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口直し
「ブッハハハ!!?じゃあ何?!もしかしてあの街の水路に生息してるシジミを食べちゃったワケ?そりゃ吸い殻が何千本も捨てられてる訳で...ブッ」
ビッチェロが大笑いした挙句、口に含んでいたワインを口の端から顎へ伝わせて肩から鎖骨へ流れる。
目の前の行儀の悪さなど目もくれず、ビッチェロにお構いなしに想像してえずく。
「ぉ"ぇ-〜...もうその話はナシじゃ!」
吸い殻の苦味を忘れる為のナッツを放り込んで豪快に噛み潰した。
〈夜も更けて...〉
消灯時間はとっくに過ぎたものの、宿に学園の警備と思われる人間が生徒となる人材のいる部屋を見て回っていた。
(明日はとうとう入学式...か、結果的に言えば間違いなく朧と妾でツートップとなる筈よな)
スピーチに備えて軽く頬をつねりながら、ビッチェロの添い寝に回された腕と付き合わされながら、作ったカンペを音読しつつ眠りに堕ちた。




