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6.大きなトラウマとキャラ崩壊と手に宿る力

もうめちゃくちゃだよ。作者はシリアスやると死ぬ病みたいだよ?

神になりたい。×

紙になりたい。×

仮眠がほしい。○

「いやさ、この子ね人間におびえるのも当然なんだわ。」

「え、あの、どういうことですか…?」

「うん、俺さっきね、奴隷商にね?二人が奴隷になった経緯とか聞いたのね。うん。そしてこの子がね、奴隷になった経緯を聞いたんだけど、その過程がね。あの……すごいグロかったの。うん。そりゃ、人間を恐れるよね。いま、人間に囲まれてる状況でしょ?面白いスキル持ってたから買ったんだけど、びっくりしたわ。今まではね、うん、魔力がやばかったから命令が効かなくて助かってたんだけど。俺の魔力だと完全に支配できるでしょ??」

「ちょっと待って咲君?何を聴いたのかわからないけどキャラがおかしくなってますよ。落ち着いて話してください。」


 おうふ。俺としたことが、あまりのひどい話を思い出して取り乱してしまったぜ。


 奴隷契約は奴隷の魔力が強すぎると、奴隷紋があまりきかなかったりもする。そういうことで、今まで買われることはなかったから、まあダイジョブだったけど、今回俺が買ったでしょ?で、そのうえ俺のほうが魔力で上回っていて抵抗できない。俺に対して、ものすごくおびえるわけだ。


「あのね、このエルフっ子が、何におびえているかというとね。」

「はい?」

「ええと……いつ喰われるか?」

「「はい?」」

「だからね、いつ自分が喰われるかって心配してるらしい。はい。」

「え、あ?はい?」

「ちょっと何言ってるかわからないです。」


 つまりはこういうことだ。



――――――――――


 あるところにエルフの家族がいました。この家族は仲の良い母、父、娘の、三人家族で、わけがあって集落からは離れて暮らしていたんです。


実は娘のエルフが先祖がえりをしてしまい、ありえない魔法技能、魔力を持っておりました。集落にいるとそれだけで危険と判断されてしまい、「殺さない代わりに村から出ていけ!!」ということになってしまいました。


 ある日、その家族にありえない不運が訪れてしまいます。


「なんだこいつらは!?人喰(ひとぐらい)!?俺たちはエルフだ人間じゃない、逃がしてくれ!」

「あ?なんで逃がすんだよ。ただの人間よりうめえ、エルフだぞ?こんな貴重な奴ら逃がせっかよ!!」


 なんと、人喰にあってしまったんです。


人喰は人間でありながら同族を喰らうといわれる部族です。この部族は悪魔と契約し、禁忌を犯したものといわれ、人々から恐れられています。しかしこの人喰、魔物でなければ、人に近い見た目の種族であればどの種族でも食べてしまいます。


「おうおう。ガキがいんじゃねえか。ガキはうめぇんだよなぁ!最後のお楽しみだ!!」

「うわあぁぁ、助けてくれぇ誰かぁぁ!!」

「あ、あぁ……。い、いやぁぁあああ!!」


 このようにして二人の親エルフは食べられてしまいました。残った子エルフに魔の手が伸びようとしたとき、その場に魔力の嵐が起きました。その魔力が突然爆発を起こしたのです。


 この爆発、子エルフが恐怖のあまり起こしたものでした。子エルフは爆発の衝撃で遠くまでとび、一命はとりとめましたが気を失いました。


 爆発の起きた場所には何一つ残っていませんでした。


 



 しばらくして近くを奴隷商が通りました。


「なんだあれは?山にクレーターがあるぞ?」


 奴隷商は驚いて近くを調べました。すると近くにエルフの子が倒れているではありませんか。


 しかしこのエルフは見ただけでわかるほど桁違いの魔力を持っていました。魔力量が多すぎてこのエルフは奴隷にしても、制御できず、売り物にできません。


 しかし、この惨状を見て、奴隷商はかわいそうと思ってしまいました。誰かが買って、少なくともまともに生活できればいいだろうと思いました。ですが、エルフは誰にも心を開かず、誰も買おうとはしてくれません。


