第135話 さらばアケうにょ7
「いよいよだね。」
隣のツキヒトに小声で呟き抽選機のボタンをPUSH。ボタンの色が赤かった気がした。
出てきた番号は、・・・2。2!あとはツキヒト。どう!?
「銀トロ。太陽。雷。」
「・・・まじ!?3!?」
これで二人ともアケうにょを打てることが確定。すごいや。多分30人以上はいる中で二人してこの番号は神がかっているでしょ。・・・まぁ合体もそれはそれで楽しみだったんだけどね。
「凄いな。やっぱりアケうにょが俺らを呼んだんだ。」
「いつも何度でもってことよね。」
よかった。ゼロになる体が満たされていく!
「再整列をお願いします。」
これは店員さんの声。再整列とは引いた番号順に並びなおすこと。言われるがままに前から2番目へ。後ろにはツキヒト。前には知らない人。目を閉じれば思い出される今までの記憶。セルフ開眼で気合を入れたらプラスを起動させる。ツキヒトと目が合ったけど今はお互い頷くのみ。お互い今まで一緒に思い出を刻んできた相棒達のセットを始める。さぁ今日もよろしくね。
メイン:「PRmaxうにょるん」
サ ブ:「SRmaxカディア」
サポート:「SRmaxフル(アモン)」
※効果は第68話参照
ツキヒトはこう。
メイン:「SRmaxあるてめ」
サ ブ:「SRmaxカディア」
サポート:「Rmaxおるごん」
※効果は第76話参照
さぁ10時になった。やはり前の人もアケうにょへ。前日にマイナスだった台、3台並んでいる中で一番右の台に座った。真ん中に座られなくてよかった。左の台へ。すぐにツキヒトが真ん中へ。隣に彼氏、目の前には愛する台。幸せクライマックス。
「よし、今日も気持ちよく楽しもうぜ。」
「うっす。」
ツキヒトと拳をコツン。これよ。
「今までありがとう。これまで本当に楽しかった。今日もよろしくね。」
プラスをセットしながら心の中で台に話しかける。もちろん返事があるとは思っていない。たとえ一方通行の自己満足だとしても、伝えたいことだった。
思いが通じたのか、運がいいのかは分からないけど50枚使わずしてボーナスに当選。
消化中に7揃い1回かまして無事ARTへ。いいじゃん。ツキヒトも150枚使ったくらいでCZからパーフェクトでARTへ。ちなみにもうどの難易度でもノーコンは当然で、パーフェクト率は私が6割程度、ツキヒトは5割程度までこなせるようになった。どうしても100%は無理だね。うまくなればなるほど収支も安定してプラスになってきた。このプラス分で、普通に遊ぶのに不自由しない程度のおいしい思いもさせてもらった。・・・さぁ閉店までよろしくね。
(作者の独り言なんだけど、スロットを打ってる描写ってどうしても文字だけじゃきついよね。音と光、豊富な演出、伴う出玉、これらが遊技者の脳を刺激し興奮やストレスを与える。これらを文字で伝えようとしたとて、その1/3も伝わらないのではないか、文字の限界を感じてる。マイハート。)




