閑話:『アルカディア・クロニクル』キャラクター設定資料①(※社外秘)
※これは乙女ゲーム『アルカディア・クロニクル』の極秘企画資料である。
開発元である株式会社Otomation (オトメイション)の開発プランナー室より入手したものであり、エンディングに関する重大なネタバレを含む。取り扱いには厳重に注意すること。
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【キャラクター設定資料:攻略対象・激重親友コンビ】
■ シリウス(Sirius)
【基本情報】
属性: 堅物騎士 / 光属性 / 忠犬
立場: 名門貴族の嫡男(アーサーの生家とは代々血で血を洗う政争を繰り広げる宿敵同士)。次期騎士団長候補。
【公式設定】
生真面目で義理堅く、融通が利かないほど実直な青年。
女性の扱いに慣れておらず、ヒロインの無自覚な行動にすぐ赤面する初々しい枠。己の感情よりも騎士としての誉れと規律を重んじる。
【裏設定(個別ルートにて解放)】
親が差し向ける暗殺者に命を狙われるような血生臭い貴族社会の中で、宿敵であるはずのアーサーと密かに絆を紡いできた。互いに背中を預け、命を救い合い、「腐敗した国を二人で変えよう」と月夜の誓いを交わした真の親友。
しかし、ヒロインへの恋心に目覚めたことで、その血より濃い親友との絆すらも捨て去るという悲壮な覚悟を決めている。
【エンディング一覧】
・トゥルーエンド『暁の騎士と月の宰相』
ヒロインの献身と説得により、アーサーとの宿命の対決を完全に回避するルート。両家の当主である親たちの陰謀を親友と共に打ち砕き、長年の政争に終止符を打つ。数年後、シリウスは騎士団長として、アーサーは若き宰相として国を導き、ヒロインはシリウスの隣で国中から祝福される王道の大団円。
・ラブエンド『剣の誓いは君にのみ』
親友アーサーとの絆を自らの手で完全に断ち切り、家門も騎士としての未来もすべてを投げ捨てる道。二人だけで名もなき辺境の地へ逃れ、ヒロインのためだけに剣を振るう狂信的な専属騎士となる。すべてを犠牲にしてヒロインを選んだからこそ、その執着と独占欲が常軌を逸していく甘く重い依存エンド。
・バッドエンド『白百合の墓標』
アーサーが仕込んでいた致死毒が発動し、ルートの途中でヒロインの腕の中で大量の血を吐いて倒れる。最期の瞬間までヒロインの身を案じ、自分が死んだ後に彼女を守るよう(自分を殺した張本人である)アーサーに託して息絶える。残されたヒロインは真実を知らぬまま、喪失感の中で永遠に彼の墓を守り続ける絶望の結末。
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■ アーサー(Arthur)
【基本情報】
属性: 腹黒チャラ男 / 闇属性 / 策略家
立場: 名門貴族の嫡男(シリウスの生家とは宿敵)。次期宰相候補。
【公式設定】
常に飄々とした笑みを浮かべ、甘い言葉で女性を翻弄するプレイボーイ。
本心を見せず、シリウスの堅物ぶりをからかって遊んでいるように見えるが、頭の回転が異常に早い天才肌。
【裏設定(個別ルートにて解放)】
実家に忠実な冷酷なコマであり、生家の思惑に従いシリウスの暗殺計画を進めている(剣の稽古に見せかけて、シリウスの腕に遅効性の致死毒を仕込んだ)。
しかし本心では、シリウスの実直さにほだされており、いつか自分の手で唯一無二の親友を葬らねばならないという血塗られた運命に絶望している。
【エンディング一覧】
・トゥルーエンド『贖罪の夜明け』
ヒロインが致死毒の存在にいち早く気づき、シリウスの命を救うルート。己の罪を告白し、裁きを受け入れようとするアーサーを、ヒロインとシリウスが無条件で許し、受け入れる。生家の不正を自ら告発して過去を清算したアーサーは、ヒロインという絶対的な光を得て、真の意味で国を変える辣腕の宰相へと成長する。
・ラブエンド『咎人の箱庭』
生家の呪縛から逃れられず、ついにシリウスを毒牙にかけ、親友を殺した罪悪感で精神を完全に病んでしまうルート。すべてに絶望したアーサーは、事件の真相を知りながらも自分を拒否しなかったヒロインと共に国から失踪する。誰も知らない隠れ家でヒロインに縋り、外界から一切隔離して飼い殺す、束縛と逃避のメリバ(メリーバッドエンド)。
・バッドエンド『暗闇の底で』
親友の命を奪うという家命を完遂するが、親友の骸を前にしてアーサーの心は完全に崩壊する。ヒロインの目の前で、狂ったように笑いながらシリウスに使ったものと同じ致死毒を呷り、凄惨な後追い自殺を遂げる。光 (シリウスとヒロイン)を直視しきれなかった闇の男の哀れな末路。
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シリウス「剣も、家門の誇りも、友との誓いも……すべてを捨てて、俺は君を選ぶ」
アーサー「あいつを殺した罪を背負ったまま、君と二人でこの箱庭に堕ちよう」
ユニ「激重すぎる……!! 頼むから、俺にそんな業を背負わせないでくれ!!」