 そんな時、ある2人の若人が現れました。




――――――――――


「というわけなんだ。」

「物語風に話す内容じゃないですね。」

「悪い。こうしないと俺のほうが発狂しそうだった。」

「えっと、かなりひどい話ですね…」

「ああ、俺ちょっと具合が悪い。」

「私もです。うぅ。」

「わかります…」


 まあ、こんな話を聞いて正気な奴はいないだろう。っていうか、普通の人なら記憶崩壊してもいいと思うけど、一応、記憶あるんだよね。すごい精神力だと思うわ。


「わかりました。まずその子をなでてあげてください。」

「私も賛成です…」

「…は?」

「ふざけてはいません、なでてあげればその子も、少なくともですが、咲君にはなつくと思います。」

「なんで?」

「「いいからやってください。」」

「あっはい。」


(そんな簡単になついたら誰も苦労しないと思います。)


そんなことを思いながらとりあえず撫でてみる。


 頭に手を触れるとビクッ!!っと反応したが特に抵抗はしない。ゆっくり撫でてみる。


 3分ほど撫でているとゆっくり顔をあげた。その顔には怯えはあるが恐怖はない。え、マジで?


 5分後、もうほとんど怯えもない。幸せそうな顔で撫でられている。手を放すと悲しそうに俺を見つめてくる。もう一度なでると、嬉しそうにする。


 Why!?


「なんでや!?」


エルフちゃんが、びくっ!っと驚く。ああごめんね。驚かせるつもりはなかったんだよ…。


「やっぱ効果絶大でしたね。」

「あ、はい。あれは麻薬みたいなものですからね......」

「咲君に撫でられると、それだけで幸せな気持ちになれます。でも、代償は大きく5日以内に撫でてもらわないと、精神が崩壊して狂います。」

「!?そうなんですか?」

「はい、私は5日たってもなでてもらわないでいたら、だんだんとおかしくなっていって、最終的に発狂しました。」

「なるほど。確かにあれは依存性が高すぎますもんね…」


 後ろで雫とミカによるよく分からん会話がされていた。


「さっきから何話してんの?」

「いえ、咲君に撫でられることで誰でも精神の回復ができるということです。…代わりに咲君なしでは生きれかくなりますが……。」

「は?何その麻薬みたいな効果?俺の手にそんな変な力宿ってないよ?」

「冗談は魔力量だけにしてください……」

「地味に褒められた?」

「咲君。忘れましたか?私が昔発狂したこと。」

「あぁ……」


 あれそのせいだったのね。


「めんどくせぇ!!」



――――十分後――――


「悪いな。取り乱した。とりあえず、俺は咲だ。お前は俺の奴隷になった。よろしく。」

「雫です。よろしくお願いします。」

「えっと、一緒に奴隷になったミカです。お願いします。」


 俺たちはとりあえずエルフっ子に自己紹介する。


「えっと、はい。私はユリアっていいます。よろしく…お願い、します。…あの、皆さん以外の人まだ怖いので、一緒にいてください。あと、ご主人様。時々ユリアを撫でてください。お願いします。」

「咲君私もお願いします。」

「えと、私もお願いします。」

「あ、わかった。」


 もう、安易に人の頭をなでないようにしよう。


「じゃあ、宿に戻って二人の役目を教えよう。」

「「はい。」」





 宿はもちろん豚肉屋。ベットが二つある部屋を取り直した。さすがに四つはなかった。


「んじゃ、二人の役目を言おう。二人の役目は、俺たちに魔法を教えることだ。」

「「………?」」

「俺たちは、転移してきたから、魔法の使い方を知らない。教わる前に出てきた。だから教えてほしい。ちなみに勇者とは一緒にすんなよ?」

「わかりました。」

「ユリア了解です。」


 ユリア以外に乗りいいな。



――――今日の夜の話――――


「じゃあ、明日からよろしく。俺は精神的に疲れた。寝よう。」

「二人とも、こっちに来てください。」


 なんか雫が二人を呼んでいた。


「…なので…ということにしましょう。」

「なるほど。でもいいんですか?」

「だいじょぶです。」

「ユリアは…がいいです。」

「じゃあ、そういうことで。」


 話し合いが終わると三人がこっちに来た。


「「「毎日順番に咲君(ご主人様)の抱き枕にしてください。」」」


 なんでも、毎日順番に撫でてもらえばみんな必ず3日に一回は撫でてもらえるし、単純に一緒に寝たい、という理由でそうなったそうだ。


 俺の意志は無視か……。


雫さんは、ラノベの世界に行ったらやってみたいこと5位の『奴隷を買う』をやって、テンションが上がりました。そして、かなり口数が多くなり。キャラ崩壊しました。

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