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幕間 【雷帝】

【雷帝(へんたい)】のお話です。短めですがどうぞ。

次回から本編に戻ります。



 俺はジェフリー・アーヴァンスレイン。


 帝国軍の「将軍」だ。

 そこそこ強い。

 皇帝陛下からは【雷帝(らいてい)】の二つ名を賜っている。


 まあ、その他に【機械仕掛けの殺戮人形】【挽肉製造機(ミンサー)】【人外】なんて名前でも呼ばれている。


 そんな俺でも、敵わない人間はいる。

 代表的なのは、皇帝陛下、宰相のジジイ、妻、そしてお母様だ。


 皇帝陛下は幼馴染で、俺の弱点を熟知している。

 俺も奴の恥ずかしい昔話を知っているから、おあいこか。


 宰相のジジイは別に強いわけじゃない。

 ただ、弁が立つし、何より頭がいい。

 話してるといつの間にか謝っているから、出来るだけ会いたくない。


 妻とお母様は言わなくてもわかるだろう?


 俺の得意技に【雷電(らいでん)】てのがあるんだけどさ。

 全身に雷を纏って、雷と同じ速度で移動できるって代物なんだが、

 あの二人、発動前に止めてくるんだ・・・。

 こっちが都合悪くなって逃げようとすると、

 発動直前に耳を引っ張って来やがる。


 なんでわかるんだって聞くと、声を揃えて「勘」だとさ。

 マジ敵わねえ。




 今言った人間は、俺が敵わない奴らだ。

 でも、俺には怖いと思う人がいる。



 全能神ミルク様。



 神代から存在する至高の神。

 ま、俺のお師匠様でもあるんだが。



 黒髪碧眼の少女の姿をしており、神託を受けた者は口を揃えて「親しみやすく、お優しいお方」と言う。

 だが、あの人を知っている者はこうも言う。


「恐ろしいお方」


 と。

 あの人の気持ち次第でこの世界は簡単に終わる。


 ある日、『もういいわ』なんて言って人間族だけ絶滅させる、なんてことも可能だ。

 そう考えると全身に鳥肌が立つ。


 俺はミルク様が怖い。この世で一番怖い。何をされても、何をお願いされても、言う通りにするしかない。絶対の存在。逆らえない。











怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・あはははははははははははははは!










 ふう。


 あ、そうそう。


 俺の二つ名、まだあったわ。






【狂信者】






 だってさ。

 こんなに怖がっているのに、変だよな?


ミリアとミルクをよく間違えます。。。昨日の投稿でも間違ってました。

見返したりはしてるんですが、申し訳ないです。


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