第38話 戦闘するか?
「た――っ!!」
かけ声とともに、葉月が技を繰り出す。
途端に、鋭い光線が放たれた。
前よりも、かなり精度がよくなっている。
ただ、相手はとても素早い。
葉月のお兄さんとともに、技を出しているけど、なかなか当たりそうになかった。
「ストラウス、俺たちも戦うか?」
エドに聞かれて、オレは迷った。
ここで戦うと、人間を助けることにならないか?
それに、エドはともかく、オレは強くないしな……。
「う――ん」
決められず、考えていると、
「あ、いたいた!ストラウスさん、エドさん!」
はぐれたアウグストゥスが走ってきた。
「探しましたよ……。」
「何してたんだよ。ついてこないとダメじゃないか」
注意するオレに、アウグストゥスは、サラッと凄いことを行った。
「いやね、ジェットコースターが、2台、破壊されていたじゃないですか。」
「ここに、来る前に、大幅な改造を加えて、直しておきました!」
えっ、すでに直して、しかも大幅な改造を加えたって??
「大幅な改造ってなんだよ?」
エドが、心配そうな表情になった。
「あっ、聞いていただけますかっ!」
「2台のジェットコースターを接続して、連続カーブと、回転する箇所を増やしました。地上300mから、一気に落下します!時速、400kmで常に走行可能です!!」
な、なんだ、その狂気のマシーンは!?
オレとエドは恐怖に震えた。
頼まれても乗りたくないぞ!!
ん、
まてよ?
そのマシーン、使えるかもしれないな……。
改造に、大満足しているアウグストゥス。もう少し働いてもらおうじゃないか。
――「アウグストゥス、手を貸してくれないか?」




