第11話 これが本当の始まり
責任
それは言葉にするのは簡単だ。
しかし
人はその言葉に直面した時、初めてその重さに足取りを取られるだろう。
だからこそ
立場は人を成長させるのだから。
生きた心地がしなかった。
我が子と触れ合う時間
つむじの匂いを全力で嗅ぐ瞬間
夜遅く仕事から帰ってきて、寝ている子供にキスをし、優しく包み込み寝る。
6年間あたりまえで、妻との関係や仕事の辛さから、支えてくれた存在を失うかもしれない。
そんな恐怖に
不倫の弊害に
初めて心を蝕まれ、心がすり減っていた。
「15日から2日経ったけど結果どうだった?」
重たい男になりすぎたくないから、約束の日から2日後に聞いた。
2時間後
「大丈夫でしたっ!」
本当に2時間で検査したのか?
信じられなかった。
1日1通の会話が進まないLINE。
嬉しい、好き、と感情表現の無くなった内容。
いいねの付かなくなった僕のSNSの投稿。
返信よりも優先される翠ちゃんのSNSの投稿。
体調が回復したけど、忙しいと言われた。
1ヶ月だ。
1ヶ月バカなふりをしよう。
そうやって自分を鼓舞させ、6月後半から、バカを演じた。
けど限界が来た。
もう連絡しなくていいか
「おっけーまた連絡するよー」
と何気ない会話で断絶を試みた。
しかし
「もしかして連絡したくない?」
「LINEしたいから連絡しちゃったけど大丈夫?」
そんな返信でさえ嬉しくて仕方なく、飛びあがる。
なんなら気持ちは空を飛んでいた。
それでも
それでも更に減る返信頻度。
2日に1回
酔ったふりをして聞いた。
「LINE頻度って2日に一回くらいがいいい?」
「忙しくて、本当は即レスしたいよ」
脳が喜び、騙される。
一時的に増え、元に戻るLINEの頻度
スルーされる電話の誘い。
男ができたのだろう
圧倒的に下げられた優先順位から導き出される最悪の結論。
久々の恋でメンヘラカスになった僕は
まさしても連絡を断とうとした。
「9月の予定立ててんだけど、本当に会えるんだよね?」
「会えるよ」
「じゃあ9月近くなったら連絡するね」
既読無視
その四文字が、アルコールに踊らされた僕に、正常な判断を狂わせる。
「やっぱLINEしたいよ、仕事と家庭で限界迎えててさ、いろんな人とのLINE切ったけど翠だけは無理だ」
嘘という化粧で武装し、道化として弱さをひけらかす。
「大丈夫。なんでも受け止めるよ」
言葉だけなのだろう。
気持ちは、もうないのだろう。
返信頻度は3日まで減り新記録を樹立した。
そりゃあそうだ。
今思えば彼女ですらないのだから。
翠ちゃんからしたら、僕は二夜をすごしただけであり、妻子持ちという大爆発を弾き起こす可能性がある大爆弾だ。
そりゃあ
目の前に他の男が出てきたら、遠距離の僕より優先順位が上がるのは理解できる。
でも
あまりにも急速で理解のできない関係性の低下に、6月下旬から8月の上旬まで、本気で僕は悩まされた。
今も思う。
本当に9月会うのだろうか?
本当に僕のことをまだ思っているのか?
過去イモタの浮気を思い返し、罪悪感からはっきり言えずにいるのでは?
ただのセフレにしたいんじゃないだろうか?
お互い2〜3日毎にLINEを返すだけの関係
全く話が進まない関係
やはり趣味のない人間は、人間関係でさえすら飽きが来てしまい続かないのだろうか。
沢山の憶測という邪推が、子供と遊ぶ時も、仕事中も、家事をしている時も脳内を支配する。
でも
この答えは
翠ちゃんしか知らない。
ドタキャンされるかもしれない。
だけど
僕は
9月上旬に答え合わせに行ってくる。
飛行機取っちゃったからね。
もしかしたら10月は翠ちゃんと、その子供と旅行に行くかもしれない。
たくさん苦しめられた。
僕みたいな男は最低だから思う。
復讐したい。
もし仮に
もしも9月に会えたなら
全力で楽しませ、優しくし
もし仮に
関係が修復されたら
僕から距離を置こうと思う。
9月上旬
この現在進行形のリアル体験談を
ガチ太郎の物語を
リアル体験談ガチ太郎の行く末
自己満を文字に起こします。
待っててください。
以上
ああああああ!!!!
僕は今、依存治療中です。
最後まで読んでくれてありがとう。
自己満に付き合ってくれて本当にありがとう。




