そうなの? その人は兄妹か何か?」
「兄妹というか自分の分身みたいな者というか、あはは……」
まさか自分に瓜二つの者が取り憑いているとは言い難い。
(呼んだ?)
(呼んでないよ!?)
「うわ、何か出て来た!? って佐夜っちにそっくり!?」
「うぇ!? 優李、見えるの!?」
すると呼ばれた気がしたのか腕輪からやすしの元妻『喜屋武美里』がひょっこり出てきて佐夜が押し戻そうとすると何故か優李が美里を見てビックリしている。
「え? あ、うん。ボクの実家、神社だし。僕自身も霊感そこそこあったからね。というかその人、佐夜っちにクリソツじゃん! 双子!?」
「クリソツって……。ま、まぁ、何て言うか……他人の空似かな? 血は繋がってないし」
(あ、酷ーい。私も同じ美里なのにー)
「え? 貴女も美里さん?」
(そうよ。【喜屋武美里】よ、よろしくね)
「って握手を求められてもすり抜けるっての!」
(あはは、ごめんなさいね。死んでたのすっかり忘れてた)
「いや忘れないでよ!」
今まで佐夜とマロン以外の人には見えなかった美里に優李が会話に加わった事でしばらく佐夜以外の人と話していなかった美里の機嫌がいい。
「優李、もしかして佐夜に憑いているという美里って人が見えるのか?」
「どうやらそうみたい。ボク自身幽霊を見るのは久しぶりだけど」
「へぇ……やっぱり佐夜にそっくり?」
「そっくりってレベルじゃないって。もう双子とかクローンを飛び越えて複製レベルよ!」
「レプリカて……物かよ」
余程佐夜と美里が似ていたのか意味も無く興奮している優李。ふんすしている。
「で、朝からすっげぇ気になっていたんだけど。佐夜、お前また性格変わってないか?」
「う……」
「そうね。喋らなくても見た目の雰囲気ですぐ分かったわ」
「そ、そこまで普段と違う様に見えてるの?」
「だね。真桜でもすぐ分かったもん」
「真桜まで……」
そして遂に正義達が佐夜自身の事について追及してきた。なので仕方なく佐夜はまたもや性格が変わった事について説明する。
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それはクラス対抗模擬戦が終わり、教室で反省会をしていた時の事だ。
「佐夜! 佐夜はいるか!?」
バァンッ!!
「ぐへっ!?」
突如、教室のドアを蹴破ったベリアルとそのベリアルに簀巻きにされたリョグが教室内に入ってきた。
と、いうのも、ベリアルは別件での仕事の為、決勝戦は見ていなく、後で佐夜がリョグに告白&サバ折りされ、あわや接吻未遂という危機と、その事件が原因で決勝自体が没収された事で、こうして事を起こした奴をボコボコにした状態で謝罪しにきたのだ。
「……あれ?」
「「「「さ、佐夜ー!?」」」」
「きゅう~~……」
しかしベリアルが蹴破ったドアが壁や机などでバウンドや方向転換し、佐夜に直撃し、佐夜は気絶してしまった。
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「で、佐夜が気が付いた時にはもうこの性格になっていたって訳」
その時の様子は気絶した本人である佐夜の代わりに月が説明する。
「ってうおおおい! 説明がおざなり過ぎないか!?」
「うわ、ベリアルさん何時の間にここに!?」
月がかなりざっくりとした説明するとそれにツッコむかの様にベリアルがドアを(今度は壊さない様に)開けて入ってきた。
「いや、そんな事はどうでもいいがちょっと待て。佐夜、お前って確か『精神的ショック』で性格が変わるんじゃなかったっけか?」
「どうでもいいとは何だー!」
一体何の用事なのかは知らないが勝手に入ってきたベリアルをどうでもいいとスルーして正義が訪ねる。その際にも何か騒いでいたがそれもスルー。
「その筈だったんだけどねぇー。実際目が覚めてみたらこうなってたし……」
「はぅ!?」
顔に手を当てて「あはは……」と困った顔で笑う佐夜に何故かまだいるベリアルがキュンと胸を打ち抜かれた。そのまま死ねばいいのに。
「もしかしたら佐夜さんのジェンダーアイデンディティが崩壊しつつあるんじゃないかしら?」
「それを言うならアイデンティティね」
「つか何だその『ジェンダーアイデンティティ』って?」
愛沙の若干の間違いに優李が訂正し、学がそんなに高くない月が腕を組んで頭を捻った。
※:ジェンダーアイデンティティ
男の娘やオネエなどによくみられる性の境目が不明確になってしまう現象(諸説あり)。性同一性障害とは若干意味合いが違う(byリオ)。
「だから誰がオカマだ!?」
「? 誰にツッコんでるの佐夜?」
何処からか聞こえてきた天の声にツッコんだ佐夜が真桜に問われた。
「ほーい。皆さん席に着いてなぁー。……あ? 何で魔族組の教師がここにいるんや?」
「ぬ? 貴様はイオンか。貴様こそ何故ここへ?」
「いや何故て……もう次の講習が始まるからや。お前こそ次は無いんか」
「……あ」
「あるのか。ならはよ教室戻りゃあ」
するともう次の講習が始まる為に来た講師のイオンがベリアルに戻る様に言う。……相変わらず色んな所の方言が混じっとるなぁ。
「く……。佐夜、先日の償いはまた今度───」
「はいはい。早く教室に戻りますわよー」
「ツ、ツァーヤ、何時の間に!? さ、佐夜。佐夜ぁ────」
イオンに言われ、渋々先日の生徒の失態の詫びの予約を言おうとした時、何時の間にか影から現れてベリアルの肩を掴んだツァーヤがそのまま凄い力でベリアルの襟を掴み、引き摺りながら3組の教室を後にした。
「な、何だったんだろうあれ?」
「さぁ?」
佐夜の呟きに応えたのは優李だった。何でお前?
