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第23話 魔族の脅威
「すぅくん、また、派手にやったねえ。」
テレビを観ていた、ばあちゃんが、驚きの声をあげた。
「え?何が?」
「確か、湖に行くっていってたよね?これって、すぅくんたちがやったんじゃないのかい?」
不思議に思って見てみると、テレビには、葉月が吹き飛ばした山や、岩が映っていた。
実況している、レポーターも興奮気味だ。
『ご覧ください!あの削られた山を!砕かれた岩を!湖に現れた魔族が、自然に牙を剥きましたっ!』
【凶暴な魔族、大暴れ!!】
なんて、見出しまでついている。
あぁ、これはひどいな。
改めて、葉月の魔法の威力の凄まじさを感じた。
「ばぁちゃん、これには理由があって……」
オレが、説明しようとすると、
ピンポーン
と、インターホンが鳴った。
「はいはい〜」
ばあちゃんが、ドアを開けると、
「な、葉月!?」
大きな紙袋を持って、制服を着た葉月が立っていた。
えっ、高校生だったのか!?
……そういえば、人間でいうとオレは二十歳くらいだったな。
道理で、年下っぽいと思ったんだ。
って、なんで、ばあちゃん家を知っているんだ!?
「すぅくんに会いたいって、葉月ちゃんから、電話をもらってね。ばあちゃん家を教えてあげたんだよ。」
オレの顔を見ると、葉月が、勢いよく頭を下げた。
「この度は、ご迷惑をかけて、申し訳ありません!!」




