表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/24

14.銃の性能・スキップ

銃?咲たちのだもん普通なわけないじゃん。

「開けるぞ?」

「「「はい。」」」


 俺たちは第20層に来ていた。今目の前にある扉を開ければ、20層のボスが現れる。ここまでは、全員で銃になれるためとにかく打ちまくっていた。おかげで通った階層の魔物は全滅していた。


 さて、今回のボスは銃のみで戦う。今回スナイパーライフルなので珍しく俺は後衛、リボルバーのミカとサブマシンガンの雫が前衛、狙撃も中距離も行けるアサルトライフルのミカが、遊撃?っぽいことをする。ミカも、ユリアも魔法の才能がある上に、前でも戦える運動能力もある。前衛を任せても安心だ。


「いくぞ!」


 そして、俺たちはと扉を開けた。


「GYAAAAAA」


 そこにいたのはティラノサウルスだった。うん、どう見てもティラノサウルスだ。


 魔眼で見てみると―…“ティーラ・ザ・ウルフ”


 おかしいよなー、うん。おかしいよなー。

…ってか、名前考えた八呼んで来いよ!!ほぼティラノサウルスじゃねえか。ってか劣化してんじゃねえか!!しかも、“ウルフ”って。狼じゃねぇんだよっ!!


「ハァ―…はぁ。ゼェ。」

「なんですでに疲れてるんですか?行きますよ!」

「ああ、悪い。…よし、位置につけー!!」

「「「了解!!」」」


 思わず心の中で荒ぶって、息切れしてしまった。


 しかし全員素早く位置に着く。俺は、奥のほうに高台があったので、そこに走って伏せた。ユリアは入り口付近の壁に穴が開いていたのでそこに、垂直壁走りで登った。まずは狙撃から行く。


 バンッ!!バンッ!!

 ダダダダッ、ダダダダダダダッ。


 まずは、前の二人が攻撃する。


「これは、きついですね。」

「全然聞いてないです。前世のものと比べたら対物ライフルの3分の2の威力はあるリボルバーなのに。」

 それを片手で1丁ずつ扱うミカもすごいと思うけどな。


 しかしまいったな。あいつ、弾をはじき返してる。皮が強すぎて傷ひとつ入っていない。


「GUGAAAAAA」


 ティーラ(…誠に遺憾ではあるがそう呼ぼう。)が、頭を持ち上げ一気に火のブレスを吐き出す。


「ふっ!」

「ほい。」


 雫は後ろに下がり、ミカは上にとび避ける。

後ろからはユリアが狙撃で開いたティーラの口に弾を打ち込んだが残念ながら途中で炎により威力を失った。


 俺も狙いをつけ狙撃する。皮膚だと全く通らないので、目を狙った。


「GYA!?」


 しかし、ティーラは微妙に顔をずらし、弾丸を避けた。顔の皮膚にあたった弾丸は、はじかれてティーラは無傷だった。


「ッチ!」


 本能に従った結果なのだろうがあれが続いてはまともに倒せたもんじゃない。


「GUAAAA」


 ティーラが目の前の雫たちに向かって炎を吐き出した。しかも今回は範囲が広く避けることができない。雫は異界(いかい)を展開して炎を防いだ。そう、あの敵をまとめて防いでいたチート魔法だ。


 しかし、このままではさすがにジリ貧だ。だから、


「おーい、貫通弾使用!!」

「「「了解です」」」


 こんな時のために用意していました貫通弾。ちなみに俺のは特別性、分解の魔法が込められていますので、目視したものならすべて貫けます。


 俺がまず、一発。左足を打ち抜きまして、ユリアが右足を打ち抜きました。


「動きとまったぞー。油断は禁物なー」

「「了解!!」」


 雫とミカが元気に返事をする。やらせじゃないよ?


 ティーラが吐き出した火球を二人は舞うように避け、そのまま空中でロックオンし、ティーラの頭をめがけて弾を発射した。


 決まった。


「ウィー。カッター」

「デスネー」


 俺も雫も思いっきり棒読みだ。わかってんだよ。


「久しぶりにまともに戦闘しましたねー」

「貫通弾使ってから一瞬でしたけどね。」


 ミカよ、言ってしまったな?俺も雫も気づいていて口にしなかったことを。


「ミカ、お前気付いてて言ってるだろ。」

「何がですか?」

「だったらなんだ、その顔は?めっちゃニヤついてんじゃねえか!!」

「だって、貫通弾なんて明らかにオーバーキルじゃないですか。わかってて足を狙ったんでしょ?普通の威力を出すためとか言いながら、こんなのが一撃ですよ?」


 クッ、痛いところを。


「ススムカー」


 結局俺はミカに負けました。



――――2ヶ月と三週間後――――


「なんか迷宮内での生活も慣れてきましたね。」

「そうだな、でもそろそろ食料が尽きるんだよなー」


 俺たちは99層まで進んでいた。


「ミカ先生、もう百層だけどふつうこんなにあるの?」

「先生?…普通はないですけど。【古の迷宮(いにしえの迷宮)】、神々の対戦が起きた時代からある迷宮であれば、百層ぴったりで終わるそうです。でも人間界にはなかったんですが。」

「でもさ、きっとこれ古の迷宮だよね。」

「デスネ。古の迷宮のボスって異常に強いんですけども。」

「?」

「おそらく、ご主人様たちでもきついです。」

「うん、目の前の扉からめっちゃ伝わってくる。」

「行きますか?」

「…行くしかない。」


そろそろボス戦行きたくて、スキップしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