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「え~、こほん。少し間違った日本語を覚えてしまったが故に喋り方が変になったイオン・クルーバーや。色んな所の方言が混じってる場合があるけどそれは堪忍な」
「「「「「は、はぁ……」」」」」
見た目は完全に某RPG・テイ〇ズに出てくるあの裏切りの黒髪双剣士に似ているが、喋り方で完全に見た目の雰囲気がぶち壊しだ。まさに幻想をぶち殺ry───(これ以上は自粛しますた)
「ま、とにかくワイの事はどうでもええねん。早速講習に入ろうか───あ」
するとバリバリの関西弁で語り出したイオンだが、教台に立ち教本を開くと思わず声を漏らした。
「? どうしたでござるか?」
教本を開いて固まったイオンを見て御剣が声を掛ける。
「すまん。テキストと教題を間違えたわ」
と、イオンは間違えた事を言いながらモニターに間違って映った『各種ライセンスについて』の教題ディスクを回収し、
「ってな訳で早速ですまんが10分間休憩にするわ」
「「「「「はぁ!?」」」」」
始まって間もないのにいきなり休憩になった事で3組の何十人かがズッコケた。恐らくコケたのは物質界出身の者達だろう。
「ほな。トイレ行きたい奴は今の内に行っとけなぁ~」
と言い、イオンはダッシュで職員室へと消えて行った。
「ホント、ここの世界には変な人が多いよね……」
「いや、お前が言うなよ」
今度は健太にツッコまれた。今度はお前かい。
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~SS~
リオ「あぁ~、もう疲れたよぉ~」
ティーナ「ほらリオ。休んでないで早く書類整理終わらせて戻るわよ」
リオ「ゑ~」
先ほど喧嘩しながら教室に流れ込んできたちみっ子の2人はその後ヴァンに猫掴みされ、色んな意味での罰として倉庫内にある書類整理をさせられていた。
リオ「そういえばティーナ。昨日テレビのチャンネルA(物質界Aの番組)でやってた漫才のM-1、見た?」
ティーナ「え? ええ、見たよ。それがどうかした?」
リオ「リオ的には敗者復活で決勝に行った『ダークエンジェル』で爆笑して面白かったけどティーナは誰が面白かった?」
ティーナ「んー、やっぱり『雷撃』かしらね」
リオ「隊長絡みで?」
ティーナ「本物の雷撃は関係ないでしょ。そうじゃなくて普通にネタが面白かったの。ほら、大声で後ツッコミしながらボケの人の頭を思いっきり叩くアレ」
リオ「ああ、あれも面白かったね。『よくよく考えてみたら○○○は○○○だなっ!』ってね」
ティーナ「ふふふ。リオ、その言い方はその人にそっくりね。もういっそお笑い目指したら?」
リオ「……その時は一緒にコンビ組んでくれる?」
ティーナ「それは無理。というかそれなら男の娘コンビとして佐夜さんと組んだらいいじゃない」
リオ「んー。さややにお笑いは向いてないんじゃないかなぁ?」
ティーナ「だからって私を誘わないでよ。と言うかそれをやるほど暇じゃないでしょ私達は」
リオ「いやお笑い目指したらって言い出したのティーナじゃん!」
ティーナ「あれは冗談よ。そもそもアンタもお笑いには向いてないわよ」
リオ「そんな事ないもん! ボケも出来るしツッコミも(多分?)上手いと思うしっ」
ティーナ「何で途中で疑問形が入るのよ……。とにかくこの話題は終わり、早く終わらないと兄さんに怒られるわよ」
リオ「うぇ~い………」
と、何だかんだでお笑いフラグを回避したティーナだった。
ヴァン「あ、ちなみに俺は『豚トロ』が面白かったぜ?」
いや、何処から話に入ってるんですか貴方は?
IPPONグランプリ、M-1も終わったのでこれで少しは余裕が出て来たかなと思います。後は年末の『アメ〇ーク』と『笑っ〇はいけない』前後で話が遅れるかもしれないですね。
なら早めに予約投稿しろよって話ですよねー。時間が出来ればそうします。
ではまた。




