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第46話 本屋へ行こう!


「こっち、こっち!」


会社に興味を持ったオレを、葉月は『本屋』に連れてきた。


――こ、こんなにたくさんの本がある!!


魔王軍も、本は読むけど、せいぜい落ちているのを拾って見るぐらいだった。


実は、本を読むことが好きなオレは、ものすごくテンションが上がっていた。


「会社に関する本、私、持ってくるね!」


とりあえず、分かれて本を探すことになった。



すごい、すごいぞ!!



コミック、雑誌、文庫……、面白そうな読み物でいっぱいだ。



会社の本を探すだけじゃ勿体ない。後日、絶対に来るぞ!!



めぼしい本を見つけてカゴに入れると、葉月と合流した。



「欲しかったコミックの新刊がでてたの!ラッキー!!」

「あ、でね、これとこれとか良さそうじゃない?」


葉月から渡された物を見ると、


『サラリーマンと金次郎』

『正直すぎた不動産』

『トリプルルンゲーム』


という本だった。


どんな内容なんだ、これは??


「なんか有名だし、いいんじゃないかなっ」


相変わらず、適当な葉月。


「選んでくれて、ありがとうな。」


まあ、面白そうだし、読んでみるか……。


葉月の選んでくれた本と、オレが見つけた本と合わせて、お会計をする。


お金は、ばあちゃんから借りてきてしまった。


あとで、遠征費から返そう。


意外と高い金額になって驚いたけど、沢山の本が手に入って、オレはかなり嬉しかった。


ずっしり重い袋を下げて、お店を出る。


「すぅくん、嬉しそうだねえ。本屋、気に入ったみたいだね!本、面白かったら、後で貸してね〜!」


「いいぞ。じゃあ、またな」


あっ!


自分から「またな」なんて言ってしまった。


葉月は、普通に、


「またね!」


と返してくれた。


……うん。「またな」もいいかもしれないな。


ちょっとだけ、人間に近くなった気持ちになった。


――さあ、こうしてはいられない。


帰って本を読むぞ!!



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