夜空の誓い、重なる手
夜の街は、静かに星空を映していた。
丘の上に集まったほのか、ルゥ、りんりん、むっちゃん、そして新しく加わったハンナ――5人の魔法少女たちは、少し疲れたけれど満ち足りた表情で並んでいた。
ハンナはまだ少し戸惑いがちな表情だが、みんなと一緒にいることで少しずつ笑顔を見せる。
「……今日、みんなと一緒に戦えてよかった……」
小さな声は、夜空に溶けるように柔らかく、でも確かな温かさを含んでいた。
天然ほのかは、ふわりと微笑んで手を差し出す。
「ねえ、ハンナ。これからも一緒に、たくさん光を作ろうね!」
ハンナは迷いながらも、その手をしっかり握った。
ルゥは少し照れくさそうに、でも確かな意志を込めて手を差し出す。
「……仲間として認める。力も、心も、全部」
その言葉に、ハンナの胸の奥に柔らかい安心が広がる。
むっちゃんは静かに微笑みながら、手を重ねる。
「これで、私たちはひとつ。どんな困難も、力を合わせれば乗り越えられるわ」
りんりんも楽しそうに手を重ね、ふわっと光が指先から溢れる。
「えへへ、これで正式にチームだね!」
5人の手が重なり合った瞬間、夜空に小さな光の輪が浮かぶ。
ハンナの水の魔法が光と混ざり、羽のように揺れて、まるで星の光が手のひらに集まったかのようだった。
丘の上に立つ5人――
その絆はまだ完全ではないかもしれない。
でも、互いに支え合い、信じ合うことで生まれる温かさは、確かに胸に届く。
天然ほのかは小さく息を吐き、そっと空を見上げる。
「……うん、これからもずっと一緒だよ」
その言葉が、夜空に溶け、5人の心を優しく包んだ。
光の輪は、彼女たちの未来を静かに照らす。
新しい仲間――ハンナを迎えたことで、物語はまた一歩、大きく動き出した。




