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浴槽に残された謎のパンツ

「これ誰のですかっ!?浴槽に放置してありました!良くないですよっ!」


エルナさんが棒に引っ掛けて持ってきた男物のパンツ……

私たちは一斉に頭を抱えました。



「宿には今私たちしか泊まってないもんねー!ってことは……この派手なパンツは一体誰の……」


ミアさんは興味津々にパンツを見て居ます。


「俺もネロもこんな趣味の悪いパンツは履いていない!正義じゃない!」


……正義とパンツの柄に関連性はあるのでしょうか?


「まさかアルドさん……」


エルナさんが疑いの目を向けてきます。


「わ、私はグレーのボクサーパンツですよ!?そんな派手なのは履きません!」


うっかり今のパンツの柄まで喋ってしまった……恥ずかしい……


「似たようなの持ってるけど俺じゃあ無いな……」


ジオさんがいらない情報まで出し始めました。

男のパンツの柄を知って嬉しい人いますか?

少なくとも私は嬉しくはないです。


「少なくともネロのでもないからな!」


エンツォさん……追加情報もいりません。


「エルナちゃん!誰のパンツだと思う?私はエンツォさんのパンツに鉄貨三枚」

「えっ……ええと……?」


遂に賭け事まで女性陣のあいだで始まってしまいました。

反対にやたら気まずい男性陣……


「………俺のではない」


ついにネロさんまで議論に参戦!


「サイズが……全然違う。」


確かにネロさんはシーフ……引き締まった細身の体をしています。

大きめのこのパンツの持ち主ではないでしょう……


「それなら私でもないですね」


一応主張しておきます……背は伸びても、ひょろひょろなこの身体……

こんな大きいパンツずり落ちますよ!


「とすると〜?」

「犯人は……?」


女性陣2人の目がジオさんとエンツォさんに向かいます。


「どっちのですか!白状してください!」

「私の知らないジオのパンツとか……浮気かな……?」

「違う違う本当に俺のじゃないって!!!」

「こんなパンツを履いていると思われたら正義の恥だ!!!」


そこへ、宿の親父さんがやってきました。


「俺のパンツこんな所にあったのか。見つけてくれたのか?ありがとな。」


……今までの議論時間、なんだったのでしょうか。


「まあ、まだ洗ってなかったんだが」


……うわああああ……

全員で手を洗いにいきました……

エルナさんは棒で引っ掛けていただけなのにしっかりと洗っていました。

潔癖気味って……大変ですね。


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