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100年越しの愛の歌  作者: 天宮華恋
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5/6

歌を聴きたい

こんなにも後悔したのは初めてだ。あんなに大切にしてくれた人を傷つけてしまった。今日来てくれるかな?

「マリン!!」

いつもの笑顔だ。

『昨日急に帰ってごめんね』

「俺こそ嫌な思いさせたごめん」

『そんな事ないよ。ただ困ってただけ』

そう言えばさっきから人が寄ってきて見られてるような気がする。

「見てあの子、超美少女じゃない」

「やばい、激かわ」

確かにマリンは目立つ容姿をしている。俺も初めて会った時天使かと思うくらい美少女だった。

「てか、マリンに会った時みたいに歌歌ってほしい」

マリンに笑顔はなかった。そして

『ごめんね』

そして今にも消えてしまいそうな顔で笑っていた。

「やっぱり声出ない?でもマリン声出す練習とかすれば出るよ。うちの兄も一時的に声を出さない時があったから。俺も手伝うし」

『声なんていらないしもう二度と歌わない。てか人と同じ扱いしないで』

その後帰ってしまった。俺は馬鹿だ。二度もマリンを傷つけてしまった。

帰ってLINEで『今日はごめん、明日もいつもの場所で待ってるから』とあったが既読はつかなかった。ただ寝てるだけだよね、と自分を落ち着かせ寝た。

でも次の日からマリンは現れる事なかった。

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