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天然☆彡少女 2  作者: 櫻木サヱ
夜明けの影に、新しい光

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新しい力、見えない壁

朝の光が街を優しく包む中、丘の上で5人は訓練をしていた。

新しい仲間ハンナの水と光の魔法は日に日に強くなっているが、まだ完全には制御できない。


「……力がまだ安定しないな」

むっちゃんは小さなため息をつき、空を見上げる。

ハンナは少し困った顔で、魔法の光を揺らす。

「……ごめんなさい……まだ迷惑かけちゃうかも……」


天然ほのかはくすっと笑いながら、ハンナの肩をそっと叩く。

「迷惑なんかじゃないよ。私たち、チームだもん。だから、一緒に頑張ろう」

その言葉は、ハンナの胸の奥の不安を少しだけ溶かす。


ルゥは光を強めつつ、少し警戒の目を向ける。

「でも、制御できなかったら……街に被害が出るかもしれない」

心配は仲間を守るためのもの。ハンナはその視線に応えようと、必死に力を調整する。


小さな光の羽が揺れ、空に散る。

ハンナは集中して魔法を操作するが、感情の揺れで光が乱れ、周囲の小石が浮かぶ。

「……まだ、完全じゃない……」

声は小さくても、その努力は確かに形になっていた。


ほのかはふわりと手を差し伸べ、ハンナの光に触れる。

「うん、大丈夫。焦らなくていいんだよ。私がそばにいるから」

その天然の温かさに、ハンナの心が少しずつ安心に変わる。


しかし、夜になり丘から街を見下ろすと、新しい異変の兆しがあった。

光の輪が揺れ、黒い影が遠くに漂う。

ハンナの力を制御する壁――それはまだ完全には消えない。


「……でも、私たちなら……きっと」

ほのかは小さくつぶやき、手を握った。

「一緒なら、どんな壁も越えられるよ」


夜空に浮かぶ星の光が揺れ、5人のシルエットを優しく包む。

新しい力の試練――見えない壁――

それでも、仲間と共に歩む決意が、確かな光を生み出していた。

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