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四角い空を見上げて  作者: くまのびと
「四角い空」から見る夢と現実と、過去と今。お伽噺と「その先」について。
16/18

前を向いて

3失点。

それが全て。


うなだれる僕を、皆がどうにか励まそうとする。

フォワボールやデッドボールは1回もなかった。


守備の拙さもあって、(かなりひどかったなあ。)

とにもかくにも僕たちは負けた。


悔しくて悔しくて、泣きながら水を飲んでいると、こんな声が耳を掠める。


「あの時打ててれば」


「あの守備がひどい」


「最後に投げたあの子(多分僕の事だろう。)は悪くないよ。」


いやいや。

あの時や、あの守備の所に引っ張らせた僕が悪いんだ。


確かに9回裏の1アウト満塁の時点で、初球の明らかな高めのボール球に手を出して引っ掛けて、キャッチャーフライになったあの子や、後が無い事は分かるけど、とにかくブンブンブンブン振り回した挙げ句、3球三振した「あいつ」も悪い。


でも、僕は「僕」に任せられた「あの場所」を必死に守った。


ずいぶんひどい事を思ったけど、皆も同じ様に必死に「自分の世界」で戦って、守って攻めて負けた。


たかが野球だ。

練習試合だ。


これで終わりじゃない。

前を向いて行こう。


明日は日曜日だ。

皆と「ぼろ橋」に行って泳いだり、アブラメを釣ったりしよう。










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