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天然☆彡少女 2  作者: 櫻木サヱ
夜明けの影に、新しい光

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小さな試練、強まる絆

丘の上に朝の光が差し込む。

天然ほのかは、ルゥとむっちゃんと一緒に、公園での異変の報告を受けていた。

空気は静かで、街は普段通りの朝を迎えているように見えた。

でも、その平穏の下に、影はひそやかに潜んでいた。


突然、黒い影が路地裏から飛び出す。

小さなシャドウ――初めて見る形だったが、何か不安を呼ぶ存在。

ハンナは驚き、少し後ずさる。

「……わたし、どうしたら……」


天然ほのかはふわっと微笑み、ハンナの手を握る。

「大丈夫、私たちが一緒だよ。怖くないよ」


ルゥは光を強め、戦闘の準備をする。

「ハンナ、ここから離れないで。私が守るから」

胸の中で少し不安そうに揺れるが、その意志は強い。


むっちゃんは冷静に周囲を見渡し、戦略を考える。

「みんな、焦らずに力を合わせるの。ハンナも、怖がらなくていい」


小さな戦闘が始まる。

シャドウは不規則に動き、ハンナの水と光の魔法はまだ制御が完全ではない。

暴走しかけた力を、天然ほのかの呼吸に合わせると、ふわりと柔らかく光が舞った。


「……できるかも……」

ハンナの心が少しずつ落ち着き、光が空に溶け込む。

ルゥは少し驚きながらも、手を緩めず、ハンナの魔力を支える。


戦いが終わり、丘に戻った4人+ルゥ。

ハンナは少し疲れたけれど、安心した表情で微笑む。

「……ありがとう、みんな……」


ほのかは自然に笑い、ふわっと肩を揺らすルゥを見て、くすっと笑う。

「ふふっ、みんなでやれば怖くないね」


むっちゃんは静かに頷き、胸に温かさを感じる。

「これが……絆ってやつなのね」


小さな試練を乗り越え、ハンナとほのかたちの距離はぐっと縮まった。

まだ完全な安心ではないけれど、揺れる心の隙間に、光が入り込んだ瞬間だった。


夜空に柔らかい光が舞い、5人のシルエットが丘の上で重なる。

新しい仲間と共に、まだ見ぬ未来へと歩き始める予感。

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