閑話:『アルカディア・クロニクル』キャラクター設定資料③(※社外秘)
※これは乙女ゲーム『アルカディア・クロニクル』の極秘企画資料である。
開発元である株式会社Otomation (オトメイション)の開発プランナー室より入手したものであり、物語の根幹に関わる重大なネタバレを含む。取り扱いには厳重に注意すること。
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【キャラクター設定資料:攻略対象・宿命の王太子】
■ クライヴ(Clive)
【基本情報】
属性: 王子 / 光属性 / 宿命の王太子
立場: アルカディア王国の第一王子。次期国王。ミレニアの婚約者。
【公式設定】
輝くような金髪碧眼を持つ、絵に描いたような完全無欠の王子様。
誰にでも優しく、正義感に溢れる性格。身分にとらわれず、平民であるヒロインの持つ「光」の力を見抜き、国を挙げて彼女を支持する最大の理解者。その圧倒的なカリスマ性と包容力でヒロインを導く、本作のメインヒーロー。
【裏設定(個別ルートにて解放)】
王家と筆頭公爵家(グランツ家)には、崩壊へと向かう世界を平定するため、いざという時はその身に流れる圧倒的な魔力をもって「人柱(犠牲)」になるという秘匿された役割がある。
クライヴは「世界の歪み」が限界にきていること、そしていずれ婚約者であるミレニアが犠牲となる運命を知らされ、その残酷な王家の業に深く絶望していた。
そこに「奇跡の力」を行使するヒロインが現れたことで、ミレニアを救えるかもしれないという希望を見出すとともに、絶望的な運命を跳ね除ける眩い輝きを持つ彼女自身に強く傾倒していく。
【エンディング一覧】
・トゥルーエンド『光導く未来の王』
ルート中盤でミレニアが世界の犠牲となって命を落とし、己の無力さに絶望し自己嫌悪に陥ったクライヴを、ヒロインが救済するルート。ヒロインと共に、誰かの犠牲のもとに成り立つ「世界の理」そのものを覆し、新たな世界を創世する。(※特定条件を満たした場合のみ、ミレニアの犠牲を回避する大団円ルートへと分岐する)
・ラブエンド『黄昏の逃避行』
ミレニアが犠牲になった後、彼女を救えなかった無力感と、犠牲を強いる王家への憎悪から、クライヴが完全に精神を壊してしまうルート。すべてを見限り、ヒロインだけを連れて国を捨て逃亡する。滅びゆく故郷に背を向け、名もなき辺境でヒロインと二人きりで寄り添い続ける、絶望と逃避のメリバ(メリーバッドエンド)。
・バッドエンド『落日の王冠』
瘴気の浄化にも失敗し、ミレニアだけでなくヒロインをも失うルート。二人を失ったクライヴは完全に心を閉ざし、国が崩壊していく中で、ただ玉座に座り虚空を見つめ続けるだけの抜け殻となる最悪の結末。
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【キャラクター設定資料:ライバル枠】
■ ミレニア(Millennia)
【基本情報】
属性: 悪役令嬢 / 氷属性
立場: 筆頭公爵家(グランツ家)令嬢。クライヴ王子の婚約者。
【公式設定】
プライドが高く、常に主人公を見下すテンプレ悪役令嬢。
平民でありながら攻略対象達からチヤホヤされるヒロインを疎ましく思い、恋路の障害として立ちはだかる、王子ルートにおけるライバルキャラ。
【裏設定(クライヴルートにて判明)】
国の礎たるグランツ家には、世界の崩壊を防ぐため、圧倒的な魔力を捧げて死ぬ『人柱』としての役割がある。学園入学時に、世界が限界を迎えていることを聞かされ、その過酷な宿命を己の義務として静かに受け入れている。
【隠し要素(メリバルート『世界に溶けし光』)】
ヒロインが特定の個別ルートに入らず全キャラとの親密度が高い状態で、かつミレニアの交友値(隠しパラメータ)が一定値以上の場合のみ開くルート。
世界の均衡が崩れ始めたことをきっかけに、ヒロインが自身の正体(世界の歪みを正すために降り立った神の御使い)を思い出す。自身の存在(命)と引き換えに世界を救う、自己犠牲のメリーバッドエンド。
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クライヴ「ありがとう、ユニ……! 約束通り毎日肉串を届けよう。いや、いっそ城の一画を肉林に──」
ミレニア「──殿下? もちろん冗談ですわよね。そのようなふざけた予算はございませんし、そもそも『肉林』とはそういう意味ではなく──」
ユニ「やれやれ。なんだかんだお似合いだよな。これで恋愛フラグもへし折れてノーマルEND確定。一件落着だ!」




