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13.新武器による蹂躙

閑話にしようと思ったんですが、つながってる話なので本編に含めました。


 現在、俺たちは16階層にいた。ここは緑が広がり、日もちょうどいいくらいにさすのどかなもりであった。その森で俺たちは弁当を食べていた。ただし、3メートル先には魔物の壁がある状態で。


 なんか11層から、今度は物量で押してきたのだ。2秒ごとに5~8体の群れが襲ってくる。ここはとりあえず、バーンウルフというオオカミと、青ゴブリンが大量だった。


「元気だなー。あいつら。」

「魔物ですし、目の前に獲物がいたらほっておけないんじゃないですか?」


 さっきから魔物がこっちに大量の魔物の群れがこっちに向かって突進しているのだ。しかし、途中で見えない壁に阻まれてこっちにこれなくなっている。


「にしても便利な魔法だな。」

「これ結構消費魔力も少ないんですよ。」

「すごいです。」

「私、ミカはもうこんなことに関して驚かないと誓います!」


 …ミカのノリが最近よくわかんないほうに行ってるな。


 いま、魔物の壁や、ミカのおかしなノリを作っているのは雫の魔法である。


 今回は雫が自作の魔法を作った。空間に隙間を作って敵を阻む魔法である。少ない魔力で隙間が作れ、一度隙間を作ったらそれを維持するのにほぼ魔力がいらないという優れものだ。このようにドーム展開もできれば、部分展開もでき素早く開けるので戦闘中防御魔法として使うこともできる。さらに、空間自体に隙間を作っているので、絶対に攻撃を通さないし、そこからあの何でも吸い込む魔法につなげることもできる。

…ああ、思い出しちゃった。こわっ!


「どうしました、咲君?なんか失礼なことを考えられている気がします。」

「いや、何でもない。」


 こわっ。こえーよ。なんでわかんだよ。


「やっぱりなんか失礼なこと考えられてる気がします。」

「いや、ホントに何でもないから。」

「そうですか?うーん。」


 やっぱね、この話題は触れないようにしよう。ほんとにそのほうがみんな幸せだ。


「やっぱりなんか―…」

「もういいわ!!」





「おーし、皆食い終ったな?」

「「「ハーイ。」」」


 やっぱ、ミレンの街の食い物は、種類があるしおいしくていいな。


「そんじゃ、まずこいつら掃除していくぞー。グレネードよーい。」

「「OK!!」」

「雫、カウントで壁を消せ。」

「了解です。」

「3.2.1.今だ!!」


 その瞬間、壁が消え、魔物に向かってグレネードが投げ込まれる。俺は、広範囲にまき散らすことを意識したショットガンで、敵を打ちまくる。

 あっという間に魔物は全滅した。


「すごいですね。このグレネードって。そのショットガンも。」

「ああ、魔法でさらに威力を足してるからな。」


 そう、なんと銃を作ったのだ。なぜそうなったのかは昨日の夜にさかのぼる。



――――昨晩――――


 3人があまりにもうっとうしくなったので即席で3人のみを眠らせる魔法を作り、眠らせた。こいつらに使う専用の魔法だ。

 俺は、研究用に作った部屋に向かった。理由は強すぎない遠距離攻撃法を作るためだ。


 知っての通り。俺や雫の魔法は天地異変を作り出せるほどのものだ。(やろうと思えば町…いや、どっかの国一個つぶせる)なので、まともな遠距離攻撃手段がほしかったのだ。


 とりあえず思いついたものは、暗器としていつももっている鉛玉を雷魔法でレールガンのように飛ばすというものだ。とりあえず的に向かってやってみた。

…失敗だった。的を突き抜けて、危なくこの部屋がある空間に穴を開けるところだった。家がなくなってしまう。

 だったら、と思いついたのが銃だった。あいつなら威力が下手に強くなることはないだろうと思った。


 俺は剣術を学んでいた時に、弾丸を切る訓練をさせられ、その時まずは銃を知れということですべての銃を達人級まで極めた。分解、組み立ても触れた瞬間終わっているくらいにはできるようになり、スナイパーライフルも5キロ狙撃が確実に当たるほどに極めた。(途中から対物ライフルになった)

 おかげで狙撃だろうが、マシンガンだろうが確実に切れるようになった。


 その経験もあり、銃の作成は簡単にできた。弾もOK。しかし、魔物相手には心もとない威力だった。そんでさらに時間をかけ、強すぎず、しかし魔物も倒せる威力に調整した。




――――現在――――


 ということがあったのだ。


 ちなみにみんなの標準装備はこうだ。


俺:スナイパーライフル 銃身2メートル、12ミリ弾、有効射程5.2キロ

サプレッサー標準装備、ボルトアクション、16倍可変スコープ装備


雫:サブマシンガン 5.6ミリ弾、有効射程230メートル

マズルブレーキ装備、空間魔法による900000000発マガジン


ミカ:リボルバー二丁拳銃 11ミリ弾、有効射程300メートル

装弾数8×2発


ユリア:アサルトライフル 7.4ミリ弾、有効射程1600メートル

サプレッサー標準装備、空間魔法による100000発マガジン、6倍スコープ・ダットサイト装備


とまあ、こんな感じだ。色々都合よく改造していったらこうなったんだけど結構壊れ性能だよね。


 なんかリボルバー二丁渡したとき、格闘術教えてくださいって言ってた。ガン=カタでもやるんだろうか?なんであいつそんな知識あんだろ。俺なんて高校は言ってから知ったぞ?


 とりあえず今はユリアとミカに銃を練習させていた。雫は経験あるので大丈夫。


「ヒャッハー」


ミカは頭のおかしな声を出している割には一発一発正確に脳天を打ち抜いていた。リロードのタイミングも的確で、素早く、手間取る様子はなかった。


ダダンダダンッダダダン


「…ふう。」


 ユリアも筋がいい。結構確実に当て、無駄に弾を使わない。…と言っても100000発ものマガジンだ。しかも足りなくなるたび自作した魔法具により常に弾が作られて送られてくる。魔力はこっちから送る魔石で余るほどあり、十分である。つまり俺たちが弾切れすることは基本ないし、ユリアと雫に関してはリロードすら不要だ。ぶっ壊れ性能だ。


 今度はユリアが狙撃していた。スコープとダットサイトはワンタッチで切り替えれる。狙撃のほうもかなりうまい。800メートルまでなら確実に当てる。


「疲れました。」

「騒ぐからだろ?」

「はい。」


 ミカが戻ってきた。


「すごいです、魔力もなくなりませんし。つよいです。」


 ユリアも戻ってきて、感動していた。


「そんじゃ、次のボス部屋行くぞ?」

「「「はい。」」」


 次のボス部屋は銃縛りで行こう。ボス部屋は広いし、段差や壁の穴なども多いので、俺はそこから狙撃していこうと思っている。


 そして残り3階層を一気に駆け抜けた。


チートを抑えて戦うにはこんくらいしかなかったんだ。

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